インハウスデザイナーとは?仕事内容や未経験からなるための方法を徹底解説!

- インハウスデザイナーって、実際どんな仕事?
- 制作会社やフリーランスと何が違うんだろう?
- クライアントワーク中心の働き方に、将来のキャリアやワークライフバランスで不安を感じている
- 未経験からでも挑戦できるキャリアなのか、具体的なイメージがまだ湧かない
- 「インハウスは成長できない」という噂を聞くけど、本当のところを知りたい
本記事ではこれらの悩みを、Webデザインスクールの「WEBCOACH」で授業をしている現役講師が解決します!この記事を読めば、インハウスデザイナーの仕事内容が理解でき、未経験からでもなれる方法がわかるはずです!
- インハウスデザイナーの具体的な仕事内容と、制作会社デザイナーとの明確な違い
- 「成長できない」は本当?インハウスで働くリアルなメリット・デメリット
- 専門性を高める?マネジメントに進む?多様なキャリアパスと将来性
- 今のスキルに自信がなくても大丈夫。未経験からインハウスデザイナーになるための4ステップ

監修 WEBCOACH 編集部
WEBCOACHは、WEBデザイナーやWEBマーケターなどさまざまなWEBに関する職業へのキャリアチェンジまでの全てを学び理想の”収入と働き方”、どちらも叶えるためのマンツーマンWEBスクールです。当メディアでは、WEBデザイナーやWEBマーケターに必要なスキルの身につけ方から、転職に関するノウハウ、ちょっとしたTipsまで幅広いコンテンツを発信しています。
インハウスデザイナーとは?
インハウスデザイナーとは、制作会社やデザイン事務所のような外部の企業ではなく、事業会社に正社員や契約社員として所属し、自社のサービスやプロダクトのデザインを専門に担当するデザイナーのことです。
「社内デザイナー」とも呼ばれます。
制作会社のように外部のお客さまの仕事を請け負うのではなく、所属する企業の事業成長をデザインの力で推進することが主な目的です。
制作会社デザイナーとの違い
インハウスデザイナー | 制作会社デザイナー | |
---|---|---|
働く場所 | 事業会社 | 制作会社・デザイン事務所 |
目的 | 自社事業の成長 | お客さまの課題解決 |
関わる期間 | 長期的 | 短期的(プロジェクト単位) |
裁量権 | 比較的大きい | お客さまの意向に左右される |
求められるスキル | 事業理解・マーケティング知識 | 幅広いテイストへの対応力 |
働き方 | 比較的安定 | 納期により変動が大きい |
インハウスデザイナーと制作会社デザイナーは、働く場所や目的、求められるスキルなど、多くの面で役割が異なります。
制作会社は「お客さまの課題解決」を目的としますが、インハウスデザイナーは「自社事業の成長」を目的としており、そのためデザインの成果をよりダイレクトに感じやすいでしょう。
制作会社では多様な業界のデザインに携われますが、関わりはプロジェクト単位で短期的になりがちです。
一方、インハウスデザイナーは一つのブランドに長期的に深く関わり、企画から効果測定まで見届けることができます。
フリーランスデザイナーとの違い
インハウスデザイナー | フリーランスデザイナー | |
---|---|---|
働き方 | 会社員(規則的な勤務時間) | 自由(自己管理) |
収入 | 安定(月給制) | 不安定(成果報酬) |
業務内容 | デザイン+社内連携 | デザイン+営業・経理など全て |
チーム | 他職種との連携が必須 | 基本的に個人 |
責任の範囲 | 担当業務の範囲 | 全ての業務 |
インハウスデザイナーとフリーランスデザイナーは、「会社に所属するか、個人で働くか」という点で根本的に異なります。
