インスタで稼げる?未経験から収益化する方法とコツを徹底解説!

「インスタで稼げたらいいな」と思いつつも、何から始めたらいいか分からなかったり、「特別なスキルがないと無理なんじゃない?」と不安になったりしていませんか?
色々な情報が溢れていて、「結局、自分にもできるの?」と一歩を踏み出せずにいる方も多いはず。
実は、インスタグラムは特別なスキルや経験がなくても、正しい手順で運用すれば誰でも収益化を目指せるSNSです。
この記事では、インスタで稼ぐための具体的な仕組みから、未経験の主婦や学生の方でも始めやすいおすすめのジャンル、さらには月収100万円以上を目指すための10種類の収益化方法まで、稼ぐために必要な知識を網羅的に解説します。
- インスタで稼ぐ3つの仕組み
- 未経験でも稼ぎやすいジャンル3選
- 具体的な収益化方法10選
- 未経験から収益化までの完全ロードマップ
ただ、自分一人でアカウント設計から収益化まで進めることに、不安を感じる方もいるかもしれません。
そんな方には、どのようなステップで学べばいいのか、何をどれくらいすればいいのかなど、あなたに合ったロードマップがおすすめです。
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インスタで稼ぐことは可能?収益化の3つの仕組みを解説
結論から言うと、インスタグラムで未経験から稼ぐことは十分に可能です。
その収益化の仕組みは、大きく分けて「広告収入」「物販・コンテンツ販売」「インスタの機能」の3つに分類されます。
収益化モデル | 主な収入源 | 初期コスト | 収益化までの目安期間 |
---|---|---|---|
企業の広告塔になる | ・アフィリエイト ・PR案件 | 低い (商品購入費など) | 3ヶ月~1年 |
自分の商品を売る | ・ハンドメイド販売 ・コンテンツ販売 | 中 (材料費、ツール代など) | 1ヶ月~ |
インスタの機能を使う | ・投げ銭(バッジ) ・サブスクリプション | ほぼ無し | 半年~1年 |
自分がどのモデルで稼いでいきたいのかを明確にするためにも、まずはそれぞれの仕組みを理解することから始めましょう。

企業の広告塔として稼ぐ(広告収入)
自身のアカウントを「広告媒体」として活用し、企業から報酬を得る最も一般的な方法です。
いわゆるインフルエンサーとしての稼ぎ方がこれに当たります。
例えば、商品を紹介し、その投稿経由で購入されると報酬が発生するアフィリエイトや、企業から直接依頼を受け、報酬をもらって商品やサービスを投稿で紹介するPR案件などがあります。
このモデルは、フォロワー数や影響力がそのまま収益の大きさに直結しやすいのが特徴です。
自分の商品・サービスを販売して稼ぐ(物販・コンテンツ販売)
自身の趣味や特技、知識を「商品」としてインスタグラム上で販売する方法です。
インスタグラムを、自身のオンラインショップへの「集客ツール」として活用するイメージです。
ハンドメイドのアクセサリーやイラストなどを販売する物販だったり、自身の専門知識(例:ダイエット法、勉強法など)をまとめた教材(PDF、動画など)を販売するコンテンツ販売などがあります。
自分の「好き」や「得意」を直接収益につなげられるのが、このモデルの魅力でしょう。
インスタの機能を使って稼ぐ(投げ銭・サブスクなど)
Instagramが公式に提供しているクリエイター向けの収益化機能を利用する方法です。
ファンとの熱量や関係性の深さが、直接収益になるモデルと言えます。
バッジ機能ではライブ配信中に、ファンから直接支援をもらえたり、月額制で登録者限定の特別なコンテンツを届けるサブスクリプションなどがそれに該当します。
ファンとの深いコミュニケーションを楽しみたい人におすすめの方法です。
インスタで収益化するための条件
インスタで収益を得るためには、プラットフォームが定めるいくつかのルールや基準を満たす必要があります。
これらは健全なアカウント運営の土台であり、クリアしていないと収益化機能の利用や企業案件の受注ができない可能性があるため、必ず確認しておきましょう。
- 年齢制限
- フォロワー数・エンゲージメント基準
- Instagramパートナー収益化ポリシーの遵守
- ビジネスアカウントorクリエイターアカウントであること
- 収益対象国に住んでいること
年齢制限
インスタグラムの公式な収益化機能を利用するには、原則として18歳以上である必要があります。
