

WEBデザインの基本ルールを徹底解説!必須の4大原則やおすすめの教材も紹介

WEBデザインを学び始め、「バナー、LP、WEBサイト…」と、何から手をつければ良いのか、正しいデザインとはなんなのかと迷っていませんか?
プロが作るような整ったデザインには、必ず守るべき「基本ルール」があるはずなのに、それを知らないままでは遠回りになってしまうようで不安になりますよね。
結論、優れたWEBデザインというものは、センスではなく明確な「ルール」の理解から始まります。
このルールさえ押さえれば、何から手をつけるべきかが見え、WEBデザインの学習効率が格段上がることでしょう。
この記事では、WEBデザインの基本ルール・原則について徹底解説します。
- デザインの土台となる「近接・整列・強弱・反復」の4大原則
- WEBサイトを構成する各パーツの名称と役割
- 色・余白・文字など、デザインに必須の具体的なルール
- この記事を読めば、WEBデザインの「最初の一歩」で迷うことはもうありません。
ただし、基本ルールを理解しても、「じゃあ、具体的に何から作ればいいの?」「自分に合った学習の順番は?」といった新たな疑問が湧いてくるはずです。
そんな方には、あなたの現在地と目標から逆算した学習ロードマップが欠かせません。
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そもそもWEBデザインとは?基本知識
WEBデザインとは、サイトの見た目を美しくするだけでなく、ユーザーが迷わず目的(商品購入や問い合わせなど)を達成できるよう、情報配置から導線まで総合的に設計することです。
見た目が美しいだけのデザインと、目的を達成するデザインには大きな違いがあります。
ビジネスにおいて重要視されるのは、後者の「目的を達成するデザイン」です。
グラフィックデザインとの違いは、WEBデザインがユーザーの操作に合わせた動きや、クリックのしやすさ(UI/UX)といった「機能性」が求められる点にあります。
これらはWEBならではの特性と言えるでしょう。
WEBデザインの基本!見やすい配置を決める4大原則
ここからは、デザインを学ぶ上で最も重要かつ基本的な「4大原則」を紹介します。
- 近接:要素をグループ化し、関連する情報をまとめることで、視覚的に整理されたデザインが可能
- 整列:すべての要素を整然と配置することで、一貫性とプロフェッショナルな印象を与える
- 強弱:ページ内の要素に優先順位をつけ、最も伝えたい情報を目立たせる
- 反復:同じスタイルやパターンを繰り返すことで統一感を持たせる
以降、画像を用いて紹介するのですが、左側がBeforeの画像で、右側の画像が原則に伴って修正したAfter画像となります。
近接

近接(Proximity)は、作品上に表示される情報の距離に関する原則です。
人は近くに配置された要素を「関係があるもの」と認識する傾向があります。
したがって、位置と情報の関係性を整理することで、視覚的に理解しやすいレイアウトが実現します。
例えば、同じカテゴリーの情報を近くに配置することで、ユーザーはそれらを関連付けて理解しやすくなります。
逆に、関係のない要素の間には余白を作ることで、それぞれの情報の独立性を強調できます。
これにより、ユーザーは情報の区別がしやすくなり、ページ全体が整理された印象を与えます。
余白はデザインにおいて「呼吸スペース」として機能し、視覚的な疲労を軽減する効果もあります。
もし、デザインがなんとなくごちゃごちゃしていると感じた場合は、この近接の原則を見直してみましょう。
関係性がわかりづらい要素を再配置し、余白を適切に設けることで、デザイン全体がすっきりと整理され、ユーザーにとって見やすくなります。
整列

整列(Alignment)は、作品上の要素を整然と配置することで、全体のデザインに統一感をもたらすために必要な要素です。
多くの場合、デザインが素人っぽく見える原因は、この整列が適切に行われていないことにあります。
整列は、視覚的な秩序を生み出し、ユーザーにとって見やすく、理解しやすいデザインを提供します。
まず、左右の整列についてです。テキストや画像、ボタンなどの要素を左揃えや右揃えにすることで、ページ全体に一貫性が生まれます。
例えば、すべての見出しを左揃えにすることで、視覚的なガイドラインができ、ユーザーは自然と目を左側に向けるようになります。
次に、上下の整列です。要素を上下に整列させることで、ページの垂直方向の流れがスムーズになります。
これにより、ユーザーはページをスクロールしながらも、情報を一貫して読み取ることができます。
特に、段落間のスペースや画像とテキストの間の余白を均等にすることで、デザインに一貫性が生まれます。
また、中央揃えも効果的です。
特に、重要なメッセージやコールトゥアクション(CTA)を中央に配置することで、ユーザーの注目を集めやすくなります。
ただし、中央揃えは適度に使用することが重要で、多用すると逆に散漫な印象を与えることがあります。
整列は、細かい部分にまで気を配ることで、デザイン全体の統一感を演出することができます。
強弱

