メールマガジンのテンプレート作成時のポイント|htmlとテキストの違いは?
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メールマガジンのテンプレート作成時のポイント|htmlとテキストの違いは?

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メールマガジンのテンプレート作成時のポイント|htmlとテキストの違いは?

記載されている内容は2022年03月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2022年03月25日

更新日:2022年03月31日

メールマガジンのテンプレートには、どのような役割があるのでしょうか。この記事ではテンプレートを使用するメリットに加え、基本のメールマガジンの種類、テンプレート作成におすすめのサイトを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

メールマガジンの種類

メールマガジンには、テキストメールとhtmlメールの2種類があります。

ここからは、それぞれにどのような特徴があるのかを、メリット・デメリットも押さえながら解説します。特徴を理解しておくことで、状況に応じて最適なメールマガジンの種類を選択できるでしょう。

テキストメール

テキストメールは文字だけで構成されているメールで、簡単にメールを作ることができます。

また、送信する際の容量が軽く、受信した側がどのような環境であっても見やすい点がメリットです。しかし、テキストのみの情報しか送れないため、デザインは簡素なものになってしまいがちです。

ビジュアル的な情報を伝えるにはあまり向いていないといえるでしょう。

htmlメール

htmlメールは、文字のフォントやサイズなどの変更もできるほか、画像や動画も掲載できるメールです。html形式というWebページを作るための言語形式を使用しているため、Webページと同じデザインでメールを作成できます。

文字デザインの変更や画像などの使用によって、視覚的に訴える情報を伝えやすくなっており、テキストリンクの設置が可能なため、長いURLをそのまま表示する必要がないこともメリットです。

一方で、htmlメールを作成する時には、専門的な知識が必要になる場合があります。また、受信する側の環境によってはメールが正しく表示されない可能性があるため、注意が必要です。

メールマガジンにテンプレートを使う利点

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※画像はイメージです

メールマガジンを作成する際には、テンプレートを使用することが可能です。テンプレートをうまく活用すれば、より魅力的なメールマガジンの作成ができるでしょう。

ここでは、メールマガジンを作成する際にテンプレートを使う利点を紹介します。テンプレート使用のメリットを理解して、メルマガの作成に役立ててください。

構成を統一しやすい

テンプレートを使用すると、メールマガジンのレイアウトに統一感が出やすくなります。

また、レイアウトが同じであると読者の記憶にも残りやすくなり、メールマガジンのブランディングという意味でも、構成の統一は良い影響を与えるでしょう。

執筆時間を短縮しやすい

テンプレートによっては文字数や大きさ、画像の配置などのレイアウトが事前に決められているものもあるため、自分で構成を一から考える時間を取る必要はありません。

定型文が既に入力されているテンプレートを使用すれば、毎回入力する手間が省けます。テンプレートの使用は、効率の良いメールマガジン作りに役立ってくれるでしょう。

効果測定がしやすい

より良いメールマガジンを配信するためには、効果測定を行うことが大切です。

テンプレートを使うことによって、より詳細な効果測定ができるようになります。レイアウトが統一されていることで構成やデザインに関係なく、掲載しているコンテンツによるクリック率の変化を確認することが可能です。

読者が情報を把握しやすい

レイアウトの統一によって、読者はどこにどのような情報があるのかが分かりやすく、必要な情報を早く入手しやすくなります。

また、重要な情報はレイアウトや表記を変更することで、読者に効果的に伝えることが可能です。普段と違うところがあれば、読者の興味を引きやすくなるでしょう。

メールマガジンの作成の流れ

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メールマガジンの作成は、ただ内容を書いて配信するだけで終わりではありません。事前の準備から配信後まで、押さえておきたい工程があります。

ここからは、メールマガジンの作成にあたって役立つポイントを紹介します。それぞれのポイントを把握して、メルマガ作りに取り組みましょう。

配信目的を明確にする

メールマガジンの作成にあたり、まずは配信目的を明確にしましょう。メルマガを配信することでどのような効果を期待するのかを把握しておくと、配信方法や内容が決まりやすいです。