これは、ライブ配信でのバッジ機能(投げ銭)やサブスクリプション、ボーナスプログラムなど、クリエイターとプラットフォーム、またはファンとの間で直接的な金銭の授受や契約関係が発生するためです。
18歳未満の人は、これらの機能を利用して収益を受け取ることができません。
アフィリエイトや企業からのPR案件においても、多くの場合、広告サービスを提供するASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)や企業側の規約で18歳以上が対象となっています。
健全な経済活動を行うための基本的なルールと認識しておきましょう。収益化を視野に入れるのであれば、まずはこの年齢条件をクリアしていることが大前提となります。
フォロワー数・エンゲージメント基準
かつてはフォロワー数がインフルエンサーの影響力を示す主な指標でしたが、現在はその考え方が変わりつつあります。
インスタグラム公式の収益化機能(バッジやサブスクリプションなど)には、明確なフォロワー数の基準は設けられていません。
それ以上に重視されるのが、いいね・コメント・保存数などから算出される「エンゲージメント率」、つまりファンの熱量です。
フォロワーが多くても反応がなければ、広告効果が見込めないと判断されます。
逆にフォロワーが1,000人程度でも、特定の分野で熱狂的なファンを持つ「マイクロインフルエンサー」として、企業からPR案件の依頼が来ることも少なくありません。
数よりも、フォロワー一人ひとりとの深い関係性を築くことが、収益化への近道と言えるでしょう。
Instagramパートナー収益化ポリシーの遵守
インスタグラムで収益を得るためには、プラットフォームの健全性を保つために定められた「パートナー収益化ポリシー」および「コミュニティガイドライン」を遵守することが絶対条件です。
これには、他人の著作物(音楽や映像など)の無断使用、差別的な発言、暴力的なコンテンツの投稿などが含まれます。
また、フォロワーや「いいね」を購入するなどの人為的なエンゲージメント操作も固く禁じられています。
これらのポリシーに違反すると、収益化機能の停止や利用資格の剥奪、最悪の場合はアカウントの削除といった厳しいペナルティが科される可能性があります。
「知らなかった」では済まされないため、収益化を目指す全てのクリエイターは、Instagramの公式ヘルプセンターでこれらの規約に必ず目を通し、クリーンなアカウント運営を心がける必要があります。
ビジネスアカウントorクリエイターアカウントであること
収益化を目指すなら、標準の個人アカウントから「プロアカウント」に切り替えることが必須です。
プロアカウントには「クリエイター」と「ビジネス」の2種類があり、無料でいつでも切り替えが可能です。
- クリエイターアカウント:インフルエンサーや個人事業主向け。詳細なフォロワー分析や、DMの管理機能が充実しています。
- ビジネスアカウント:店舗や企業向け。広告出稿機能や、連絡先ボタンのカスタマイズ性に優れています。
個人で情報発信をして稼ぐ場合は、まず「クリエイターアカウント」を選ぶのがおすすめです。
プロアカウントにすると、投稿の分析ができる「インサイト機能」が使えるようになり、戦略的なアカウント運用には不可欠です。
また、プロフィールに連絡先を表示できるため、企業からのPR案件など仕事の依頼も受けやすくなります。
収益対象国に住んでいること
Instagramが公式に提供する収益化機能の一部は、利用できる国が限定されています。
これは、各国の法律や税制、決済システムなどが関係しているためです。
例えば、リール動画の再生回数に応じて報酬が支払われる「ボーナスプログラム」などは、対象国で活動しているクリエイターにのみ招待が送られます。
現在、日本はバッジ機能やサブスクリプションなど、主要な収益化機能の対象国に含まれているため、国内で活動する分にはほとんど心配する必要はありません。
ただし、海外に在住している人や、将来的に海外へ移住を考えている人は注意が必要です。
自身の活動拠点が付与対象国に含まれているか、Instagramの公式ヘルプページなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
インスタ未経験の主婦や学生でも稼げるジャンル3選
「自分には特別なスキルがない」と感じる未経験者や主婦、学生の人でも参入しやすく、収益化につながりやすいおすすめのジャンルを3つ紹介します。
自分のライフスタイルや「好き」を活かせないか、ぜひ考えてみてくださいね。