フリーランスは働く時間や場所の自由度が高いですが、営業から経理まで全て自分で行う必要があり、収入は不安定になる可能性があります。
対してインハウスデザイナーは、会社員として安定した環境でデザイン業務に集中できるのが特徴です。
また、インハウスデザイナーはマーケターやエンジニアなど他職種とのチームワークが基本となるため、組織の一員として事業を動かす貴重な経験を積むことができます。
なぜ企業はインハウスデザイナーを置くのか?採用する4つの理由
近年、多くの企業がインハウスデザイナーの採用に力を入れています。
その背景には、主に以下の4つの理由があります。
- デザインの外注コストを削減できるため
- ブランドやサービスへの理解が深いため
- 迅速なコミュニケーションと対応が速いため
- デザイン資産の社内蓄積
デザインの外注コストを削減できるため
中長期的に見ると、制作会社へその都度デザインを外注するよりも、人件費としてデザイナーを雇用する方がトータルのコストを抑えられる場合があります。
特に、日常的にバナー制作やサイト修正などが発生する企業にとって、デザインを内製化する費用対効果は非常に高いです。
外注費の見積もりや発注といった手間がなくなる点も、企業側のメリットです。
ブランドやサービスへの理解が深いため
インハウスデザイナーは常に自社のブランドやサービスに触れているため、誰よりも深い理解を持つことができます。
これにより、ブランドイメージに一貫性を持たせ、メッセージ性の強いアウトプットを生み出すことが可能になるのです。
外部のデザイナーに、毎回ゼロからブランドの背景やターゲットを説明するコストが不要になる点も見逃せません。
迅速なコミュニケーションと対応が速いため
社内にデザイナーがいれば、必要な時にすぐ打ち合わせができ、スピーディーな意思決定が可能です。
例えば、WEBサイトのちょっとした修正や、急な広告クリエイティブの制作依頼にも迅速に対応できます。
このスピード感は、変化の速い市場で競争優位性を保つために非常に重要です。
デザイン資産の社内蓄積
インハウスデザイナーが制作した「デザインデータ」「制作ノウハウ」「デザインガイドライン」などは、全て会社の資産として蓄積されます。
これらの資産が社内に溜まっていくことで、デザインの属人化を防ぎ、誰が担当しても一定のクオリティを保てるようになります。
長期的にデザインシステムを構築していけば、開発効率の飛躍的な向上も期待できるでしょう。
インハウスデザイナーの仕事内容
インハウスデザイナーの仕事は多岐にわたります。
企業の規模や事業内容によって異なりますが、ここでは代表的な4つの仕事内容を紹介します。
- WEBサイト・LPの制作・改善
- UI/UXデザイン
- バナーやSNSなどの広告クリエイティブ制作
- 営業資料やパンフレットなど紙媒体のデザイン
WEBサイト・LPの制作・改善
自社で運営するコーポレートサイトやサービスサイト、LP(ランディングページ)のデザイン、コーディング、そして改善運用を担当します。
新規で作るだけでなく、既存サイトの分析やABテストを行い、CVR(コンバージョン率)の改善を目指すなど、事業の成果を追求する役割も担うのが特徴です。
制作会社でのWEBサイト制作経験を直接活かせる領域でしょう。
UI/UXデザイン
自社が提供するアプリケーションやWEBサービスについて、ユーザーが快適に使えるような画面設計(UIデザイン)や、心地よい体験設計(UXデザイン)を行います。
ユーザー調査やデータ分析を通じて課題を発見し、継続的な改善を繰り返していく、事業の根幹に関わる重要な仕事です。
この領域のスキルを伸ばすことで、市場価値の高いデザイナーを目指せます。
UI/UXデザインのなり方について詳しく知りたい人は、未経験からUI/UXデザイナーになるには?具体的なロードマップもご紹介!の記事で解説しています!

