「動画編集をしてみたいけど何から始めたらいいのかわからない、、、」
「動画編集について一から教えてほしい、、、」
など、動画編集って結局、何から始めたらいいのかわからない人も多くいると思います。
この記事は主に
- 基本的な動画編集のやり方とその流れ
- おすすめの動画編集練習方法
について詳しく解説しています。
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【徹底解説】基本的な動画編集のやり方
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近年、YouTubeやTikTok、InstagramといったSNSの普及により、個人でも動画を編集して簡単にオンラインで公開できるようになりました。スマートフォンの性能向上もあり、手軽に動画撮影や編集ができる環境が整っています。
しかし、本格的に動画編集を始めようとすると、適切なツールの選び方や、編集の具体的な手順が分からず、困っている方も多いのではないでしょうか。
このような方々に向けて、ここでは動画編集の基本的な手順を徹底解説します。
初心者の方でもすぐに実践できる内容を紹介し、どのようなソフトを使えばいいのか、どんなステップで編集作業を進めれば効率的なのかを詳しく説明します。また、プロの編集者が使うテクニックや、動画編集を仕事にしたい方に役立つヒントもお伝えしていきたいと思います。
STEP1 動画編集に必要な機材を揃えよう
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動画編集を始める前に、まず必要な機材を揃えましょう。
動画編集を行うために最も重要なのは、スマホまたはパソコンです。処理能力を考慮すると、パソコンの方が優れており、特に編集作業がスムーズに行えるため、パソコンを使用することを強くお勧めします。もしパソコンを持っていない場合は、購入を検討してみましょう。
また、動画編集に求められるパソコンに必要なスペックとしてCPUとメモリがあります。CPUとはパソコンの性能の中心となる部品であり、性能が高い上位モデルだと通常では重たい作業も快適に行うことができます。そして、メモリが多いことでより多くのデータを同時に処理することができます。
STEP2 動画編集ソフトをパソコンにダウンロードしよう
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必要な機材が整ったら、次は動画編集ソフトをパソコンにダウンロードしましょう。ソフトを選ぶ際には、以下のポイントに注意することが大切です。
- 互換性:使用しているPCやOS(iOS、Android、Windows、macOS)と相性が良いかを確認しましょう。ソフトが正しく動作することが最も重要です。
- 機能性:動画の取り込み、カット編集、エフェクト追加、色補正など、基本的な編集機能が備わっているかも確認しましょう。これらの機能が揃っていれば、作業がスムーズに進みます。
- 価格:無料プランがあるか、有料プランの価格が予算に見合っているかも重要なポイントです。初めての方は無料プランから試すのもおすすめです。
- 学習支援:初心者向けのチュートリアルや解説動画が提供されているかも、ソフトを選ぶ際のポイントです。これにより、スムーズに使い方を学べます。
これらを考慮し、最適なソフトを選んでダウンロードしましょう。
Adobe Premiere Elements
- Adobe Premiere Elementsは、直感的な操作性と豊富なチュートリアルで、初心者でもスムーズに学べる動画編集ソフトです。AI機能を活用して、複雑な編集作業を自動化し、効率よく高品質な動画を作成できます。さらに、Adobe StockやCreative Cloudと連携し、豊富な素材やテンプレートも利用可能です。料金:3年間 19,580円(6526円/年)
- 対応機種:Mac / Windows
- 推奨スペック:
- Intel 第 6 世代以降のプロセッサー。Apple シリコン M1 以降のプロセッサー。
- macOS 13、macOS 14 (14.4 以降)、macOS 15。
- 8 GB の RAM。
- 注意点:
- アプリケーションをインストールするための 10 GB のハードディスク空き容量。
- オンラインコンテンツのダウンロード用と、製品のインストール中および使用中の一時ファイル用にさらに空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用しているボリューム、または取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストールできません)。
- 1440 x 900 のディスプレイ解像度(倍率 100%の場合)。
- ダウンロード先
Final Cut Pro
- Final Cut Proは、Macユーザー向けの強力な編集ツールです。直感的な操作でありながら、4Kや8Kの高解像度動画編集にも対応しています。特に、Macとの互換性が抜群で、パフォーマンスが非常に高いのが特徴です。