- 美容・ファッション系
- ハンドメイド系
- ゲーム実況・レビュー
美容・ファッション系
普段使っているコスメのレビューや、手持ちの服での着回しコーデなど、日常生活の中からネタを見つけやすいのが最大の魅力です。
市場が大きく、アフィリエイトやPR案件が豊富なため、収益化の選択肢が広いジャンルです。
自分のライフスタイルを発信する感覚で始められるため、未経験者に最もおすすめです。
顔出しなしでも、コスメや服の物撮りだけで運用できます。
ハンドメイド系
アクセサリー作り、イラスト、編み物など、自分の趣味や特技を直接収益にできるのが特徴です。
作品のクオリティや世界観をビジュアルで伝えやすく、インスタグラムのプラットフォームとの相性が抜群です。
ファンがつきやすく、自分の「好き」を仕事にできる喜びを感じやすいでしょう。
ゲーム実況・レビュー
好きなゲームのプレイ動画や攻略情報を発信するジャンルです。
熱量の高いファンコミュニティを形成しやすいのが大きな強みです。
インスタライブでの「バッジ機能(投げ銭)」と非常に相性が良い稼ぎ方です。
特定のゲームに特化することで、ニッチな領域でトップを目指すことも可能でしょう。
インスタで収益化して稼ぐ方法10選
インスタでの稼ぎ方は一つではありません。ここでは、具体的な10種類の収益化方法を解説します。
これらを複数組み合わせることで、収入源を分散させ、安定した収益を目指すことができます。
- アフィリエイト:愛用品を紹介してコツコツ稼ぐ
- PR案件:企業から依頼を受けて商品を紹介する
- ハンドメイド・自分の商品販売:趣味や特技を形にする
- コンテンツ販売:得意なことをまとめて教材として売る
- ネットショップへの誘導:楽天ROOMや自分のECサイトに繋げる
- インスタライブでのバッジ機能:ファンからの投げ銭で応援してもらう
- サブスクリプション:月額制で限定コンテンツを届ける
- 写真・動画素材の販売:スマホで撮った素敵な写真が売れる
- インスタ運用代行:企業のインスタを代わりに運用する
- ボーナスプログラム:インスタからの招待で収益を得る

アフィリエイト:愛用品を紹介してコツコツ稼ぐ
アフィリエイトは、特定の商品やサービスを紹介し、その投稿経由で商品が売れると売上の一部が報酬として支払われる仕組みです。
「A8.net」などのASPに登録し、紹介したい商品の専用リンクを発行して、そのリンクをストーリーズのスタンプや、LinktreeなどでまとめたプロフィールURLに設置して宣伝します。
初期費用がかからず、フォロワーが比較的少ない段階からでも始められるため、収益化の第一歩として初心者にもっともおすすめです。
普段から使っている愛用品や、自信を持っておすすめできるサービスを紹介することで、ファンからの信頼を損なうことなく収益化を目指せるでしょう。
PR案件:企業から依頼を受けて商品を紹介する
PR案件は、企業から直接依頼を受け、報酬をもらって商品やサービスを自身の投稿で紹介する、インフルエンサーの代表的な稼ぎ方です。
報酬は商品提供のみの「ギフティング」から、数万〜数十万円の「固定報酬」まで様々で、フォロワー数だけでなく、アカウントの専門性やエンゲージメント率の高さが単価を左右します。
企業からDMで直接依頼が来るほか、インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォームに登録して自分から案件を探すことも可能です。
なお、PR投稿の際には「#PR」などの表記が法律で義務付けられており、誠実な対応がアカウントの信頼性を保つ上で非常に重要です。
ハンドメイド・自分の商品販売:趣味や特技を形にする
アクセサリーやイラスト、洋服など、自分の趣味や特技を活かしたオリジナル商品を販売する方法です。
インスタグラムを作品の魅力を伝える「オンライン上のショーケース」として活用し、投稿やリールで世界観を表現しながらファンを増やします。
実際の販売には、「BASE」や「STORES」といった無料で開設できるネットショップサービスを利用するのが一般的です。
プロフィールにショップへのリンクを設置し、インスタからお客さまを誘導します。
価格設定からブランディングまで全てを自分で決められるため、自由度が高く、やりがいを感じやすい収益化方法と言えるでしょう。
コンテンツ販売:得意なことをまとめて教材として売る
自身の専門知識や経験を、PDF形式のテキストや動画などの「教材コンテンツ」として販売する方法です。