強弱(Emphasis and Contrast)は、デザイン要素に明確な強弱を持たせることで、重要な情報とそうでない情報をユーザーが迅速に認識できるようにするための基本原則です。
この原則を適用することで、注目してもらいたいポイントにユーザーの目を引きつけ、メッセージを確実に伝えることができます。
まず、強弱の役割について理解しましょう。
強弱をつけることで、デザインにおける重要な要素が際立ち、ユーザーは自然と重要な情報に目を向けるようになります。
例えば、見出しを太字にしたり、色を変えたりすることで、他のテキストよりも目立たせることができます。
これにより、ユーザーはページを素早くスキャンし、必要な情報を効率的に見つけることができます。
次に、視覚的なメリハリをつける方法です。
デザインにメリハリがないと、ユーザーはどこに注目すべきか迷ってしまい、結果としてメッセージが伝わりにくくなります。
強弱をつけることで、デザイン全体にリズムが生まれ、視覚的に引き締まった印象を与えることができます。
例えば、重要なボタンやリンクには鮮やかな色を使い、背景とのコントラストを強くすることで、ユーザーの目を引きつけます。
もしデザインが何となくぼんやりしていて、何を伝えたいのかが不明確に感じる場合は、この強弱の原則を意識してみましょう。
重要な要素に視覚的な強調を加え、その他の要素を控えめにすることで、デザイン全体が引き締まり、メッセージが明確になります。
反復

反復とは、サイト内で共通するデザイン要素(フォントスタイル、色、ボタンの形など)を繰り返し使用するルールです。
反復の目的は、サイト全体に一貫性を持たせ、ユーザーが「これは見出し」「これはクリックできるボタン」といったルールを無意識に学習し、迷わずに操作できるようにするためです。
具体的な反復の例は次の通りです。
- 各ページの見出しデザインを統一する
- リンクテキストの色を同じにする
- ボタンの形や色を揃える
サイト全体でスタイルが一貫していることは、ユーザーの利便性を高めるため非常に重要です。
WEBサイトを構成する基本パーツ・エリアの名前
WEBサイトを構成する各パーツの名称を学ぶことは、WEBデザインを習得する上で不可欠です。
これらの「共通言語」を知ることで、デザインの学習効率が向上し、お客さまやエンジニアとのコミュニケーションが円滑になるメリットがあります。
一般的なWEBサイトのレイアウトと、主要なパーツの名称を見ていきましょう。
ヘッダー

ヘッダーとは、WEBサイトの最上部に固定で表示されるエリアです。
サイトのロゴ、グローバルナビゲーション(主要なページへのリンク)、問い合わせボタンなどが配置され、サイト全体の顔となる重要なパーツと言えます。
ナビゲーション

ナビゲーションとは、ユーザーがサイト内の目的のページにたどり着くための案内メニューのことです。
ヘッダー内に設置される「グローバルナビゲーション」が最も一般的です。
サイト内のどのページにいるかをユーザーが把握するための道しるべとなります。
メインビジュアル

メインビジュアルとは、サイトにアクセスして最初に目に入る大きな画像や動画のことです。
サイトのコンセプトや世界観を伝え、ユーザーの興味を一気に引きつける重要な役割を持っています。
WEBサイトの第一印象を決定づける要素です。
パンくずリスト

パンくずリストとは、ユーザーがサイト内の現在地を階層的に示したリストのことです。
例えば、「HOME > サービス一覧 > WEBデザイン」のように表示され、ユーザーがサイト内で迷子になるのを防ぎます。
SEO的にもサイトの構造を検索エンジンに伝える上で有効です。
コンテンツエリア

コンテンツエリアとは、サイトの主要な情報(本文や記事など)が表示される中心的なエリアのことです。
このエリアの読みやすさや分かりやすさが、サイトの評価に直結します。
ユーザーが最も長く滞在し、情報を読み込む部分です。
サイドバー

サイドバーとは、メインコンテンツの横に配置されるエリアのことです。
関連記事、カテゴリ、広告、プロフィールなど、補足的な情報を掲載するために使用されます。
ユーザーに関連性の高い情報を提供することで、サイト内の回遊率を高める役割もあります。
フッター

フッターとは、WEBサイトの最下部に表示されるエリアのことです。
コピーライト表記、サイトマップ、プライバシーポリシー、SNSリンクなど、サイト全体の締めくくりとなる情報が配置されます。
ハンバーガーメニュー

