Webデザイナーに興味があるけれど、
- どれくらい時間がかかるのか
- 何を身につければいいのか
- どういうステップで学習すればいいのか
そんな悩みを抱えていませんか?
未経験からWebデザイナーを目指す場合は140時間ほどの学習時間が必要で、土日のみの学習の場合は4ヶ月ほどかかります。
とはいえ、まだまだ分からないことが山積みのはず。
この記事では、
- どんな手段でWebデザイナーを目指すべきか
- どんなステップで進めるべきか
- 何を学ぶべきか
を解説します。
この記事を読むことで、Webデザイナーになる方法がより具体的に理解できるでしょう。
ただし、本来は自分に合った手段・ステップ・スキルをプロに見極めてもらい学習を進めた方が、Webデザイナーになれる確率がグッと上がります。
WEBCOACHではWeb業界のプロが90分間、相談や提案を受けられる無料カウンセリングを実施しています。
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未経験からWebデザイナーになるにはどんな手段がある?

社会人が未経験からWebデザイナーになる方法はいくつかあります。
- 完全独学
- Webデザインスクールに通う
- メンターについてもらう
- 専門学校に通う
- オンラインサロンに参加する
- 未経験から働く
どの手段が自分に合っているのかを知ることで、より効率的にスキルを習得し、実践に活かせるようになるでしょう。
完全独学
独学でWebデザイナーを目指す場合、書籍やオンライン教材を活用しながら進めるのが一般的です。
無料の学習サイトやYouTubeを活用すれば、コストを抑えつつ知識を得られます。
有料でも1万円以内で手に入る教材が多く、初期投資を最小限に抑えられるのがメリットです。
ただし、学習の効率は決して高くなく、わからないことを自力で解決する必要があります。
時間をかけてでも費用を抑えたい人には適した方法ですが、自己解決力と根気がより一層求められるでしょう。
Webデザインスクール
Webデザインスクールでは、教材や講師が揃った環境で学習できるため、未経験者でもスムーズにスキルを習得できます。
学習計画も目標に応じてカスタマイズされ、不明点はすぐに講師へ質問できるため、独学のように悩んで時間を無駄にすることがありません。
また、最近はリスキリング補助金を活用できるスクールも多く、費用を抑えて受講可能。
例えばWEBCOACHなら約11万円から受講でき、短期間で効率的にWebデザインを学べます。
時間を無駄にせず、確実にスキルを身につけたい人におすすめの学習方法と言えるでしょう。

メンターについてもらう
Webデザインスクールに通いたいけれど、予算的に厳しい場合はメンターをつけるのも一つの方法です。
教材は自分で用意しながら、週に1回のオンラインミーティングを設定したり、チャットで質問できる環境を整えたりすれば、擬似的にスクールと同じ学習環境を作ることが可能です。
現在は、「MENTA」などのメンターサービスを利用すれば、手軽にWebデザインの指導を受けられます。
ただし、スクールとは違い、自分で講師を選ぶ必要があり、当たり外れの差が大きいのがデメリット。
費用も講師によって異なり、例えば1回5,000円のミーティングを週1回・5ヶ月続けると10万円。
補助金を活用できるスクールと比較してもコスト面での優位性は低くなります。
例えばWEBCOACHなら3ヶ月コースが115,274円で受講でき、体系的に学べる点を考慮すると、スクールの方がコストパフォーマンスは高いとも言えます。
メンター制度は自由度が高い反面、講師選びのリスクや費用対効果をしっかり検討することが大切です。
専門学校
専門学校に通う場合、通常2年間のカリキュラムとなりますが、夜間コースもあるため、社会人でも学びやすい選択肢です。
Webデザインだけでなく、「デザインとは何か」といった基礎から学べるため、より幅広い知識を得られるのが特徴です。
スクールと比べて学習範囲が広く、深く学べることは間違いありません。
しかし、すべての学校が実践的なカリキュラムを提供しているわけではなく、「稼げるWebデザイナー」になれるかどうかは学校選びに左右されます。
事前にカリキュラムの内容を確認し、実践的なスキルが身につくかを見極めることが重要です。
例えば、「HAL東京」では科目別フリープランを提供しており、必要なスキルだけを選んで学習できます。
「ホームページ制作入門」コースなら5ヶ月間で履修可能なため、時間をかけずにWebデザインの基礎を学びたい人におすすめです。
オンラインサロンに参加する
オンラインサロンに参加することで、独学をしながら学習コンテンツを活用したり、他の会員と情報交換をしたりすることができます。
サロンによってはコーチングを受けられる場合もあり、学習のモチベーションを維持しやすいのが特徴です。
ただし、スクールのように体系的なカリキュラムは用意されていないため、自分で学ぶ意欲やスケジュール管理能力が求められます。
それでも、学習仲間を見つけたり、実際の現場で活躍する人の意見を聞けたりする点で、有効な選択肢となるでしょう。
例えば、Webデザイナー向けのオンラインサロン「Design Garage」では、動画教材やお題教材が提供されるだけでなく、講師への質問や相談も可能です。
未経験から働く
未経験でも、現在の職場にWebデザインの業務がある場合は、手を挙げてチャレンジするのも一つの方法です。
例えば、社内報作成や自社Youtubeのサムネイル作成などに関わる機会があれば、積極的に関与することで実務経験を積めます。
ただし、その分成果が求められるため、独学以上に勉強量が必要になる点には注意が必要です。
異動までいかなくても、業務後にWebデザインの作業を手伝うことでスキルを磨くことも可能です。
もし現在の職場で機会が得られそうなら、まずは相談してみる価値があります。
また、アルバイトや派遣スタッフとして未経験から働く選択肢もあります。
これらの方法は働きながら学べるため、もっともよく見受けられますが、未経験求人には注意が必要。
詐欺求人も多いため、正直なところおすすめはしません。
怪しい求人については、こちらの記事をご参照ください。

