Webデザイナーは「やめとけ」は的外れ?未経験から目指す際の不安を払拭します!

Webデザイナーは「やめとけ」は的外れ?未経験から目指す際の不安を払拭します!

Webデザイナーを目指そうと思い立ったのに、「やめとけ」と言われてると知ると不安になりますよね。

ネット上には様々な情報が溢れており、中にはWebデザイナーの将来性や働き方に対してネガティブな意見も見受けられます。
しかし、そうした情報が必ずしも全ての人に当てはまるわけではありませんし、未経験からでも正しいステップで学習と経験を積めば、十分に活躍できます。

この記事では、Webデザイナーを目指すあなたのそうした不安を解消するために、下記の情報を分かりやすく解説します。

  • Webデザイナーはやめとけ」と言われる理由は嘘が混ざっている
  • やめる決断できない人に使って欲しいチェックリスト
  • 「やめとけ」という声を乗り越えてWebデザイナーになった人たちの体験談

また、すぐにでも自分がやめとくべきか誰かに相談したいという人はWEBCOACHの無料相談をご活用ください。
Webデザイナーについて知り尽くした業界のプロが、あなたの相談に親身に寄り添います。

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目次

Webデザイナーはやめとけは的外れ?実際に検証してみた!

「Webデザイナーはやめとけ」とよく言われる理由は下記のとおりです。

これらの理由には、確かに一理あるものと、必ずしもそうとは言えないものが混在しています。

大切なのは、仮に当てはまる理由があったとしても、それがご自身にとって許容できる範囲なのかどうかを見極めることです。

以下では、上記理由が本当に的を得ているのかどうかを一つひとつ検証していきます。

検証①スキル習得が難しい

正しい手順で学習を進めれば、一般的に3ヶ月程度の学習期間で、月5万円程度を稼げるレベルのスキルを身につけることは十分に可能です。

例えば、WEBCOACHの3ヶ月コースでは、合計140時間を想定したカリキュラムが組まれており、集中的に取り組むことで実践的なスキルを習得できます。

これを「難しい」と感じるかどうかは個人差があるかもしれませんが、決して不可能な道のりではありません。

IT業界未経験の方にとっては、最初のうちは専門用語やツール操作に戸惑い、苦手意識を感じることもあるかもしれません。
しかし、それはどんな新しい分野を学ぶ際にも起こりうることです。
継続して学習し、実際に手を動かしていくうちに、徐々に慣れていくでしょう。

Webデザイナーの作業は、エンジニアのように複雑なプログラミングコードと常に向き合うわけではないため、過度に心配する必要はありません。

また、Webデザイナーは教育分野や医療分野のように特別な資格が必須の職業ではありません。
そのため、学歴や職歴に関わらず、比較的誰でも目指しやすい職業と言えるでしょう。

検証②転職や案件獲得が難しい

実務経験がないと転職や案件獲得が難しいという意見は確かに多く聞かれますが、これは正直なところ、個人の努力やアプローチ次第な側面が大きいです。

もちろん、書類送付10件で転職や案件が取れるわけではないですが、100件ほど送れば大抵1件以上は取れます。
それを「難しい」と捉えるかどうかは、個人の価値観によるでしょう。

実際に、未経験者を対象としたWebデザイナーの求人は数多く存在します。

例えば、求人情報サイト「求人ボックス」で「Webデザイン 未経験」と検索すると、全国で222,499件(2025/05/14時点)もの求人がヒットします。
同日の新着求人だけでも41,402件と、かなりの数に上ります。

このように、求人自体は豊富に存在するため、諦めずに粘り強く行動し続ければ、必ず道は開けるはずです。

ただし、未経験者向けの求人の中には、業務内容が面接時と違ったなど悪質なケースも含まれる可能性があるため、応募する際には求人内容を慎重に確認することが重要です。

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検証③収入が低い

「Webデザイナーは収入が低い」という人もいますが、平均年収を見ると他の職種と比較して決して低いわけではありません。

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によると、Webデザイナーの平均年収は509.3万円。(2025年5月時点)
年齢別に見ると、最も年収が高くなる55歳から59歳の層では、平均年収が684.13万円にも達します。