バナーやSNSなどの広告クリエイティブ制作
WEB広告で使うバナーや、SNS(X, Instagram, Facebookなど)に投稿する画像・動画といったクリエイティブを制作します。
単に作るだけでなく、広告のクリック率やコンバージョン率を分析し、より効果の高いクリエイティブは何かを考え、高速でPDCAを回しながら改善していくことが求められます。
マーケティング部門と密に連携することが多い業務です。
営業資料やパンフレットなど紙媒体のデザイン
企業によっては、WEBだけでなく紙媒体のデザインも担当領域になります。
紙媒体の例を挙げると「営業用の提案資料」「ホワイトペーパー」「会社案内のパンフレット」「イベントで配布するチラシ」「名刺」などがあります。
デザインの原則はWEBも紙も同じですが、DTPの知識(解像度やカラーモードの違いなど)が求められる場合もあります。
インハウスデザイナーの1日のスケジュール
「インハウスデザイナーって実際どんな働き方をしてるの?」という疑問を抱えている人も多いことでしょう。
ここでは、WEBサービス企業に勤めるインハウスデザイナーの1日のスケジュール例を紹介します。
制作会社時代のような深夜残業ではなく、比較的落ち着いて働ける環境であることがイメージできるはずです。
- 9:30|始業・メールチェック・タスク確認
- 10:00|朝会(マーケティングチームと進捗共有)
- 10:30|制作タイム(LPデザイン制作)
- 13:00|ランチ
- 14:00|サービス改善ミーティング(エンジニア、PDMと)
- 15:00|広告バナー制作・修正対応
- 17:00|ユーザーインタビュー同席
- 18:00|明日のタスク整理・日報作成
- 18:30|退勤
インハウスデザイナーに求められるスキル
インハウスデザイナーとして活躍するためには、「デザインが作れる」だけでは不十分です。
制作会社のデザイナーとは少し違ったスキルセットが求められます。
- デザイン・制作スキル
- コミュニケーション能力
- マーケティングや事業に関する理解
- マネジメント・ディレクションスキル
デザイン・制作スキル
Photoshop、Illustrator、Figmaといったデザインツールを使いこなす基本的な制作スキルは必須です。
担当業務によっては、HTML/CSS/JavaScriptなどのコーディングスキルも求められます。
また、一つのブランドに深く関わるため、決められたデザインのトーン&マナーを維持し、様々な媒体へ展開していく応用力も重要になります。
インハウスデザイナーはもちろんWEBデザイナーに必要なスキルを知りたい人は、WEBデザイナーに必要なスキル一覧|初心者が最低限おさえるスキルマップを解説にて解説しているので、こちらも参考にしてください!

コミュニケーション能力
インハウスデザイナーは、エンジニアやマーケター、営業など、社内の様々な職種のメンバーと連携して仕事を進める必要があります。
そのため、デザインの意図を専門用語を使わずに分かりやすく説明したり、他部署からの要望を正しく汲み取ったりする能力が不可欠です。
マーケティングや事業に関する理解
「なぜこのデザインが必要なのか」という事業的な背景を理解し、デザインに落とし込む力が求められます。
自社のビジネスモデル、ターゲットユーザー、競合などを理解し、事業成長に貢献するデザインとは何かを常に考える姿勢が重要です。
このスキルを身に付けることで、言われたものを作るだけでなく、より上流工程からデザインに関われるようになります。
マネジメント・ディレクションスキル
デザイナーが複数名いる組織では、チームのタスク管理や後輩の育成といったマネジメントスキルが求められることがあります。
また、業務の一部を外部の制作会社やフリーランスに依頼する際の、ディレクション業務を担当するケースも少なくありません。
将来的にアートディレクターやデザインマネージャーを目指すなら必須のスキルです。
インハウスデザイナーとして働くメリット
制作会社の働き方に限界を感じている人にとって、インハウスデザイナーは多くのメリットがある働き方です。
ここでは、特に魅力的な4つのメリットを紹介します。
- 1つのブランドに深く長期的に関われる
- ワークライフバランスを保ちやすい
- デザイン以外の事業貢献スキルが身につく
- 安定した環境でキャリアを築ける
1つのブランドに深く長期的に関われる
納品して終わりの関係ではなく、自分がデザインしたプロダクトやサービスの成長を長期的に見守ることができます。
ユーザーからのフィードバックやデータ分析の結果を基に改善を重ね、事業が育っていく過程を当事者として体感できるのは、大きなやりがいでしょう。
「自分の仕事が事業に貢献している」という手応えをダイレクトに感じられる点は、何よりの魅力です。
ワークライフバランスを保ちやすい
お客さま都合の急な仕様変更や無茶な納期が少ないため、スケジュールを自分でコントロールしやすい傾向にあります。
多くの企業では土日祝が休みで、残業も制作会社に比べて少ないことが多いです。
プライベートの時間を確保しやすく、心身ともに健康的な働き方を実現しやすい環境と言えます。
デザイナーとしてのスケジュールをや働き方については、WEBデザイナーの働き方3選|スケジュールやチェックリストであなたに最適な働き方がわかる!で解説しているので、あなたのワークライフバランスにある確認してみてください!