【目的別】未経験からWebデザイナーになるステップ

未経験からWebデザインを勉強する上で、
- 副業で稼ぎたい
- フリーランスになりたい
- 転職して企業のWebデザイナーになりたい
など様々な目的があるはず。
それぞれの目的を叶えるためのステップを詳しく紹介します。
副業・フリーランスのWebデザイナーを目指す場合
- パソコン・ツールなどを準備する
- 学習し、スキルを習得する
- ポートフォリオを制作する
- 案件に応募し実務経験を積む
- ポートフォリオを更新する
- より良い案件に応募し働く
パソコン・ツールなどを準備する
まずは、パソコンやデザインツールの準備が必要です。
Webデザインの作業はそこまで負荷がかかる作業ではありませんが、古いパソコンを使用予定の場合は、新規購入も検討しましょう。
おすすめのパソコンは以下の3機種です。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。

また、デザインツールとしては、基本的にAdobe Creative Cloudの加入がおすすめです。
Adobe Creative Cloudはセット購入のため、学習内容によっては損をする可能性もあるため、注意も必要です。
学習し、スキルを習得する
Webデザイナーになるためには、当たり前ですがWebデザインのスキルは必須です。
まずはデザインの基礎を学びましょう。
Webの最低限の知識としてHTMLやCSSもおさえておきましょう。
デザインツールにはPhotoshop、Illustrator、Figma、XDなどがありますが、初心者はまずPhotoshopの操作を習得するのがおすすめ。
学習の初期段階から色々と学習しすぎても、案件化できないため、バナー制作や画像制作など案件を取りやすい分野から取り組みましょう。
そのために必要なのが、最低限のWebデザイン知識とPhotoshopの使い方です。
ポートフォリオを制作する
ポートフォリオは、案件を獲得するために必須のツールです。スキルを習得したら、自分の実力を示す成果物を制作し、ポートフォリオとしてまとめましょう。
クライアントが求めるスキルを満たしていることを証明することが重要です。
単にデザインを並べるだけでなく、制作意図や工夫した点を記載すれば、実力を効果的にアピールできます。
詳しくはこちらの記事が参考になります。

