

Webデザイナーよりプログラマーの方が高年収?どっちを選ぶべきか違いを徹底考察!

未経験からWeb業界への転職を考えていると、Webデザインとプログラミングどちらを学ぶべきか悩みますよね。
なんとなく華がありそうなWebデザインと、稼げそうなプログラミング。
そんなイメージをお持ちではないでしょうか。
確かにこの2つを比較すると大きな違いは、稼げる金額と難易度と言えるでしょう。
この記事ではWebデザインとプログラミングの違いを徹底的に解説します。
- Webデザイナーかプログラマーでは年収や難易度に大きな差がある
- 副業ならWebデザイナー、本業ならプログラマーがおすすめ
- Webデザイナーがプログラミングを学ぶと仕事が取りやすい
また、Webdデザインとプログラミングどっちを学ぶべきかは業界のプロに相談するのもおすすめです。
WEBCOACHでは、Web業界に精通したプロのコンサルタントがキャリアの選択やそれぞれの目指し方について相談できる無料カウンセリングを実施しています。
業界のリアルを踏まえて、プロの意見を聞いてみたいと少しでも思う人はぜひご利用下さい。

Webデザイナーは最短3ヶ月でなれる?プログラマーとの違いを比較!
平均年収 | 難易度 | 仕事内容 | スキル | 働き方 | 需要や将来性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Webデザイナー | 483万円 | 低い | Webページのデザイン | デザインスキル | 柔軟 | 高い |
プログラマー | 574万円 | やや高い | Webページやシステムの設計や制作 | プログラミングスキル | 柔軟 | 高い |
どちらかを勉強しようと考え、Webデザイナーとプログラマーのどちらになるべきかを迷う方にとって、知っておくべき決定的な違いは年収と難易度の違いです。
実は、未経験からの挑戦であればWebデザイナーの方が始めやすいのが現実です。
プログラミングは未経験者向けの求人が少ない傾向にあるため、最初の仕事探しが難しい可能性も考えられます。
ここでは、さまざまな観点からWebデザイナーとプログラマーの違いを比較していきます。
- 仕事内容の違い|デザインか仕組みを書くか
- スキルの違い|デザイン技術とプログラミング言語
- 平均年収の違い|483万円と574万円
- 働き方の違い|どちらも自由度が高い
- 難易度の違い|Webデザイナーの方がハードルが低い
- 需要の違い|プログラマーの方が人手不足
仕事内容の違い|デザインか仕組みを書くか
仕事内容 | 例 | |
---|---|---|
Webデザイナー | Webページのデザイン | バナー制作 HPのデザイン |
プログラマー | Webページやシステムの設計や制作 | アプリケーションの開発 |
Webデザイナーは、Webサイトやランディングページ(LP)、バナーといったWeb上の広告などのデザインを作成する役割を担います。
中には、作成したデザインを自分でプログラムする方もいますが、基本的にはデザイン作業が中心となります。
プログラミングが必須なのかという疑問を持つ方もいますが、必ずしも必要というわけではありません。
HTMLやCSSの基礎知識さえあれば問題なく働けるでしょうし、少なくとも月5万円程度の副収入を得られるでしょう。
→ プログラミングなしで月5万円稼げるWebデザインの仕事についてはこちら
一方、プログラマーは、仕様書や設計書を元にWebサイトやシステムが動くように組み立てる役割を担います。
Webデザイナーが作ったデザインをWebサイト上で実現するプログラマーもいれば、アプリケーションの仕組み自体を構築するプログラマーなど、その業務内容は多岐にわたります。
スキルの違い|デザイン技術とプログラミング言語
必要なスキルや知識 | 使用ツール | |
---|---|---|
Webデザイナー | デザインスキル UIUXの知識 | Figma Photoshop Illustrator |
プログラマー | プログラミングスキル 論理的思考力 | Visual Studio Code Xcode サクラエディタ |
Webデザイナーには、その名の通りWebデザインに関するスキルや知識が必要不可欠です。
色彩効果やレイアウトの知識、PhotoshopやIllustrator、Figmaといったデザインツールの操作スキルなどが求められます。
また、HTMLやCSSといった一部のプログラミング言語に関する基礎的な理解も必要となるでしょう。
プログラマーは、プログラミング言語と論理的思考力が中心です。
基本的にはエンジニアが作成した仕様書や設計書に基づいてプログラミングを行うため、設計段階から担当することは少ない傾向にあります。
しかし、場合によっては、より上流工程からプロジェクトに携わることもあるため、Webデザインよりも論理的思考力が求められる場面も増えるでしょう。
平均年収の違い|483万円と574万円
平均年収 | 月収換算 | |
---|---|---|
Webデザイナー | 483万円 | 34万円 |
プログラマー | 574万円 | 41万円 |
※月収は年2ヶ月分のボーナスがあると仮定した金額
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」のデータによると、Webデザイナーの平均年収は483万円、プログラマーは574万円。