また、配信するターゲットも明確にしておきましょう。配信目的によって、メルマガを読んでもらいたい相手も変化します。例えば、商品の売り上げ増進が目的であれば、過去に商品を購入してくれた人にメールを配信するのが効果的です。

タイトルを決める

メールマガジンのタイトルは、メールの開封率を左右する大切な要素です。本文が良いものであっても、タイトルが目を引かなければ開封されない可能性も出てきてしまいます。

一目で情報が伝わりやすく、思わず読みたいと感じられるようなタイトルを考えることが大切です。

htmlメールかテキストメールか決める

現在のメルマガ配信では、htmlメールが使用されている場合がよく見られますが、前述したように、htmlメールとテキストメールにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、どちらが配信目的やターゲットに適しているのかを検討してから使用するメール形式を決めましょう。

本文を書く

メールマガジンの本文は、ヘッダー、リード文、見出し、コンテンツ、フッターの5つで構成されています。それぞれに役割があるため、その特徴を活かした本文作りをしていきましょう。

本文は読者にとって読みやすく、役立たせることのできる情報が提供できるものを作成しましょう。読者側からの視点を意識することが大切です。

配信後に効果測定をする

メールマガジンを配信した後は、効果測定をすることが大切です。実際に読者がどこに反応したのかを、開封率やクリック率から分析しましょう。良いところは次にも活かし、改善できそうな部分は見直すことが重要です。

メールマガジンを配信し、効果測定を行い、次のメルマガに反映させるというサイクルを構築すると良いでしょう。

メールマガジンのテンプレート作成時のポイント10個

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テンプレートは、メールマガジン作成の基盤となる大切なツールです。テンプレートを作成する時から、読みやすいメルマガを作ることを意識しましょう。

ここでは、メールマガジンのテンプレート作成時に注意したいポイントを10個紹介します。テンプレートの作成にぜひ役立ててください。

  • タイトルは20文字以内に収める
  • 疑問系のタイトルにする
  • 無料・限定などキャッチーなワードを入れる
  • ヘッダーや挨拶文で読者を惹きつける
  • 本文に見出しをつける
  • 1文を60文字以内に収める
  • 全体の文章量をコンパクトにする
  • 太字を効果的に使う
  • 記号や装飾を効果的に使う
  • 配信目的を意識したまとめを書く

1:タイトルは20文字以内に収める

タイトルが長すぎると、全文が表示されず情報が伝わりきらなかったり、読みづらい印象になってしまったりします。

20文字以内であるとスマートフォンでも見やすくなるため、読者がメルマガを読む環境を考慮して、タイトルを決めると良いでしょう。

2:疑問系のタイトルにする

タイトルは疑問系のものにすることで読者の興味を引きやすくなり、答えが気になると思う人が増えるほど、開封率も上がります。

特に、読者が知りたいと思っている情報に関しての疑問であると効果的です。読者の関心を見極め、答えを知りたいという気持ちを引き出すようなタイトルをつけましょう。

3:無料・限定などキャッチーなワードを入れる

無料や限定などの言葉があると、読者の目につきやすくなる可能性があります。すぐにメールマガジンを開封するという行動にもつながりやすいです。

限定の言葉を入れる際には、期間や個数などの数値を具体的に提示しておくとより効果的です。

4:ヘッダーや挨拶文で読者を惹きつける

ヘッダーや挨拶文は読者がメールマガジンを開いて最初に目にする部分のため、読者に印象を残し、続きが読みたいと感じられる文を作成しましょう。

ヘッダーのデザインは固定化しておくことがおすすめです。htmlメールであれば企業ロゴも入れておくと、どこからのメールマガジンなのかが分かりやすく、読者に安心感や期待感を抱かせられるでしょう。

5:本文に見出しをつける

見出しをつけることで、読者はどこにどのような情報があるのかが分かるようになります。メールマガジンの全てを読まなくても、自分の欲しい情報だけを拾って読むことが可能です。