ちなみに、日本全体の職業を問わない平均年収は約460万円ですので、Webデザイナーの収入水準は比較的高いと言えるでしょう。

ではなぜ「収入が低い」という声が上がるのでしょうか。

その主な理由は、未経験者や経験の浅いWebデザイナー向けの案件単価が、最初のうちは低めに設定されている点にあります。

しかし、これは一時的なものであり、学習期間で突破できるものです。
そのため、学習も終えしっかり仕事として進める段階なら、上述した平均年収のような金額を稼げるようになると思って良いでしょう。

検証④フリーランスは収入が安定しない

フリーランスのWebデザイナーは「収入が安定しない」という点については、残念ながらある程度は事実と言えます。

会社員であれば、基本的には毎月決まった給料が支払われるため、収入の安定性という面では優れています。
一方、フリーランスは個人のスキルや営業力によって収入が変動するため、Webデザイナーに限らず、一般的に収入は不安定になりがちです。

これは、組織に属さず自由な働き方を選択する上で、ある程度受け入れなければならない側面かもしれません。

しかし、「安定」の捉え方によっては、見方が変わってきます。
会社員であっても、勤めている会社が将来的に倒産したり、リストラされるケースもあるでしょう。

その点、フリーランスのWebデザイナーは、個人として独立して稼ぐ能力を身につけています。
そのため、フリーランスならそのような事態でも新たな収入を確保できるでしょう。

また、フリーランスWebデザイナーと聞くと単発でデザインを頼まれると想像するかもしれませんが、実際は一度繋がったお客様から継続的に依頼されるケースが多いです。
他にも時給制で毎月決まった時間を働く案件なども。

そのため、やり方次第で十分に給与を安定してもらえる環境は作れます。

検証⑤残業が多くブラックな職場

これも一部では事実ですが、すべての職場がブラックというわけではありません。
もちろん個別の職場環境によるところが大きいという前提がありますが、業界全体の平均データを見ると、必ずしも残業が多いとは言えません。

厚生労働省の「jobtag」によると、Webデザイナーの平均月間総実労働時間は171時間です。
1ヶ月の標準的な労働時間を160時間(1日8時間×20日)と仮定すると、平均残業時間は月あたり約11時間ということになります。

ただし、Webデザインの仕事は、クライアントから依頼されるプロジェクトごとに納期が設定されるのが一般的です。
そのため、納品日が近づくと業務が集中し、一時的に残業時間が増える傾向があるのは事実。

こうした納期前の繁忙期があるために、「残業が多い」という印象を持たれやすい側面はあるかもしれません。

しかし、月全体や年間を通して見ると、そこまで過度な残業が常態化しているわけではないと言えるでしょう。

検証⑥AIの台頭もあり競争に勝てなくなる

「AIによってWebデザインの仕事がなくなる」と心配される方もいますが、現時点では過剰な不安と言えます。

確かに、AIが簡単な画像やデザインパーツを生成することは可能になりました。
ただし、それはあくまで「素材を作る補助」にすぎません。
AIは、与えられた指示に基づいて画像を生成することは得意ですが、その「指示」自体は人間が考案する必要があります。

例えば、

  • クライアントが抱えるビジネス上の課題は何か
  • その課題を解決するためにどのようなデザインが最適か
  • そのデザインによってどのような効果を生み出すことを目指すのか

といった戦略的な思考やクリエイティブな発想、いわゆる「上流工程」は、依然として人間のデザイナーが担うべき重要な役割です。

それでも、「AIに代替される可能性が高い」と主張する人もいるかもしれません。
しかし、そのようなことを言い始めれば、体力仕事以外の多くの職業において、AIによる代替の可能性は少なからず存在します。

検証⑦スキルのアップデートが大変

Webデザインの世界は、技術やデザイントレンドの移り変わりが比較的早い分野であるため、「スキルのアップデートが大変そうだ」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、一度Webデザイナーとして歩み始めれば、日々の業務や情報収集を通じて、自然と最新のトレンドをキャッチできるようになっていくものです。
過度に身構える必要はありません。

例えば、何気なく見ていた洗剤のパッケージを見て、「このフォントは見やすいな」「この配色だから価格が目に飛び込んでくるのか」といったように、様々な発見があるはずです。

もちろん、時には新しいデザインツールの操作方法を覚えたり、業界の大きな変化に対応したりする必要が出てくるかもしれませんが、そのような劇的な変化はそう頻繁に起こるものではないので、安心してください。