ハンバーガーメニューとは、三本線のアイコンで表現され、クリックするとナビゲーションメニューが表示されるUI(ユーザーインターフェース)のことです。
主にスマートフォンのように画面スペースが限られるデバイスで、ナビゲーションをすっきりと格納するために使われます。
モバイルユーザーにとって操作性を高める重要な要素です。
FV(ファーストビュー)

FV(ファーストビュー)とは、ユーザーがページにアクセスした際に、スクロールせずに最初に見える画面領域のことです。
「3秒ルール」という言葉があるように、この領域でユーザーの心を掴めるかどうかが、直帰率を左右する最も重要なエリアと言えるでしょう。
ユーザーに「もっと見たい」と思わせる工夫が必要です。
WEBデザインに必須の基本4大ルール
ここからは、デザインの品質を決定づける「要素」そのものに関する4つの基本ルールを解説します。
前述の「4大原則」が配置のルールであったのに対し、こちらは「色」「余白」「文字」「画像」という、より具体的なパーツの扱い方に関するルールです。
これらのルールを意識することで、デザインの「素人っぽさ」から脱却できるでしょう。
色のルール
色のルールは以下の2つです。
- 配色の黄金比70:25:5
- 色の意味
それぞれ解説します。
配色の黄金比「70:25:5」
まず、配色の比率についてです。
配色には「70:25:5」という黄金比率が存在し、それぞれの役割があります。
カラー名 | 役割 | 説明 | 使用比率の目安 |
---|---|---|---|
ベースカラー | 背景や余白など、全体の印象を整える基礎の色 | ・サイト全体のトーンを決める色 ・ホワイトやライトグレーなど控えめな色が多い。 | 70% |
メインカラー | ブランドや主張したい内容を表す中心の色 | ・ロゴや見出しなど、印象づけたい部分に使用 ・ブランドイメージに直結する。 | 25% |
アクセントカラー | ボタンやリンクなど、注目してほしい要素に使う色 | 行動喚起(CTA)や注目させたい情報に使い、視線を誘導する。使いすぎに注意。 | 5% |
具体的には、サイトの大部分を占める約70%の背景色となる「ベースカラー」、サイトの印象を決定づける約25%の主役色である「メインカラー」、そしてユーザーの行動を促すボタンなどに限定して使う約5%の「アクセントカラー」という黄金比率を守ることで、誰でもバランスの取れた配色が実現できます。
また、色はユーザーの心理に働きかけるため、サイトの目的に合わせて選ぶ必要もあります。
色の意味
次に、色の意味についてですが、色と言うのは人の感情や印象に強く影響を与える要素のひとつです。
日常でも「第一印象が重要」と言われるように、WEBデザインの世界でも最初に目に入る色や構成がユーザーの印象を大きく左右します。
以下の表は、色ごとに与える印象です。
色 | 色ごとの与える印象 |
---|---|
赤 | エネルギッシュ・パワフル・購買意欲促進 |
橙 | 暖かい・家庭的・食欲促進・ポジティブな印象 |
緑 | 自然・健康・安らぎ・フレッシュ |
黄 | 希望・幸福・軽快・注意 |
青 | 清潔・寒さ・知的・誠実 |
紫 | 神秘・嫉妬・下品・高貴 |
黒 | 恐怖・高級感 |
白 | 清潔・純粋・神聖 |
灰 | 上品・不安・曖昧 |
また、同じ色であっても、使い方によってポジティブにもネガティブにも印象が変化します。
そのため、色を単体で考えるのではなく、他の色とのバランスやデザイン全体の雰囲気との調和も重要になってくるのです。
余白のルール
余白が持つ役割は次の通りです。
- 情報のグループ化(近接との関連): 関連する要素の間に適切な余白を設けることで、情報のまとまりを明確にする
- 可読性の向上: 行間や文字間の余白を調整することで、文章が読みやすくなる
- 高級感や洗練された印象の演出: 広い余白は、ゆとりや上品さを感じさせる
余白は単なる「何もないスペース」ではありません。
情報を整理し、視線を誘導するための意図的に作られた「間」であり、デザインの品質を大きく左右します。
情報のグループ化(近接との関連)
関連性のある情報同士の距離が近いと、ユーザーは自然と「ひとまとまりの情報」として認識できます。
この視覚的なまとまりを作るために有効なのが「余白の使い方」です。
適切なスペースを空けることで、どの情報がグループなのかが直感的に伝わり、ページ全体の構造が格段にわかりやすくなります。
逆に、要素同士が詰まりすぎていると、情報の関係性が不明瞭になり、混乱を招いてしまいます。
可読性の向上
文章を読みやすくするためには、文字サイズやフォントだけでなく、「余白」も重要な要素です。
例えば、行間が狭すぎると読み手は行を追うのが難しくなり、ストレスを感じる原因となります。
一方で、行間や字間に適度な余裕を持たせることで、視線の移動がスムーズになり、内容の理解も進みやすくなります。
テキスト周辺の細かい余白設定を意識することで、ユーザーの離脱を防ぎ、読了率を上げることが可能です。
高級感や洗練された印象の演出
余白は単なるスペースではなく、デザインの空気感を決める重要な要素です。