デザイン以外の事業貢献スキルが身につく
マーケティング、データ分析、UXリサーチ、プロジェクトマネジメントなど、デザインに隣接する多様なスキルを実務を通して学ぶ機会が豊富にあります。
これらのスキルは、デザイナーとしてのあなたの市場価値を大きく高めてくれるでしょう。
制作スキルだけではキャリアに不安を感じる人にこそ、大きなメリットです。
安定した環境でキャリアを築ける
会社員として、毎月安定した給与と福利厚生が保証されます。
腰を据えて一つの環境でスキルを磨き、キャリアを積み上げていくことが可能です。
また、会社の成長とともに、デザインチームのリーダーやマネージャーといったポジションを目指すこともできます。
インハウスデザイナーのデメリットとやめとけと言われる理由
「インハウスはぬるま湯」「成長できない」といったネガティブな声を聞いて、不安に思う人も多いはずです。
もちろんメリットばかりではありません。
ここでは、インハウスデザイナーのリアルなデメリットと、「やめとけ」と言われる理由を包み隠さず解説します。
- デザインのテイストが限定されやすい
- 社内に相談相手がおらず孤独になりがち
- デザイン以外の雑務も担当する場合がある
- 制作に最適な環境とは言いにくい
デザインのテイストが限定されやすい
一つのブランドに特化するため、制作するデザインのテイストはどうしても固定化されがちです。
制作会社のように、多種多様なテイストのデザインに挑戦したい人には、物足りなく感じる可能性があります。
対策として、自主制作や副業などで、意識的にアウトプットの幅を広げる努力をすると良いでしょう。
社内に相談相手がおらず孤独になりがち
企業によっては「デザイナーが自分一人だけ」という状況も珍しくありません。
デザインに関するフィードバックをもらえなかったり、専門的な悩みを相談できなかったりして、孤独を感じることがあります。
社外のデザイナーコミュニティに参加するなど、自分で情報収集や交流の場を作る意識が重要です。
デザイン以外の雑務も担当する場合がある
特に中小企業やスタートアップでは人手が足りず、デザイン以外の雑務を頼まれることがあります。
「なんでも屋」のようになってしまい、本来のデザイン業務に集中できないと感じる場面もあるかもしれません。
転職活動の面接段階で、想定される業務範囲をしっかりと確認しておくことが大切です。
制作に最適な環境とは言いにくい
デザインへの理解が浅い企業の場合、高性能なパソコンやモニター、有料フォント、ストックフォトサービスなどが十分に提供されないこともあります。
制作会社のような、デザイナーにとって至れり尽くせりの環境ではない可能性も覚悟しておく必要があるでしょう。
必要なツールは、その重要性や費用対効果を論理的に説明し、導入を交渉する力も求められます。
インハウスデザイナーのキャリアプランと将来性
インハウスデザイナーの経験は、多様なキャリアパスにつながる可能性を秘めています。
「成長が止まる」どころか、事業視点を身に付けたデザイナーとして、価値の高いキャリアを築くことが可能です。
- 専門性を極める(UI/UXスペシャリストなど)
- マネジメント職(アートディレクター、デザインマネージャー)
- 他の職種へキャリアチェンジ
- 独立してフリーランスになる
専門性を極める(UI/UXスペシャリストなど)
UI/UXデザインなど、特定の領域の専門性をとことん追求するキャリアです。
特にサービスの価値を左右するUI/UXデザインの領域は需要が高く、スペシャリストとして専門性を磨き続けることで、代替不可能な人材として高い報酬を得ることも可能でしょう。
マネジメント職(アートディレクター、デザインマネージャー)
プレイヤーとしてだけでなく、チームや組織を率いるマネジメント職に進むキャリアパスです。
デザインの品質を管理するアートディレクターや、デザイナーの採用や育成、組織作りを担うデザインマネージャーなどがあります。
これらは、事業への深い理解とリーダーシップが求められます。
他の職種へキャリアチェンジ
インハウスで得た事業理解やマーケティング知識を活かし、他の職種へキャリアチェンジする道もあります。
例えば、プロダクトマネージャー(PdM)やWEBディレクター、マーケターなどです。
デザインのバックグラウンドを持つことで、他とは違った強みを発揮できます。
独立してフリーランスになる
インハウスで事業全体を見てきた経験を活かし、独立してフリーランスになるキャリアも考えられます。
制作スキルだけでなく、マーケティング視点やビジネス視点を持って提案できるため、高単価な案件を獲得しやすくなるでしょう。
企業の課題解決に上流から関わるコンサルタントのような立ち位置も目指せます。
デザイナーとして独立してからの受注方法や注意点については、独立WEBデザイナーの仕事の取り方6選!未経験からの独立を失敗しないためには?の記事で解説しています!