「〜な人のためのダイエット法」や「初心者向け動画編集テクニック」など、フォロワーの悩みを解決するノウハウを提供します。
インスタでは日々の投稿を通じてその分野の専門家としての信頼を築き、「より深い情報はこちら」という形で「note」や「Brain」といった外部のプラットフォームで販売するコンテンツへ誘導します。
形のない知識やスキルを収益に変えられるため、特定の分野で深い知見を持つ人にとって非常に有効な手段です。
ネットショップへの誘導:楽天ROOMや自分のECサイトに繋げる
この方法は、インスタグラムを「集客」に特化させ、収益化の仕組みを外部サイトに任せる考え方です。
特に人気なのが「楽天ROOM」で、自分が使って良かった楽天市場の商品を自身のROOMにまとめ、そこから商品が売れると楽天キャッシュが得られます。
日々の暮らしを発信する主婦やライフスタイル系のアカウントと非常に相性が良いです。
また、本格的に物販を行いたい場合は、Shopifyなどで構築した自身のECサイトへ誘導します。
インスタの投稿では商品の使用シーンや魅力を伝え、購入は外部サイトで完結させるというスムーズな動線作りが重要になります。
インスタライブでのバッジ機能:ファンからの投げ銭で応援してもらう
インスタライブ中に、視聴者がクリエイターを直接金銭的に応援できるのが「バッジ機能」です。
視聴者は100円台から数種類ある有料のバッジを購入でき、購入者のアカウント名はライブ画面でハイライト表示されます。
この機能で収益を上げるには、ファンとの活発なコミュニケーションが鍵となります。
バッジを送ってくれたファンの名前を読み上げて感謝を伝えたり、Q&Aに答えたりすることで、ライブの盛り上がりと収益が向上するでしょう。
ファンとの関係性が直接収益に結びつくため、熱量の高いコミュニティを持つクリエイター向けの機能です。
サブスクリプション:月額制で限定コンテンツを届ける
サブスクリプションは、クリエイターが設定した月額料金を支払った登録者(ファン)だけが閲覧できる、特別なコンテンツを提供できる機能です。
限定の投稿やリール、ライブ配信、さらには登録者限定のチャット機能など、コアなファンとのより深い交流の場を作れます。
「情報の先行公開」や「ノウハウの深掘り解説」「制作の舞台裏」など、月額料金を支払ってでも見たいと思える価値のあるコンテンツを継続的に提供することが成功の鍵です。
ファンを囲い込み、毎月安定した収益基盤を構築できる可能性がある、クリエイターにとって魅力的な機能の一つです。
写真・動画素材の販売:スマホで撮った素敵な写真が売れる
自身で撮影したクオリティの高い写真や動画を、「PIXTA」や「Adobe Stock」といったストックフォトサービスを通じて販売する方法です。
クリエイターとして登録し、撮影した素材をアップロード。その素材が企業や個人に購入されると、売上の一部が報酬として支払われます。
最近のスマートフォンはカメラ性能が高いため、プロ用の機材がなくても十分に挑戦可能です。
インスタグラムを自身の作品集(ポートフォリオ)として活用し、写真のクオリティや世界観をアピールしながら、プロフィールからストックフォトサイトへ誘導することで収益化につなげることができます。
インスタ運用代行:企業のインスタを代わりに運用する
自身のアカウント運用で培った知識やスキルを活かし、企業や店舗のインスタグラムアカウントを代わりに運用する仕事です。
業務内容は、投稿コンテンツの企画・作成から、ハッシュタグ選定、投稿作業、コメント対応、毎月の成果をまとめるレポート作成まで多岐にわたります。
自分自身がインフルエンサーとして有名にならなくても、裏方として安定した収益を得られるのが大きな魅力です。
「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトで案件を探せるほか、自身のアカウント運用実績が評価され、DM経由で直接依頼が来るケースもあります。
ボーナスプログラム:インスタからの招待で収益を得る
ボーナスプログラムは、質の高いリール動画を投稿するクリエイターに対して、Instagramから直接ボーナスが支払われる仕組みです。
ただし、このプログラムは誰でも利用できるわけではなく、Instagramからの不定期な「招待」が必要となります。
招待を受けるための明確な基準は公表されていませんが、トレンドの音源の活用や高い視聴維持率など、エンゲージメントの高いリールを継続的に投稿していると招待されやすいと言われています。