検証⑧デスクワーク特有の健康被害がある

Webデザイナーは基本的に1日中座って作業する仕事です。
そのため、肩こりや腰痛、眼精疲労といった、デスクワーク全般に共通する健康上の悩みを抱えやすいのは事実です。

こればっかりは、Webデザイナーに限らず、多くのオフィスワーカーが直面する課題であり、ある程度は仕方がないことと言えるかもしれません。

もちろん、こうした健康被害を軽減するための対策はいくつかあります。

  • 姿勢を正すためにモニターを目線の高さに設置
  • 長時間座るのを避けるためにスタンディングデスクの活用
  • 人間工学に基づいたチェアを使用して腰への負担を軽減

こうした対策を取ることで、ある程度の予防は可能です。

完全に避けることは難しいですが、工夫次第で十分に快適な作業環境を作ることができます。

Webデザイナーはやめとくべきか、決断できない人はコレを使って!

ここまで、「Webデザイナーはやめとけ」と言われる様々な理由を検証してきましたが、「やっぱり自分は向いていないかもしれない…」と感じている方もいるのではないでしょうか?

個々の状況や価値観によって、何が「許容できる」かは異なりますから、当然です。

そんなときは、以下の“向いていない人の特徴”に、自分がいくつ当てはまるかを確認してみてください。
数に応じて、あなたに合った選択肢をお伝えします。

  • 現在の年収が 509万円以上
  • 仕事で PC操作をしたことがない
  • 今の仕事は 納期がないルーティーンワーク
  • 残業0時間じゃないと許せない
  • 正社員雇用しか考えていない

当てはまった数が「2つ以下」の人

あなたは、本業としてWebデザイナーを目指すことを前向きに検討してみましょう。
多少の不安な点はあるかもしれませんが、Webデザイナーとしての適性や、新しいキャリアに挑戦する上でのポジティブな要素の方が多いと考えられます。

まずは、Webデザインの基礎となる色彩効果、タイポグラフィ(文字のデザイン)、レイアウトの原則などから学び始めると良いでしょう。

具体的な学習の進め方については、後述する「未経験からWebデザイナーを目指すならこの流れがおすすめ!」の章で詳しく解説しますので、ぜひ確認してみてください。

当てはまった数が「3〜4個」の人

あなたは、副業としてWebデザインを始めてみるのがベストかもしれません。

Webデザイナーを目指すことが必ずしも後悔につながるわけではありませんが、現在の仕事の方がご自身にとって働きやすかったり、待遇面で満足度が高かったりする可能性も考えられます。

だからこそ、いきなり本業として舵を切るのではなく、まずは副業でWebデザインの仕事に触れてみて、ご自身の肌感覚で向き不向きや楽しさ、大変さを確かめてみるのがおすすめです。

Webサイトで使われるバナー画像や、ブログ記事のアイキャッチ画像の制作といった比較的小さな案件から受注できるようになることを目標に学習を進めてみてください。

学習の進め方については、同様に「未経験からWebデザイナーを目指すならこの流れがおすすめ!」の章をご参照ください。

全て当てはまった人

全て当てはまった方は、一度立ち止まって考える時間を持つことも大切です。
現在のあなたの仕事の方が、Webデザイナーとして働くよりも、ご自身にとって働きやすく、充実感を得られる可能性があります。

とはいえ、「将来への不安」「今の仕事にやりがいを感じない」などの思いがあるなら、プロに相談してみることを強くおすすめします

WEBCOACHでは、Webデザイナーの仕事や業界について知り尽くしたプロのコンサルタントが、あなたの状況や悩みを丁寧に伺い、どのような決断をするべきか、一緒に考える機会を提供しています。

実際に相談された方からは「不安が一気に解消された」といった評判も多数いただいていますので、お気軽にお申し込みください。

また、8,500人以上のWebデザイナーを育成してきた実績のあるWEBCOACHが作成した「Webデザイナー適性診断」も、ご自身の強みや改善点を知る上で役立つでしょう。

Webデザイナーのリアルを忖度なしで聞きたい方へ!