未経験からインハウスデザイナーになるための4ステップ
「実務経験がないとインハウスデザイナーにはなれない」と思われがちですが、未経験からでも目指すことは可能です。
ここでは、未経験からインハウスデザイナーになるための具体的な4つのステップを解説します。
- デザインの基礎知識とツールを学習する
- ポートフォリオ(作品集)を作成する
- 転職エージェントや求人サイトに登録する
- 未経験可の求人に応募する
デザインの基礎知識とツールを学習する
まずはデザインの基礎を徹底的に学びましょう。
デザインの基礎には、以下のようなものが挙げられます。
- デザインの4大原則(近接、整列、反復、対比)
- 配色
- タイポグラフィ
同時に、Photoshop、Illustrator、Figmaといったデザインツールの基本操作をマスターします。
独学でも可能ですが、効率的に学びたいならスクールの活用がおすすめです。
WEBデザインの基礎知識については、WEBデザインの基本ルールを徹底解説!必須の4大原則やおすすめの教材も紹介の記事で詳しく解説しているので参考にしてください!

ポートフォリオ(作品集)を作成する
自分のスキルを証明するためのポートフォリオ(作品集)は、転職活動に必須です。
架空のサイトやバナーなどを制作し、最低でも3〜5つ程度の作品を掲載しましょう。
ただ作品を並べるだけでなく、「なぜこのデザインにしたのか」という思考のプロセスを言語化して添えることが極めて重要です。
ポートフォリの作成手順や実際に事例を見たい人は、【未経験者必見】採用されるWEBデザイナーのポートフォリオの作り方と事例を紹介を参考にしてください!

転職エージェントや求人サイトに登録する
ポートフォリオが完成したら、転職エージェントや求人サイトに登録して求人を探し始めます。
未経験者歓迎の求人を効率的に探したり、エージェントから非公開求人を紹介してもらったりすることが可能です。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、プロのサポートを受けることで選考通過率が上がります。
未経験可の求人に応募する
まずは「未経験可」「ポテンシャル採用」と書かれている求人を中心に応募していきましょう。
最初から大手や有名企業ばかりを狙わず、まずは内定を獲得して実務経験を積むことを目標にすることが大切です。
面接では、入社したいという熱意と、入社後にどう貢献できるかを自分の言葉で伝えましょう。
未経験者向け|インハウスデザイナーを目指せるおすすめスクール4選
未経験からインハウスデザイナーを目指すなら、実績のあるWEBデザインスクールで学ぶのが最も効率的で確実な方法の一つです。
ここでは、インハウスデザイナーへの転職サポートも期待できる、おすすめのスクールを4つ厳選して紹介します。
料金 | スキルの豊富さ | 学習サポート | キャリアサポート | 学習スタイル | |
---|---|---|---|---|---|
WEBCOACH | 約317,000円〜 | オンライン | |||
デジタルハリウッドSTUDIO | 約495,000円 | オンライン オフライン | |||
DMM WEBCAMP | 約278,000円〜 | オンライン | |||
テックアカデミー | 約361,900円 | オンライン |
WEBCOACH
受講形式 | オンライン |
個別サポート | マンツーマンコーチング、24時間質問対応 |
キャリア支援 | 案件獲得サポート、卒業後の案件提供 |
WEBCOACHは、専属コーチによるマンツーマン指導と、目標に合わせて作るオーダーメイドカリキュラムが最大の特徴です。
デザインスキルに加えて、案件獲得に必要な営業やマーケティングまで学べるため、本気でフリーランスを目指す人に最適と言えるでしょう。
一人ひとりに寄り添った手厚いサポートで、自己管理が苦手でもゴールを目指せます。