プログラムは期間限定で、期間内の再生回数などに応じて収益額が決定します。
不確実性が高いため、メインの収益源とするのではなく「質の高い投稿へのご褒美」と捉えるのが良いでしょう。
インスタでどのぐらい稼げる?フォローワー別平均月収
「実際、インスタでどのくらい稼げるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
ここでは、フォロワー数に応じた月収の相場をまとめました。
フォロワー数 | 平均月収の目安 | 主な収入源 |
---|---|---|
5,000人 | 1万〜5万円ほど | アフィリエイト、ギフティング案件(商品提供のみ)など |
1万人 | 5万〜20万円ほど | 指名でのPR案件、コンテンツ販売 |
5万人 | 20万〜100万円ほど | 企業との大型タイアップ、イベント登壇 |
10万人 | 100万円以上も | 自身のブランド立ち上げ、書籍出版など |
ただし、これはあくまで目安です。
実際にはフォロワー数だけでなく、ジャンルの専門性、エンゲージメント率、選択する収益化方法によって金額は大きく変動することを理解しておきましょう。

フォロワー5,000人:月収1万〜5万円ほど
フォロワーが5,000人を超えると、収益化のスタートラインに立ったと言えます。
この段階での主な収入源は、商品を紹介して成果報酬を得る「アフィリエイト」や、報酬として商品提供のみを受ける「ギフティング案件」が中心です。
有償のPR案件も受けられるようになりますが、単価は1投稿あたり数千円〜1万円程度が相場でしょう。
まずは大きな金額を狙うより、コツコツと実績を積み重ねて「稼ぐ経験」をすることが重要です。
フォロワー数が少なくても、エンゲージメント率が高ければ企業からの評価は上がります。
フォロワー1万人:月収5万〜20万円ほど
フォロワー1万人は、多くの人が目標とする一つの大きな節目です。
インフルエンサーとして広く認知され始め、副業として本格的な収入が見込めるレベルになります。
企業から直接DMで依頼が来る「指名案件」が増え、PR案件の単価も1投稿あたり3万〜10万円ほどに上がることが期待できます。
また、アフィリエイトやPR案件だけでなく、自身の専門知識をまとめた「コンテンツ販売」や、趣味を活かした「ハンドメイド販売」など、独自の収益源を確保し始める人も増えてきます。
複数の収益源を組み合わせることで、月5万円以上の安定した収入を十分に目指せるでしょう。
フォロワー5万人:月収20万〜100万円ほど
フォロワーが5万人規模になると「ミドルインフルエンサー」として確固たる地位を築き、その影響力は飛躍的に大きくなります。
PR案件では、企業の年間契約や大型キャンペーンへの起用など、単価が数十万円に及ぶ大型タイアップも珍しくありません。
活躍の場はインスタグラムを飛び出し、イベントへの登壇やメディア出演、雑誌への掲載といったオファーが舞い込むことも。
自身のオリジナル商品の売上も大きく伸び、この段階で本業の収入を超える人も多くいます。
一つのアカウントが、大きなビジネスへと成長していくフェーズです。
フォロワー10万人以上:月収100万円以上も
フォロワー10万人を超える「トップインフルエンサー」になると、その発言や行動が世の中に大きな影響を与えるようになります。
PR案件の単価は1投稿で100万円を超えるケースも出てくるなど、収入は青天井です。
このレベルになると、インスタは活動の起点の一つとなり、自身のオリジナルブランド(アパレル、コスメなど)の立ち上げや、書籍の出版、オンラインサロン運営など、事業家として多角的にビジネスを展開する人がほとんどです。
もはや「インスタで稼ぐ」というより「インスタを起点にビジネスで成功する」というステージと言えるでしょう。
インスタで収益化させるための4つのコツ
収益化を最短で達成し、継続的に稼ぎ続けるためには、いくつかの運用上のコツがあります。
これらを意識するだけでアカウントの伸びが大きく変わる可能性があるため、ぜひ実践してみてください。
- ターゲット層を明確にして定期的に投稿する
- コンテンツの質を意識しながらアクセス解析をする
- 詐欺案件や過剰なフォロワー購入はしない
- エンゲージメント率を意識して企業やアルゴリズムからの評価を得る
ターゲット層を明確にして定期的に投稿する
「誰に、何を届けたいのか」というペルソナ(理想の読者像)を詳細に設定することが重要です。