案件に応募し実務経験を積む
ポートフォリオが完成したら、積極的に案件に応募し、実務経験を積みましょう。
最初は単価よりも経験を重視し、実績を増やすことが大切です。
未経験者向けの案件を狙い、少しずつ経験を積むのが成功のカギとなるでしょう。
特に、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトでは、初心者でも始めやすい案件が多く掲載されています。
まずは小さな案件から挑戦し、実績を積みながらスキルを磨いていきましょう。
ポートフォリオを更新する
案件を5〜10件こなしたら、ポートフォリオを更新しましょう。
最初に作成したサンプル作品ではなく、実際の案件で制作したデザインを掲載することで、クライアントからの信頼度が向上します。
また、単に成果物を並べるだけでなく、
- どのような意図でデザインしたのか
- クライアントの要望にどう応えたのか
といった制作背景を記載することが重要です。
より良い案件に応募し働く
副業やフリーランスとして案件をこなしている場合、より単価の高い仕事に挑戦することが重要です。
バナー制作だけでは収入に限界があるため、LP制作やWebサイト制作など、より大きな案件にも挑戦していきましょう。
そのためには、Photoshop以外のスキルも必要になります。
IllustratorやFigma、WordPressなどのツールを習得し、対応できる業務の幅を広げることが大切です。
日々スキルアップを続けながら、収入と実績の向上を目指していきましょう。
転職してWebデザイナーを目指す場合
企業のWebデザイナーとして転職を目指す場合、基本的な流れは副業やフリーランスと同じです。
必要なツールを準備し、スキルを習得し、ポートフォリオを作成することが重要になります。
ここでは、すでにポートフォリオが完成している前提で、次のステップを解説します。
転職活動では、企業の求めるスキルに合わせてポートフォリオを最適化し、実務経験が少ない場合でもスキルを証明できる工夫が必要です。
どのような業界・職種に応募すべきか、具体的な転職活動の流れを詳しく紹介します。
案件に応募し実務経験を積む
転職を目指す場合でも、多少なりとも実務経験が必要です。完全未経験者向けの求人もありますが、入社後の待遇や成長環境に不安があるため、あまりおすすめできません。
最低でも5〜10件の実務経験を積むことで、企業にアピールできる実績を作りましょう。
特に、希望する業界や企業がある場合は、その業務に近い案件を受注するのが理想的です。
例えば、ECサイトのデザインを目指すなら、商品LPやバナー制作の案件に挑戦すると、転職できる可能性も広がるでしょう。
転職・就職活動を実施する
後は、ポートフォリオを持って求人応募を進めましょう。
もし書類応募が全く通らないのであれば、実務経験を増やしポートフォリオを充実させるのも一つです。
面談後の不採用となれば、企業とのミスマッチなどがありますが、書類の場合はポートフォリオなどが不十分と見受けられているかもしれません。
未経験者がWebデザイナーになるにはどれくらいかかる?

未経験からWebデザイナーになるには、どのレベルを目指すかによって必要な学習時間が変わります。
例えば、広告バナー制作の案件を受注できるレベルまでなら、約140時間の学習で到達可能です。
この時間には、
- デザインの基礎学習
- 実践課題の実施
- ビジネススキル習得
- ポートフォリオ制作
の時間を含んでおり、WEBCOACHの卒業生の学習時間を元に算出されています。
本業が忙しい社会人が土日に10時間ずつ学習する場合、1ヶ月で約40時間の学習が可能となり、4ヶ月程度で案件受注レベルに到達できる計算です。
ただし、バナー制作、LP制作、大規模なWebサイト制作など、目指すレベルによって学習時間は変動します。
また、独学・スクールなどの学習方法によっても習得速度が異なるため、上記はあくまでWebデザインスクールに通った場合の目安として参考にしてください
【次の一歩】プロに具体的なロードマップを提案してもらおう!

ここまで読んで、Webデザイナーになる方法やステップ、必要な期間がなんとなく理解できたのではないでしょうか
しかし、これはあくまで一般的な目安です。
最適な学習方法やスケジュールは、人によって大きく異なります。
例えば、大学時代にWebデザインの基礎を学んだ経験があるなら、初歩的な学習は省略できます。
また、普段からPCを使いこなしている人やデジタルネイティブ世代であれば、習得スピードも変わるはずです。
だからこそ、無駄な時間を使わずに、最適な方法で学ぶことが重要です。
ただし、自分だけで計画を立てると、適切な計画が立てづらいのが現実。
それであれば、プロに相談することで、より実践的で効果的なロードマップを手に入れませんか?
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このカウンセリングでは、未経験からWebデザイナーになるための具体的なステップはもちろん、Web業界の収入や働き方についても詳しく知ることができます。
参加者満足度95%の人気サービスのため、予約枠には限りがあります。迷っているなら、相談してみましょう。
そもそも未経験からWebデザイナーになれる確率は?

多くの人が未経験からWebデザイナーになっているといえど、自分も慣れるのかと不安ですよね。
ついつい「何%くらいの確率だろう…」と思ってしまうのも当たり前です。
そこで紹介したいのが、「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の卒業生アンケート。
このアンケートによると、卒業後1年以内にWeb業界へ転職した人は5割以上。
これは転職だけのデータであり、副業やフリーランス、勤務先でのデザイナー職への異動を含めると、さらに多くの人がWebデザイナーとして活躍していると考えられます。
参考:LIFE IS GOOD
今この記事を読んでいるあなたと同じ未経験の人たちが学習を始め、半数以上がデザイナーとして活躍しているのは、非常に励みになる事実ではないでしょうか。
未経験からWebデザイナーになった人の実体験