「やめとけって言われる理由は少し誇張されてるのかも」と思っても、実際にキャリアを変えるとなるとまだ不安が残るという方も多いはずです。
もっと具体的な話を聞いてみたい、自分のケースではどうなのか、といった疑問や確かめたいことが、まだまだたくさんあるでしょう。

そんなあなたは、ぜひWEBCOACHの無料カウンセリングをご活用ください。
WEBCOACHのカウンセリングでは、Webデザイナー業界の表も裏も知り尽くしたプロのコンサルタントが、あなたの疑問や不安に対して、忖度なしのリアルな情報をお伝えします。

例えば、Webデザイナーの平均年収や平均残業時間といった一般的なデータだけでなく、コンサルタント自身や多くの受講生が実際に体験してきた、より具体的な事例を交えてお話しできるため、仕事内容や働き方への理解が格段に深まるはずです。

WEBCOACHは、これまでに8,500人以上の未経験からWebデザイナーを目指す方々の相談に乗ってきました。
そのため、あなたと似たような状況からスタートし、夢を叶えた方々の事例も豊富にあり、きっと参考になる話が見つかるでしょう。

まずは、お気軽にお申し込みいただき、あなたの想いをお聞かせください。

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やめとけと言われても貫いた、Webデザイナーの成功体験

「Webデザイナーはやめとけ」という声は、実は最近になって急に出てきたものではありません。
以前から、そういった意見を発信する方々はいらっしゃいました。

しかし、そのようなネガティブな情報や周囲の反対があったとしても、Webデザイナーになりたいという強い想いを持ち続け、実際に夢を叶え、充実したキャリアを築いている方々がたくさんいます。

ここでは、「やめとけ」という声に惑わされず、自分の道を貫いた受講生のリアルな成功体験をご紹介します。

未経験から2ヶ月でWebデザイナーに!理想の働き方を実現

家族との時間を大切にしたい想いから、未経験でWebデザインの世界へ飛び込み、わずか2ヶ月で大型案件を獲得した藤田さん。

藤田さんは、ご家族の不幸をきっかけに、「時間や場所に縛られない働き方」を強く意識するようになりました。

そんな中でWebデザイナーという職業に出会い、フリーランスとしての独立を目指して学習を開始。

当初はフリーランスとしての働き方に不安を抱いた時期もありましたが、クライアントと長期的に関われるような質の高いスキルを身につけることの重要性に気づき、学習方針を転換しました。

案件獲得においては、受け身になるのではなく、自ら積極的に企業にアプローチしたり、業界の交流会に参加して人脈を広げたりといった行動を続けた結果、学習開始からわずか2ヶ月という短期間で、大型のWebサイト制作案件を獲得。

藤田さんの行動力と、目標に対する真摯な姿勢が、理想の働き方を手繰り寄せる大きな要因となったと言えるでしょう。

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未経験からたった2ヶ月で大きな案件を獲得出来ました! - WEBCOACH 時間や場所に囚われない働き方を目指し入会しました。プロ視点の細かい指導で成長を実感しながら学習ができました!

販売員での退屈な日々から憧れのWebデザイナーに!

自分の作ったものが誰かの役に立つ仕事がしたい」そんな純粋な憧れを胸に、販売員からWebデザイナーへと華麗な転身を遂げた田中さん。

田中さんは、元々販売員として働いており、Web業界とは全く無縁のキャリアを歩んでいました。

自分の作ったデザインが、Webを通じて多くの人の目に触れ、誰かの役に立つ」そんなデザイナーという仕事に強い憧れを抱き、一念発起してWebデザインの学習をスタート。

今では、仕事の隙間時間にバナーを調べたり、日常の中で色やレイアウトに目が向くように、自然とデザインの知識やセンスをアップデートする習慣が身についているそうです。

田中さんは、「新しく何かを始めるときは、誰でも勇気がいると思うし、私もWebデザイナーを目指すかどうか、かなり悩みました。
でも、どうしてもやってみたいという気持ちがあったから、きっと良い方向に進むはずだと信じて一歩踏み出しました。
その結果、本当に新しい道が開けたんです」と語ります。

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販売員での退屈な生活から副業WEBデザイナーに! - WEBCOACH 憧れのwebデザイナーの夢を実現することができました。受講期間は有意義な時間で自分が大きく成長したことを実感し

未経験からWebデザイナーを目指すならこの流れがおすすめ!