ボーナスが2ヶ月分と仮定した場合、月給に換算するとWebデザイナーが約34万円、プログラマーが約41万円となり、両者には結構な差額があることがわかります。
ただしプログラマーの年収はシステムエンジニア職も含む場合が多く、純粋なプログラマー単体ではもう少し低くなるケースもあります。
働き方の違い|どちらも自由度が高い
働き方 | 残業時間 | |
---|---|---|
Webデザイナー | 柔軟で在宅も多い | 9時間 |
プログラマー | 柔軟で在宅も多い | 14時間 |
Webデザイナーもプログラマーも、どちらもIT業界に属するため、比較的自由度が高く柔軟な働き方ができる仕事と言えます。
在宅ワークの求人も多く、場所にとらわれない働き方がしやすいでしょう。
ただし、残業時間についてはプログラマーの方が多いのが実情です。
少し前のデータではありますが、厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると、デザイナーの残業時間は平均9時間であるのに対し、プログラマーは平均14時間となっています(100〜999人の会社規模のデータを利用)。
難易度の違い|Webデザイナーの方がハードルが低い
初案件の取りやすさ | 求人数 | |
---|---|---|
Webデザイナー | ◎ | 313,437 |
プログラマー | △ | 206,859 |
Webデザイナーは3ヶ月〜半年で月5万円前後の収入も可能です。
求人も比較的多く存在します。
一方、プログラマーはWebデザイナー以上にスキル習得の難易度が高く、案件を獲得できるレベルに至るにはさらに高い壁があります。
3ヶ月程度で簡単なプログラミングができるようにはなるものの、実務レベルで活躍するには1年から1年半ほどの期間を要する可能性があります。
また、未経験者向けの求人もWebデザイナーに比べて少ない傾向が見られます。
需要の違い|プログラマーの方が人手不足
仕事量 | 背景 | |
---|---|---|
Webデザイナー | やや高い | デジタル化による需要拡大 |
プログラマー | 高い | 深刻なエンジニア不足 |
Webデザイナーの仕事も、他の職種と比べて需要はかなりあると言えますが、プログラマーに比べるとその数は少ないかもしれません。
それほど、プログラマーを含むエンジニアの人材不足は顕著な状況にあります。
経済産業省が発表した「IT人材育成の状況について」によると、2030年までに約58万人のIT人材が不足すると予測されています。
Webデザイナーとプログラマー、どっちを選ぶべき?
Webデザイナーとプログラマー、どちらの道を選ぶべきかは、あなたの目指す働き方やキャリアプランによって異なります。
以下では、それぞれの職種がどんな人におすすめできるのかを解説します。
副業で始めるならWebデザイナーがおすすめ
難易度や未経験者向けの求人の豊富さを考慮すると、副業でWeb業界に足を踏み入れるならWebデザイナーの方が始めやすいと言えるでしょう。
「副業で月10万円稼ぎたい」といった目標などであれば、Webデザイナーの方が実現しやすいです。
- 未経験者向け求人が多く、副業から始める人も多い
- 約3ヶ月で案件応募ができるスキルに到達可能
- バナー制作など、初心者向けの仕事も豊富
- 月10万円程度の副収入を狙いやすい
プログラミングなしでもデザインスキルを中心に稼げる案件が多く、副業スタートには最適です。
収入の柱を増やしたい人や、お試しでIT業界に触れてみたい人に向いています。
年収を高めやすいのはプログラマーがおすすめ
一方で、本業としてしっかりと稼いでいきたい、将来的に高い年収を目指したいと考えるなら、プログラマーの方がおすすめです。
前述の平均年収のデータからもわかる通り、プログラマーの方がWebデザイナーよりも稼げる傾向にあります。
- 平均年収でも約90万円の差がある
- エンジニア・ITコンサル・PMなど上流職種へキャリアアップ可能
- IT人材不足により転職市場での評価も高い
もちろん、学習難易度は高めで実務レベル到達まで1年以上かかることもありますが、その分リターンも大きく安定した年収アップが狙えるキャリアパスが得られるでしょう。
「どっちを目指すべきか…」後悔したくない人はプロに相談!
ここまで、Webデザイナーとプログラマーを年収や難易度といった具体的な側面から比較してきました。
しかし、実際に仕事を決める際には、給与面だけでなく、仕事のやりがいや自分自身の適性、将来のキャリアパスが大切になるはずです。
年収だけで職業を選んで後悔したという話は少なくありません。
特に新卒での就職であればまだしも、一度転職してしまうと、なかなか取り返しがつかないことも。
このような不安が少しでもあるなら、Web業界のプロに相談することをおすすめいたします。
WEBCOACHでは、Web業界に精通したプロに何でも相談できる無料カウンセリングを実施しています。
- あなたの性格・能力・希望条件を踏まえて相談
- 現役Webデザイナーやプログラマーがリアルな実態を説明
- 新卒・転職・副業など状況に合わせたアドバイスが可能
- 累計8,500人以上の相談実績
業界のリアルを知るプロだからこそ提供できる具体的な情報やアドバイスを得た上で判断できるため、より納得のいくキャリア選択ができるでしょう。