ここでは、実際にWEBCOACHに入学し、未経験からWebデザイナーになった人たちの実体験を紹介します。
未経験からたったの2ヶ月で大型案件を受注!
医療関係の企業で働かれている中、未経験でWEBCOACHに入会した藤田さん。
家族の死をきっかけに、「時間や場所にとらわれない働き方」を目指し、Webデザインの学習を始めました。
しかし、ただ学ぶだけでは不十分だと考え、積極的に外部の交流会にも参加。教科書を活用して体系的に学習し、自分のスキルレベルを客観的に把握しながら成長を続けました。
その結果、学習開始からわずか2ヶ月で大型案件を受注することに成功!
未経験からでも、正しい学習方法と行動次第で、短期間で成果を出せることが証明された実例です。

子育てをしながらWebデザイナーに!
コロナ禍と妊娠をきっかけに収入減を経験し、パート勤務の限界を感じた竹本さん。
より柔軟な働き方を求め、Webデザイナーを目指して学習を開始しました。
最初は「デザインとは何か」「フリーランスとは何か」という基礎からのスタート。Webデザインだけでなく、マーケティングや確定申告まで学べる点に魅力を感じ、WEBCOACHに入会しました。
お子さんが幼稚園に通うまでは、夜(21:00~24:00)に学習を進め、それ以降は昼間の時間を活用。育児と両立しながらスキルを磨き、理想の働き方を実現しました。

Webデザイナーに向いている人は?

Webデザイナーに向いている人には、いくつかの共通した特徴があります。
- 創作好きの人
- 自由に働きたい人
- 好奇心旺盛な人
- 他人の考えていることが気になる人
- 自分自身の実力を評価されたい人
もちろん、上記に当てはまらないからといってWebデザイナーになれないわけではありません。スキルを習得しながら適性を高めることも可能です。
また、一方でWebデザイナーに向いていない人の特徴もあるので、詳しくはぜひ以下の記事をご確認ください。

また、数千人のWEBデザイナーを輩出したWEBCOACHが独自開発したWebデザイナー適性診断のご利用もおすすめです。

Webデザイナーはやめとけと言われるのはなぜ?

Webデザイナーを目指すと決めたとき、「やめとけ」と言われることがあるかもしれません。
ネット上でも、そうした意見を目にすることがあります。その理由として、以下の4点が挙げられます。
- 未経験からWebデザイナーになるのは難しい
- Webデザイナーには収入面の不安がある
- Webデザイナーはホワイトに働けるとは限らない
- 未経験からだと将来競争に勝てなくなる可能性がある
全て事実でもあると同時に、対策の仕様もいくらでもあり、実際に多くの方が今からでもWebデザイナーを目指し活躍されています。
どういった対策が必要なのか、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

また、「やめとけ」と言う人の多くは、実際の業界を知らない人であることがほとんど。どんな仕事であれ、挑戦しようとすると否定的な意見はつきものです。
であれば、実際どうなのかWeb業界のプロに相談してみませんか?
WEBCOACHではWeb業界のプロに90分間、業界のリアルを伺える無料カウンセリングを実施中です。
まずはお気軽に予約してみてください。
Webデザイナーになることに対してよくある質問
- Webデザイナーには独学でもなれますか?
-
実は、独学でもWebデザイナーになれます。
効率を考えなければ、時間をかけていつかはWebデザイナーになれるでしょう。逆にいうと、Webスクールに通ったからといって必ずWebデザイナーになれるわけではありません。
結局のところ独学でもWebスクールでも、自分次第であることに変わりはありません。
重要なのは、自分に合った学習教材や学習ステップを見極め、困ったときのサポートがあるかどうか。それらをすべて自力で解決できる自信があるなら、独学で目指すのも一つの選択肢です。
- Webデザイナーを独学で目指すと何ヶ月かかりますか?
-
Webデザイナーとしてのスキルをどこまで求めるかによりますが、バナー制作やWebサイトのデザインができるレベルなら、140時間ほどの学習で到達可能です。
本業が忙しい社会人が土日に10時間ずつ学習する場合、1ヶ月で約40時間の学習ができます。このペースなら、約4ヶ月でWebデザイナーとしての基礎スキルを身につけられるでしょう。
ただし、この140時間という数字はWEBCOACHのカリキュラムをもとにした目安です。独学の場合は学習効率が下がる可能性があり、もう少し時間がかかるかもしれません。一般的には、4〜5ヶ月程度を見積もるとよいでしょう。