未経験からWebデザイナーを目指す場合、以下の流れで進めていけば非常に効果的です。

また、もちろん独学で進めることも可能ですが、効率性や挫折のしやすさを考えるならWebスクールで学ぶ方が安心です。

上述した「3ヶ月で実践的なスキルが身につく」というのも、疑問点をすぐに講師に質問して解決できたり、正しい学習ステップで無駄なく進められたりする環境があってこそ、現実的になるもの。

独学であれば1時間、2時間かけてようやく解決するような疑問点が、Webスクールであれば講師に質問してわずか1分で解決する、といったことも珍しくありません。

色彩効果やタイポグラフィなど基礎を学ぶ

Webデザインを学ぶうえで、最初に取り組むべきはデザインの基礎知識の習得です。

  • 色彩効果:色が持つ意味や心理的効果、配色パターンの基本を理解し、デザインの目的に合わせて効果的に色を選ぶ知識
  • レイアウト:情報の整理整頓、視線誘導、グルーピング、余白(ホワイトスペース)の活用など、見やすく、伝わりやすい画面構成の原則
  • タイポグラフィ: フォントの種類と選び方、文字のサイズや行間、字間の調整など、可読性(読みやすさ)とデザイン性を両立させるための文字の扱い方

これらは、作品の見た目だけでなく「伝わるデザイン」を作るうえで欠かせない知識となります。

デザインツールの操作を覚える

実際の制作に欠かせないのがデザインツールの操作スキルです。

現在では多くのツールがありますが、Webデザインの現場ではFigmaの使用が特におすすめです。

Figmaは無料で使え、ブラウザ上で動作し共同作業もスムーズに行えるため、チームやクライアントとのやり取りにも適しています。

ただし、Figmaは写真の高度な加工や複雑なレタッチ(修正・加工)は得意ではありません。

Webサイトに掲載するバナーやアイキャッチ画像などでは、写真素材のレタッチが必要になるシーンも多いため、業界標準の画像編集ソフトである「Adobe Photoshop」の基本的な使い方も合わせて学んでおくと、対応できる業務の幅が広がります。

Photoshopは有料のサブスクリプションサービスです。

簡単なレタッチであれば、PCに標準で搭載されている画像編集ソフトでも対応できる場合があります。
そのため、まずはFigmaの操作を優先的に習得し、必要に応じてPhotoshopの学習に進むのが効率的でしょう。

架空のバナー制作やLPデザイン案件でスキルを磨く

実務に近い形で練習を重ねることで、スキルは一気に磨かれていきます。

副業でも本業でも、最初はバナー制作やLP(ランディングページ)制作が主な業務になることが多いため、これらの制作に取り組みましょう。

デザイン力を向上させるためには、とにかくたくさんのデザインを制作し、表現の引き出しを増やしていくことが大切です。

そのためにも、架空のクライアントや案件を想定して、様々なテーマでデザイン制作の練習を積み重ねましょう。

Webデザインの練習は、以下の記事で多くの課題を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください

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スキルの証明となるポートフォリオを制作する

ある程度デザイン制作の練習を積んだら、次はご自身のスキルを客観的に証明するための「ポートフォリオ」を作成します。

ポートフォリオとは、これまでに制作したデザイン作品を掲載した作品集のことで、Webデザイナーが仕事を得るためには必須のアイテムです。

お客様や採用担当者は、このポートフォリオを見て、あなたのデザインスキルやセンス、対応可能な業務範囲などを判断します。

もちろん、実際にクライアントワークとして制作した実績が掲載されていれば理想的ですが、学習初期の段階では、前述したような架空の案件を想定して制作した作品でも全く問題ありません。

大切なのは、実案件をどれだけこなしてきたかという実績の自慢ではなく、あなたがどのようなデザインスキルを持っているのかを具体的に示すことです。

以下の記事では、ポートフォリオの作り方やWEBCOACHの受講生のポートフォリオを紹介していますのであわせてご覧ください。

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案件に応募し納品する

ポートフォリオが整ったら、いよいよ実際の案件に応募してみましょう。
最初の案件獲得には、以下のようなサービスが役立ちます。

  • クラウドソーシングサイト:「クラウドワークス」や「ランサーズ」といった、企業や個人がインターネット上で不特定多数の人に業務を発注するサービス
  • 求人サイト:「Indeed」や「求人ボックス」のような一般的な求人情報サイトでも、Webデザイン関連の業務委託案件を探すことが可能