- 対応機種:Mac
- 料金:買い切り型 50,000円
- 推奨スペック
- macOS 14.6以降
- 8GBのメモリ(16GBを推奨)
- Metalに対応するグラフィックカード(IntelベースのMacコンピュータのみ)
- 6.5GBのディスク空き容量
- 注意点:一部の機能にはmacOS SequoiaとAppleシリコンを搭載したMacが必要です。一部の機能にはインターネットアクセスが必要です。使用料がかかる場合があります。
- ダウンロード先
Power Directer
- 国内販売シェアNo.1のPowerDirectorは、初心者にも優しい直感的な操作性と豊富なツールが魅力です。プロフェッショナル品質の動画編集が簡単に行え、動画コラージュや分割画面作成も手軽にできます。
- 対応機種:Mac / Windows
- 料金:年額プラン 5,800円 / 月額プラン 2,180円ダウンロード先
- ダウンロード先
これらのソフトは、初心者が動画編集を始めるのにぴったりで、段階を追ってスキルを身につけることができます
STEP3 動画を読み込もう
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デジカメやスマートフォンで撮影した動画をPCで編集するためには、まず撮影した動画をPCに転送する必要があります。転送が完了したら、お使いの動画編集ソフトに動画を読み込み、編集作業を開始しましょう。このステップでは、動画ファイルを適切にインポートすることが大切です。
編集ソフトによって操作方法が少し異なるため、それぞれのソフトに合わせた手順を確認しましょう。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro :
PowerDirecter:
STEP4 素材を整理する
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編集を始める前に、素材を整理することは作業をスムーズに進めるための重要なステップです。読み込んだ動画や音声、画像ファイルは、編集時に何の素材かすぐに分かるように名前を変更しておくことをお勧めします。これにより、必要な素材を簡単に見つけることができ、編集作業の効率が大きく向上します。
一部の動画編集ソフトには、動画、音声、画像などのファイルを自動で整理してくれる機能が搭載されていますが、もしそのような機能がない場合でも、手動でフォルダーを作成して素材を種類別に分類する方法が効果的です。
これで混乱を防ぎ、スムーズに作業を進めることができます。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro :
PowerDirecter:
STEP5 クリップを挿入、カット、並び替え
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動画編集の重要なステップは、使用するクリップを選んでタイムラインに追加し、その順番を並べ替えたり、必要に応じてカットして長さを調整することです。
特にトーク主体の動画では、話の間やフィラー(例えば「あの」「えっと」)などを丁寧にカットすることが大切です。これにより、視聴者が飽きにくく、スムーズな流れを持つ動画に仕上げることができます。動画のテンポを改善するためには、こうした編集テクニックを活用しましょう。
また、編集作業中は定期的に作業を保存することを心がけることも重要です。保存を忘れてしまうと、万が一のトラブルで作業内容が消えてしまうことがありますので注意が必要です。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro:
PowerDirector:
これらの動画を参考にして、編集スキルをさらに磨いていきましょう。
STEP6 編集内容を見直しする
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編集が完了したら、次に重要なのは最終的なチェックです。編集した内容をプレビュー再生し、最初から最後まで通して確認しましょう。この段階で、視聴者として動画を見直すことで、内容がスムーズに流れているか、不要な部分はないかを確認できます。再生中に気になる部分があれば、その部分をさらにカットしたり、順番を並べ替えたりして、より良い仕上がりに近づけましょう。
特に、長時間の動画やトーク主体の動画では、視聴者の視点で再度チェックすることが重要です。再生しながら修正を加えることで、テンポが良く、飽きのこない動画に仕上げることができます。作業が完了したら、しっかり保存して次のステップに進みましょう。
STEP7 演出・エフェクト・補正ツールを活用する
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動画編集では、単なるカットや並べ替えだけでなく、演出やエフェクトの追加にも注力することが重要です。