広めの余白は、コンテンツにゆとりを持たせ、洗練された印象を演出します。
高級ブランドのWEBサイトやミニマルデザインに多く見られるように、情報を詰め込みすぎず、適度に間を取ることで、上品さや信頼感を伝えることができます。
無理に情報を詰め込まず、余白を活かすことが、洗練された見た目につながります。
文字・フォントのルール
文字・フォントのルールは以下の3つです。
- フォントは2〜3種類まで!セリフ体とサンセリフ体の使い分け
- 本文の推奨フォントサイズは16px前後
- 行間(行の高さ)は文字サイズの1.5〜2倍が目安
- 文字間隔(字間)にも注意
それぞれ解説します。
フォントは2〜3種類まで!セリフ体とサンセリフ体の使い分け
ルールとして、サイト全体で使用するフォントは「2〜3種類以内」に絞ることをおすすめします。
種類が多すぎると、まとまりのない印象を与えてしまうでしょう。
- 明朝体(セリフ体): 文字の端に「ウロコ」と呼ばれる装飾があるフォント。伝統的、上品、フォーマルな印象を与えます。長文では目が疲れやすいため、見出しや短い文章での使用が効果的です。
- ゴシック体(サンセリフ体): 「ウロコ」がなく、線の太さが均一なフォント。モダン、シンプル、親しみやすい印象を与えます。画面上でも読みやすいため、WEBサイトの本文テキストの標準となっています。
WEBデザインでは、文字の「大きさ」や「行間」などのレイアウト要素が読みやすさを左右します。
以下の基準を参考に設定することで、ユーザーにとってストレスのない閲覧体験を提供できます。
本文の推奨フォントサイズは16px前後
WEBサイトにおける本文の標準的なサイズは16pxとされており、PC・スマホ問わず読みやすさを確保しやすい数値です。
小さすぎる文字は読みづらく、離脱の原因にもなりかねません。
行間(行の高さ)は文字サイズの1.5〜2倍が目安
例えば、本文が16pxなら、行間は24〜32px程度に設定すると適切です。
行間が狭すぎると詰まった印象になり、広すぎると文章のつながりが弱く見えるため、程よいバランスを意識しましょう。
文字間隔(字間)にも注意
必要に応じて文字同士の間隔も調整することで、より洗練された印象になります。
特に見出しなどは少し広めにとることで可視性が向上します。
これらの数値設定は、可読性だけでなく、サイト全体の信頼感にも直結する要素です。
ターゲットユーザーの閲覧環境に合わせて調整しましょう。
画像のルール
画像のルールは以下の二つです。
- 画質とトンマナで統一感を演出する
- アスペクト比を統一してデザインに安定感を持たせる
それぞれ解説します。
画質とトンマナで統一感を演出する
絶対的なルールとして、高解像度でクリアな画像を使用してください。
画質が粗い画像は、それだけでサイト全体を安っぽく、信頼性の低いものに見せてしまいます。
さらに、サイト全体で使用する画像の「トンマナ(トーン&マナー)」を統一することも重要です。
- 色味: 全ての画像に同じ色調(例: 青みがかったクールなトーン、暖色系のウォームなトーン)を適用する。
- 明るさ: 全体の明るさやコントラストを揃える。
- 構図やスタイル: 人物が写るなら笑顔で統一する、物は必ず正面から撮るなど、撮影のルールを決める。
これらを徹底することで、統一感のあるデザインを演出できます。
アスペクト比を統一してデザインに安定感を持たせる
WEBデザインにおけるアスペクト比(画像の縦横比)の統一は、見た目の整合性と読みやすさを保つために欠かせないポイントです。
画像のサイズや形がページごとにバラバラだと、ユーザーは視線の流れを乱されてストレスを感じやすくなります。
その結果、デザイン全体が素人っぽく見えてしまい、信頼感も損なわれてしまいます。
例えば「サムネイル画像はすべて「16:9」や「1:1」で統一」したり「人物紹介カードは「3:4」など縦長比率で揃える」といったルールを決めることで、一貫性が生まれ、洗練された印象を与えることが可能です。
画像を編集・差し替える際は、単にサイズを合わせるだけでなく、余白・切り抜き位置も均一にすることが重要です。
特に複数の人物や商品画像を並べる場面では、構図の統一も意識しましょう。
このように、アスペクト比を意識して画像を配置することで、視認性と印象が格段に向上します。
著作権は絶対!安全な画像素材の入手先
インターネット上にある画像を安易にコピー&ペーストして使用することは、著作権侵害となり、法的なトラブルに発展する可能性があります。
必ず著作権をクリアした画像を使用しましょう。安全な画像の入手先には、以下のようなものがあります。
- 有料ストックフォトサイト: 高品質でプロフェッショナルな素材が豊富。安心して商用利用できます。(例: Adobe Stock, Getty Images)
- 無料素材サイト: 無料で利用できますが、サイトごとに利用規約が異なります。「商用利用の可否」「クレジット表記の要不要」などを必ず確認してから使用しましょう。(例: Unsplash, Pexels, O-DAN)
- 自分で撮影・制作する: 最も安全で、オリジナリティも出せる方法です。