Webデザイナーがデザインとプログラミング両方を学ぶと稼ぎやすい!
デザインスキルとプログラミングスキルの両方を習得すれば良いのではないか?
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
結論、Webデザイナーがプログラミングを学ぶことは非常に価値が高く、稼ぎやすさにつながる可能性が高まります。ただし、プログラマーがWebデザインを学ぶことの価値は、Webデザイナーがプログラミングを学ぶことに比べると低いと言えるでしょう。
制作したデザインをプログラムできると需要が高い
Webデザイナーが作成したデザインを、自身でプログラムしてWebサイトの制作まで一気通貫で手掛けられるようになると、仕事の幅は大きく広がるでしょう。
お客様の視点から見ると、デザインとプログラミングを別々の人に依頼するよりも、一人の担当者にまとめて依頼できる方がコミュニケーションコストを削減できるため、非常に喜ばれる傾向にあります。
別々に依頼する場合、両者とミーティングを重ね、情報を伝達する手間が発生するため、無駄な時間が発生しかねません。
また、プログラミングスキルを習得し、エンジニアとしての実力を高めていくことで、フロントエンドエンジニアやWebディレクターといった、より専門性の高いキャリアパスも見えてきます。
そのため、キャリアアップの観点からも非常に有効と言えるでしょう。
プログラマーはデザインができる必要ない
プログラマーもWebデザインスキルを身につけることについて、「デザインから制作まで一気通貫でできるなら良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、プログラマーにとっては、Webデザインスキルを学ぶよりも、プログラミング言語の習得数を増やしたり、設計段階といった上流工程から担当できるようになるなど、プログラミング領域を深掘った方が、はるかに価値が高まります。
よって、プログラマーは無理にデザインを学ばず、より専門的な技術領域を伸ばす方が合理的です。
未経験からWebデザインとプログラミングを学ぶ方法
未経験からWebデザインやプログラミングを学ぶ方法は多岐にわたります。
ここでは、それぞれの分野の基本的な学習ステップと、おすすめの学習方法をご紹介します。
Webデザインの学び方
Webデザインを学ぶには、以下のステップで進めることがおすすめです。
- 色彩効果やレイアウトなどデザインの基礎を学ぶ
- HTMLやCSSの基礎を理解する
- デザインツールの操作を習得する
- 架空のバナー制作やLPデザイン案件でスキルを磨く
これらのステップを体系的に学ぶことで、効率的にWebデザインスキルを身につけられるでしょう。
さらに詳しい学習方法は、以下の記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

プログラミングの学び方
プログラミングを学ぶ際には、まずどのプログラミング言語を学ぶかを選択する必要があります。
Java、PHP、Python、Ruby、JavaScriptなど、さまざまな言語が存在し、それぞれ得意な分野が異なります。
特に希望する言語がない場合は、Pythonを学ぶことがおすすめです。
Pythonは、コードや文法が比較的シンプルで初心者にも学習しやすい特徴があります。
さらに、AI(人工知能)や機械学習、データ分析の分野で広く使われているため、これからの時代において非常に将来性が高い言語と言えるでしょう。
学習方法は様々ありますが、実際にコードを書きながら学べるオンライン学習サービス「Progate」がおすすめです。
ProgateのPythonコースは無料で始められる部分もありますので、気軽に試してみてください。
Webデザインとプログラミング両方を独学するのは挫折しかねない
Webデザイナーを目指す上でプログラミングも学びたい、あるいはプログラマーを目指す中でデザインにも興味を持った、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、未経験からWebデザインとプログラミングの両方を独学で同時に学ぶことは、非常に挫折しやすい傾向にあります。
どちらか一方の分野だけでも独学での習得は挫折しやすいと言われている中で、二つの異なる分野を一気に学ぶとなると、さらにハードルが高くなるのは明らかです。
学習中に疑問が起きやすい分野であるにもかかわらず、インターネットで解決策を探そうとすると、平気で1〜2時間かかることも珍しくありません。
一つの疑問を解決するだけで一日が終わってしまうという経験をする方もいらっしゃるでしょう。
効率的に学習を進め、挫折することなくスキルを身につけるためには、適切なサポートやフォローが得られる環境を整えることが大切です。
Webデザインとプログラミングを手厚いサポートで学べるWEBCOACH

Webデザインとプログラミングの二つの分野を効率よく、かつ挫折することなく学ぶには、手厚いサポートが欠かせません。
近年はWebデザインスクールやプログラミングスクールをよく耳にするため、「二つのスクールに入らないといけないのだろうか?」と心配になる方も多いかもしれません。
そんな中、WEBCOACHではWebデザインとプログラミングの二つの分野を一つのカリキュラムで学ぶことが可能です。
現役のフリーランスとして活躍するデザイナーやプログラマーが講師としてマンツーマン指導をしてくれるため、サポート体制も万全。
WEBCOACHのサポート体制には、以下のような特徴があります。
- 月2回のオンラインコーチング:学習計画の見直しやモチベーションUPまで
- 専属コーチに24時間質問し放題:受講生一人一人の能力を踏まえて回答
- 質問対応AI:深夜などコーチが対応できない時間でも疑問が解決できる
これらの手厚いサポートにより、未経験からでも安心してWebデザインとプログラミングのスキル習得に取り組むことができるでしょう。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ詳細をご覧ください。