特に、場面転換をスムーズにするトランジションや、タイトルの追加は視覚的なインパクトを高めます。さらに、BGMや効果音を加えることで、動画の雰囲気を豊かに演出でき、視聴者の印象を深めることができます。
また、映像や音声の品質向上も重要なポイントです。手ぶれ補正やノイズカットなどの補正ツールを使用することで、プロフェッショナルな仕上がりに近づけられます。これにより、視聴者が快適に動画を視聴できるだけでなく、視覚的にも音響的にも洗練された印象を与えることができます。
編集が進んだ段階でこれらのツールを積極的に活用し、作品のクオリティをさらに高めましょう。
Adobe Premiere Elements:
「エフェクト」操作について:
「補正」操作について:
FinalCutPro:
PowerDirecter:
STEP8 音量を調整する
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動画編集において、音量調整は非常に重要な作業です。
特に、音声、BGM、効果音の音量バランスを確認し、重要な音声が明瞭に聞き取れるように調整しましょう。話し声やナレーションは視聴者にとって最も重要な音声であるため、これらがしっかりと聞こえるように、音量のバランスを取ることが大切です。
多くの動画編集ソフトには、音声の強調やノイズ低減機能が搭載されています。これを活用すれば、音質を向上させ、よりクリアで聞きやすい音声に仕上げることができます。また、BGMや効果音が音声を邪魔しないように、音量を適切に調整することが視聴者にとって快適な視聴体験を提供することができます。
Adobe Premiere Elements:
FinalCutPro :
PowerDirecter:
STEP9 色を補正する
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屋外や暗い場所で撮影した場合、または複数のカメラで撮影した映像を一つにまとめる場合は、動画編集時に明るさ、ホワイトバランス、色味を調整することが重要です。この作業を行うことで、異なる環境で撮影された映像でも全体的に統一感のある仕上がりになります。
明るさや色調が統一されると、視覚的に見やすく、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
多くの動画編集ソフトでは、これらの調整を簡単に行うためのツールが備わっています。これらのツールを使用して、動画の映像美を最大限に引き出しましょう。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro:
PowerDirector:
STEP10 テロップ・字幕を挿入する
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現在、スマートフォンで動画を視聴するユーザーが増えているため、どこでも楽しんでもらうためにテロップや字幕を活用することが重要です。特に、音声が聞き取りにくい環境でも、字幕を挿入することで視聴者が内容を理解しやすくなります。
ただし、字幕作成は時間がかかる作業であるため、全編にわたって文字を書き起こすのが難しい場合でも、重要なシーンや笑いどころにテロップを挿入するだけで、動画のクオリティを大幅に向上させることができます。
また、一部の動画編集ソフトには、自動音声認識機能を使って字幕を自動生成する機能があります。この機能は完全ではありませんが、生成された字幕を修正するだけで、時間を大きく短縮できます。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro:
PowerDirector:
STEP11 動画を書き出す
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編集が完了したら、最終的に動画ファイルを書き出して保存します。書き出し時には、動画の解像度やファイル形式を確認することが重要です。
用途に応じて適切な設定を選択することで、完成した動画を高品質で視聴できるようになります。例えば、YouTubeにアップロードする場合は、推奨される解像度や形式を選び、DVDやBlu-rayで視聴する場合は別の設定が必要です。これにより、視聴者に最適な体験を提供できます。
Adobe Premiere Elements:
Final Cut Pro:
PowerDirector:
以上が動画編集の基本的な操作です。
見るだけでは簡単に感じるかもしれませんが、実際に取り組んでみると、意外に難しい部分も多いことが分かります。魅力的な動画を作成するためには、ソフトウェアの操作技術、映像や音声のクオリティを高める専門知識、そして視覚的なデザインセンスが必要です。最も重要なのは、たくさんの動画を編集して実践を積むことです。
次はその実践を積むべく、実践的な動画編集練習方法について解説していきます。
実践してみよう!おすすめの動画編集練習方法