また、見出しを設定することで文章にメリハリをもたせる効果も期待できます。文章量を適度に区切り、最後まで読んでもらえるようなメルマガ作りを心がけましょう。

6:1文を60文字以内に収める

1文が長すぎると、読者が読みづらいと感じてしまう可能性があります。

1文の長さに気をつけながら、改行したり行間をもたせたりすることも大切です。読者に読みやすい印象を与えられるレイアウトを考えましょう。

7:全体の文章量をコンパクトにする

文章量の多すぎるメールマガジンは読者の興味を引きにくく、本当に伝えたい情報が伝わらない場合があります。シンプルに情報を伝えられ、読者が読みたいと感じられる文章量で作成しましょう。

メールマガジン1通あたりに伝えたいコンテンツを1つ掲載するようにしておくと、文章量もかさまず、情報が明確に伝わりやすくなります。

8:太字を効果的に使う

強調したい情報には太字を使用することで、視覚的にも目立ち、分かりやすくなります。

ただし、太字を使いすぎてしまうと、読みにくくなったり必要な情報が分からなくなってしまったりと逆効果になってしまうでしょう。

9:記号や装飾を効果的に使う

文字だけのメールマガジンは、シンプルでどこか冷たい印象になってしまいがちです。また、内容も理解しにくくなってしまう可能性があります。

記号や装飾を用いることで、親しみやすさや温かみを演出できます。読者からの関心を得るためにも、堅苦しすぎないメルマガを意識しましょう。

また、記号や装飾は読者が注意を向けやすく、文字だけの情報よりも読んでいて飽きを感じにくくなります。

10:配信目的を意識したまとめを書く

最後にはメルマガ全体の内容をまとめ、情報を分かりやすく整理しましょう。まとめを書く際には、読者にどのような情報を知ってもらいたかったのかを意識してください。

メールマガジンを通して伝えたかったポイントを整理して伝えることで、より理解を深めてもらえるでしょう。

おすすめのメールマガジンテンプレートサイト

テンプレートを使用してメルマガを作成してみたいと思っても、全てを自分の力で作るのは手間もかかるでしょう。

最後に、おすすめのメールマガジンテンプレートサイトを紹介します。希望や条件にあったテンプレートを探してみましょう。

500mails

500mailsは、メールマガジンを作ったことがなくても簡単に利用できます。

豊富なテンプレートは業種の利用シーンごとに分けてまとめられており、自分が使用したいテンプレートが見つけやすくなっています。季節ごとのイベントで使えるテンプレートが用意してあることも魅力です。

さらに、メールマガジンの配信を500mailsに依頼することもできます。メールマガジンの配信に不安がある人は、利用してみるのも良いでしょう。

Topol.io

Topol.ioでは、htmlメール作成の知識がなくても簡単にhtmlメール形式のメールマガジンを作成できます。テキストや画像などを配置したい場所にドラッグするだけの単純な操作のため、初心者でも安心して利用できます。

サービスは無料でアカウント登録の必要もなく利用できますが、登録をすることで作成途中の状態で保存できるようになります。長く利用するのであれば、アカウント登録をしておきましょう。

BEE Free

BEEFreeでは、レスポンシブデザインに対応したテンプレートが利用できます。

レスポンシブデザインとは、PCやスマートフォンなど配信先の環境が異なっている場合でも、最適化してレイアウトを崩すことなく表示できるデザインのことです。

レスポンシブデザインはメールマガジンの完成度を高める要素の1つであるため、BEEFreeの利用は良い効果をもたらしてくれるでしょう。

99 designs

99designsでは、オリジナルのテンプレートを作成してもらうことが可能です。デザインの要望を伝えると複数のデザイナーが作品を提案してくれます。その中から自分の気に入ったものを選択できるため、より自分の理想に近いテンプレートが入手できるでしょう。

手軽に利用したい場合は、無料のテンプレートも利用可能です。また、テンプレートはPSDファイルの形式でもダウンロードができます。

テンプレートを利用して効率よくメールマガジンを配信しよう

メールマガジンのテンプレート作成時のポイント|htmlとテキストの違いは?
※画像はイメージです

メールマガジンは読者の関心を引きやすく、読みやすいものを作成することが大切です。また、テンプレートを活用することで作成の効率化が図れるほか、安定したクオリティのメールマガジンを配信できます。

この記事を参考にメールマガジンのテンプレートを有効に利用し、効果的なメールマガジンを配信しましょう。

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