発信の軸が定まり、フォロワーに刺さるコンテンツが作れるようになります。
また、毎日同じ時間帯に投稿するなど、定期的な更新はアルゴリズムからの評価を高める上で非常に重要です。
コンテンツの質を意識しながらアクセス解析をする
ここで言う「質」とは、フォロワーが思わず「保存」したくなるような有益な情報のことです。
後から見返したいと思われるコンテンツは、アカウントの評価を高めます。
プロフィールへのアクセス率や投稿ごとの保存率の数値をプロアカウントのインサイト機能で常に確認し、どの投稿が伸びたのかを分析しましょう。
PDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を回し続けることが、アカウント成長の最も重要な鍵です。
詐欺案件や過剰なフォロワー購入はしない
「フォロワーを売ります」「楽して稼げるコンサル」といった甘い話は全て無視してください。
購入したフォロワーは、いいねやコメントをしないためエンゲージメントを生みません。
結果としてアカウントの評価が著しく下がり、収益化から遠ざかるだけでなく、アカウント凍結のリスクもあります。
エンゲージメント率を意識して企業やアルゴリズムからの評価を得る
いいね、コメント、保存、シェアなどのエンゲージメントを最大化させることを常に意識しましょう。
コメントへの丁寧な返信であったり、ストーリーズの質問機能を使った積極的な交流を通じてファンとの関係を深めることが、ファンを育て、アルゴリズムと企業の双方から評価されるアカウントを作るのです。
完全未経験からインスタで稼げるようになるまでのロードマップ
知識ゼロの完全未経験者が、収益化を達成するまでの具体的な行動計画を6つのステップで示します。
この通りに進めれば、誰でも収益化への道筋が見えてくるでしょう。
まずは自分の「好き・得意」と、「そのジャンルに需要があるか」を分析します。
長く続けられ、かつ稼げる可能性のある領域を見つけることが最初のステップです。
プロフィール、ハイライト、投稿のデザインや色味など、アカウント全体のトーン&マナーを統一します。
世界観をしっかり作ることで、ファンが付きやすくなります。
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは質より量を意識し、100投稿を目標に発信に慣れることが大切です。
継続することで、発信の型が見つかります。
同ジャンルのアカウントとの交流や、投稿内容に合った適切なハッシュタグ選定で、アカウントの認知を拡大します。
まずはフォロワー1,000人が目標です。
フォロワーが1,000人を超えたら、アフィリエイトなど低リスクな方法で収益化を試してみましょう。
まずは「1円」を稼ぐ経験をすることが、大きなモチベーションになります。
インサイトデータを基に、コンテンツや収益化の方法を常に最適化し続けます。
どの投稿が保存されたのか、どの商品リンクがクリックされたのかを分析し、次のアクションに活かすループを作りましょう。
よくある質問
顔出しは絶対に必要?
いいえ、顔出しをしなくても稼ぐことは十分に可能です。
実際に、顔出しを一切せずに人気を集め、大きな収益を上げているインフルエンサーはたくさんいます。
例えば、以下のようなジャンルや方法があります。
- モノ中心の発信:コスメ、ファッション、便利グッズなどを手元や置き画で見せる
- 情報発信:節約術や勉強法などを図解やイラストで解説する
- 作品発信:ハンドメイド作品やイラスト、料理などの写真をメインにする
大切なのは、顔を出すかどうかよりも「誰の、どんな悩みを解決するアカウントか」というコンセプトが明確であることです。
顔出しに抵抗がある人は、無理せず自分のスタイルに合った方法で始めてみましょう。
フォロワーが少なくても本当に稼げますか?
はい、フォロワーが少なくても稼ぐことは可能です。重要なのは「フォロワーの質」です。
例えば、フォロワーが1,000人でも、あなたの発信に強い関心を持つ「濃いファン」が多ければ、アフィリエイトでの商品購入率や、自身のコンテンツ販売での成約率は高くなります。
企業側も、近年はフォロワー数よりも「エンゲージメント率(いいねやコメントなどの反応率)」を重視する傾向にあります。
特定のジャンルに特化し、フォロワーとの信頼関係をしっかり築くことで、フォロワーが少なくても収益化のチャンスは十分にあります。
まずは1,000人を目標に、質の高いアカウント作りを意識しましょう。