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デジタルハリウッドSTUDIO
受講形式 | オンライン/通学 |
個別サポート | 現役デザイナーによる直接指導 |
キャリア支援 | 求人紹介、面接対策、ポートフォリオ指導 |
デジタルハリウッドSTUDIOは、業界最大手で9万人以上の卒業生を輩出した実績と信頼性が魅力です。
オンライン教材での自習を基本に、全国のスタジオで現役デザイナーに直接質問できるのが最大の強みです。
WEB業界への転職を考えている人や、仲間と交流しながらモチベーションを保ちたい人におすすめです。
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ただし、近くにスタジオがないとメリットを活かしきれない可能性がある点には注意しましょう。
DMM WEBCAMP
受講形式 | オンライン |
個別サポート | マンツーマンメンタリング、回数無制限レビュー |
キャリア支援 | 転職保証、返金保証(条件あり)、求人紹介 |
DMM WEBCAMPは、大手DMMが運営する安心感と、短期間で集中的に学べるカリキュラムが特徴です。
WEBサイト制作の基礎を効率良く学べるため、まずWEBデザインの適性を確かめたい人や、素早く基礎スキルを身に付けたい人に向いています。
比較的リーズナブルな価格から始められるのも嬉しいポイント。
ただし、学習内容は基礎が中心なので、より応用的なスキルを学びたい場合は物足りなさを感じるかもしれません。
キャリアサポートも充実しています。
テックアカデミー
受講形式 | オンライン |
個別サポート | 週2回のマンツーマンメンタリング |
キャリア支援 | 転職保証、返金保証(条件あり)、求人紹介 |
テックアカデミーは、場所や時間を選ばずに学習したい人に最適な完全オンラインのスクールです。
週2回のマンツーマンメンタリングと、毎日15時〜23時の手厚いチャットサポートで挫折しにくい環境が整っています。
課題をクリアしていく実践的なカリキュラムなので、働きながら自分のペースで学びたい社会人におすすめです。
ただし、ビデオ通話での質問は週2回と限られるため、対面でじっくり質問したい人より、チャットを活用しながら自走できる人に向いています。
自分に合うキャリアか見極めよう!まずは無料カウンセリングで相談
ここまで読んで、インハウスデザイナーという働き方に魅力を感じた人も多いはずです。
しかし、「本当に自分に向いているのか」「今のスキルで通用するのか」といった不安は尽きないものでしょう。
キャリアチェンジは人生の大きな決断です。
一人で抱え込まずに、プロに相談してみることをおすすめします。
WEBCOACHの無料カウンセリングでは、あなたの現状と理想をヒアリングし、最適なキャリアプランを一緒に見つけるお手伝いをしています。
少しでも気になった人は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
インハウスデザイナーに関するよくある質問
インハウスデザイナーの年収はどのくらい?
企業の規模や業界、個人のスキルによって様々ですが、一般的に350万円〜700万円程度です。
UI/UXの専門性やマネジメント経験があれば、それ以上の年収を目指すことも可能でしょう。
ポートフォリオは制作会社向けと同じでいい?
見せ方を工夫する必要があります。
見た目の美しさだけでなく、「どんな課題があり、デザインでどう解決しようとしたか」「その結果どうなったか」といったビジネスへの貢献度をアピールすることが重要です。
どんな業界・企業にインハウスデザイナーが多い?
自社でWEBサービスやアプリを開発しているIT・WEB業界に最も多いです。
その他、メーカー、小売、不動産、金融など、WEBマーケティングに力を入れている企業であれば業界を問わず存在します。