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動画編集の基本的な方法を学んだら、次は実際に練習してスキルを磨くことが重要です。まずは、簡単なプロジェクトから始め、少しずつ難易度を上げていくことをおすすめします。
ここでは動画編集スキルをアップする際の練習方法を紹介したいと思います。
自分の好きな動画を真似る
自分の好きなYouTubeやTikTokなどの動画を真似て編集してみることは、非常に効果的な練習方法です。この方法の利点は大きく二つあります。
スキルの向上
好きな動画を編集者視点で観察することで、使用されている編集技術やテクニックを学ぶことができ、自分に足りないスキルを認識することができます。
クリエイティブ力の向上
テロップやBGMの使い方、映像の構成など、自分にはなかったアイデアやセンスを学び、独自のスタイルを見つけることができます。
ただし、この練習方法はある程度の編集経験がある方向けです。
初心者の方は、まずスクールなどで基本的なスキルを学んでから挑戦することをおすすめします。
YouTubeなどのチュートリアル動画を使う
YouTubeなどのチュートリアル動画を活用することは、動画編集を学ぶ上で非常に有効な方法です。チュートリアル動画の最大のメリットは、実際に動画編集を手を動かして学べる点です。初心者の方でも、画面を見ながら実際に編集を進めることで、スキルを確実に身につけることができます。
特に、動画編集初心者にはおすすめの学習方法です。自分で動画を編集しながら進められるため、理解が深まりやすく、実践的な力を養えます。
下記に動画編集ソフトのチュートリアルを紹介しますので、ぜひ参考にして学んでみましょう。
Adobe Premiere Element:
FinalCutPro:
PowerDirecter:
自己PR動画を作ってみる
自己PR動画を作成することは、単に自己アピールをするだけでなく、自分のスタイルやセンスを表現したポートフォリオとしても活用できます。自分で構成を考え、どのような系統の動画を作るかを決めることで、自己ブランディングをする良い機会になります。
例えば、映像編集技術をアピールしたい場合、クリエイティブな編集を加えた動画を作成することで、そのスキルを視覚的に示すことができます。
作成した動画は、自分のポートフォリオとして活用することができ、将来の仕事やプロジェクトに役立つ材料となるため、作って損はありません。自分の魅力を伝えるために、自己PR動画を制作して、クリエイティブな側面を引き出してみましょう。
【簡単解説】スクールに通うべき理由

プロのような魅力的な動画編集を作れるようになるためには、多くの技術を効率的に学ぶことが重要です。独学で進めるのも一つの方法ですが、スクールに通うことでより短期間でスキルを身につけることができます。
この他にも動画編集のスクールに通うことに対してどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは動画編集スクールに通うことで享受できるメリットについて代表的なものを3つ紹介したいと思います。
体系的な学習ができる
動画編集のスクールに通うことで、スキルを体系的かつ効率的に学ぶことが可能です。スクールでは、必要なスキルを順序立てて学習するため、基礎をしっかりと固めることができます。独学では難しい部分も、体系的なカリキュラムを通じて効率的に身につけられる点が大きな魅力です。
プロによる指導を受けることができる
スクールに通うことで、実際に活躍しているプロの動画編集者から直接指導を受けることができます。プロから学ぶことで、最新の技術を効率よく習得できるだけでなく、業界の動向や実務に役立つ情報も得ることができます。
また、目標とする人物が身近にいることで、モチベーションを保ちながら学ぶことができ、成長を加速させることができます。
実践的な課題に取り組むことができる
実践的な課題に取り組むことで、現場に即したスキルを効率よく習得できます。
例えば、プロモーション動画やSNS向けコンテンツ、イベントハイライト動画の制作など、現実的な課題を通じて技術を磨きます。
これにより、動画編集ソフトの操作だけでなく、クライアントの要望に応じた構成力やデザインセンスも向上します。さらに、制作した動画はポートフォリオとして活用でき、就職活動や案件獲得にも有利です.
次の一歩!

ここまで動画編集をスクールに通うことのメリットについて紹介しました。このほかにも、動画編集の案件提供などさまざまなメリットが得られます。
動画編集を仕事にしたいけれど、どこから始めてよいのかわからないという方には、WEBCOACHの無料カウンセリングを受けることを強くおすすめします。
WEBCOACHの無料カウンセリングでは、業界の収入や働き方、学習のステップ、そしてその学習がどのように仕事につながるのかといった具体的なアドバイスをプロから受けることができます。自分の動画編集スキルを磨き、仕事に結びつけるための第一歩を踏み出すために、ぜひこの機会を活用してみてください。