WEBデザインの基本を学べるおすすめの教材
この記事で解説した基本原則やルールを、さらに深く体系的に学ぶためのおすすめ書籍を紹介します。
WEBデザイン初心者向けに、図解が豊富で分かりやすいと評判の定番書を3冊厳選しました。
伝わるデザインの基本
この書籍は、「なぜそのデザインが良いのか」を言語化し、感覚ではなく論理でデザインを解説しています。
デザインの「基本原則」や「目的別のデザインセオリー」が豊富な図解と共に解説されており、初心者でも理解しやすい点がおすすめです。
この本を通じて、デザインの意図を説明できる力が身につくでしょう。
ひと目でわかるレイアウトの基本。
レイアウトに特化し、「良いレイアウト」と「悪いレイアウト」を対比させながら実践的に学べる書籍です。
OK例とNG例が隣り合わせで掲載されているため、改善点が直感的に理解できる点がおすすめです。
この本から、具体的なレイアウトの引き出しが増え、デザインの改善能力が向上することでしょう。
3色だけでセンスのいい色
配色に苦手意識を持つ人向けに、3色だけでおしゃれなデザインを作るための具体的な配色パターンを多数紹介している書籍です。
掲載されている配色パターンを真似するだけで、ある程度センスの良い配色が実現できる手軽さと即効性がおすすめです。
この本を参考に、配色の基本ルールと実践的なカラーパレットを手に入れてみてください。
あなただけのロードマップが知りたい方はWEBCOACHの無料カウンセリングで相談しよう
この記事を通して、WEBデザインの基本的なルールは理解できたかと思います。
しかし、「学んだ知識をどう活かせばいいのか」といった新たな疑問も湧いてきたのではないでしょうか。
独学で遠回りをしてしまうリスクを避け、最短距離で目標を達成したいと考えるなら、専門家であるコーチに相談することが最も確実な方法です。
WEBCOACHの無料カウンセリングでは、プロのコンサルタントがあなたの状況や目標を丁寧にヒアリングし、あなたに最適化された学習ロードマップを提案します。
「まずは話を聞いてみたい」というだけでも全く問題ありません。
満足度95%を誇るカウンセリングで、あなたのキャリアの悩みを解消するお手伝いをします。

よくある質問
WEBサイトを作る手順は?
WEBサイトを作成する手順は以下の通りです。
まず、サイトの作成目的やターゲットを明確化しましょう。
これにより、デザインやコンテンツの方向性が固まります。
次に、ワイヤーフレームと呼ばれるデザインの下書きを作成します。
これは、サイトのレイアウトや構成を視覚的に示すもので、具体的なデザインを進めるための設計図となります。
最後に、ワイヤーフレームに従って具体的なデザインを作成し、コーディングを行います。
これにより、実際に動作するWebサイトが完成します。
WEBデザイナーに基礎的なコーディングスキルは必要?
WEBデザイナーの仕事は主にデザインですので必須ではありませんが、基礎的なコーディングスキルを持つことは非常に有益です。
コーディングの知識があれば、エンジニアが対応しやすいデザインを作成でき、チームでの作業効率が向上します。
また、コーディングスキルを身につけることで、デザイナー自身が1人でWeb制作を請け負うことが可能となり、市場価値の高いデザイナーになることができます。
より詳しいことが知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