※求人サイトを利用する場合は、雇用形態が「業務委託」となっているものを選ぶようにしましょう。

お客様との面談や細かい打ち合わせをなるべく避けたいという方はクラウドソーシングサイト。
面談などを通してご自身のスキルや人柄をアピールしたいという方は求人サイトが向いているかもしれません。

どちらのプラットフォームを利用するにしても、最初のうちはとにかく数をこなすことが大切です。

感覚としては、「100件応募して、10件程度の返信があり、その中から1件でも契約に繋がれば上出来」くらいの気持ちで、積極的に応募していくと良いでしょう。

最初のうちは、案件の単価にはあまりこだわらず、「実績を作るための経験の場」と割り切って取り組むことが、その後のキャリアアップに繋がります。

ポートフォリオをブラッシュアップする

実際に5〜10件ほど案件をこなし、納品まで経験したら、その成果物をポートフォリオに追加して内容をブラッシュアップ(改善・向上)しましょう。

架空の案件で作成した作品でもスキルの証明はできますが、実際にクライアントから依頼を受けて制作した実績があれば、あなたのスキルに対する信頼性はさらに高まります。

特に、応募先の企業やクライアントと同じ業界の制作事例や、似たようなテイストのデザイン実績がポートフォリオにあれば、相手もあなたのスキルレベルやデザインの方向性を具体的にイメージしやすくなり、案件獲得や採用に繋がりやすくなるでしょう。

ただし、ポートフォリオに実案件の作品を掲載する際には注意が必要です。

クライアントとの契約内容によっては、制作物の公開が制限されている場合があるため、必ず事前に契約書を確認するか、クライアントに直接掲載の可否を確認するようにしてください。

より良い案件に応募する、転職活動をする

スキルと実績がある程度たまってきたら、単価の高い案件や興味のある業界の仕事に挑戦していきましょう。
最初のうちは実績作りのために単価を抑えていたかもしれませんが、経験を積んだ後は、ご自身のスキルに見合った報酬を要求することも大切です。

実績を積んで成果を出せれば、継続案件や紹介案件につながることもあり、安定した収入源になるでしょう。

また、企業への就職や転職を目指すのであれば、充実したポートフォリオを武器に、本格的な転職活動を開始しましょう。

応募する企業や業界の特性に合わせて、ポートフォリオに掲載する作品の順番を入れ替えたり、特にアピールしたいスキルが活かされた作品を目立たせたりといった工夫をすると、選考通過率を高めることができるかもしれません。

理想のキャリアを叶えるあなただけのロードマップ、求めていませんか?

未経験からWebデザイナーを目指す場合、ここまでご紹介してきたような流れで学習や実務経験を積んでいくのが一般的です。

しかし、一口にWebデザイナーと言っても、目指すゴールや、習得したい具体的なスキル、理想とする働き方は、人それぞれ大きく異なります。
個人の現在の状況によっても、各学習ステップにかかる期間や、効果的なアプローチ方法は変わってくるものです。

例えば、目標においては「フリーランスとして独立したい」「特定の業界に特化したデザイナーになりたい」「副業で収入を得たい」など。
また、「学習に使える時間」「ITスキルのレベル」「得意なこと・苦手なこと」なども左右します。

もし、そうしたあなただけの状況や目標に完全にカスタマイズされたロードマップがあれば、学習の効率は格段に上がり、夢を実現できる確率はぐっと高まると思いませんか?

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WEBCOACHは、これまで8,500人以上の未経験者の方々に対して、それぞれの目標や状況に合わせたロードマップを提案し、Webデザイナーへのキャリアチェンジをサポートしてきました。

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未経験からWebデザイナーになるために、具体的に何から始めて、どのように学んでいけば良いのか、いまいちイメージが湧かない…

もしあなたが少しでもそう感じているのであれば、ぜひ一度、WEBCOACHの無料カウンセリングにご参加ください。あなたのWebデザイナーへの第一歩を、私たちが全力でサポートします。

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この記事を書いた人

WEBCOACH は、WebデザイナーやWebマーケターなどさまざまなWebに関する職業へのキャリアチェンジまでの全てを学び理想の”収入と働き方”、どちらも叶えるためのマンツーマンWEBスクールです。当メディアでは、WebデザイナーやWebマーケターに必要なスキルの身につけ方から、転職に関するノウハウ、ちょっとしたTipsまで幅広いコンテンツを発信しています。

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