リスティング広告の完全一致とは?フレーズ一致との違いやメリットについても解説
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初回公開日:2022年03月25日
更新日:2022年03月31日
リスティング広告の「マッチタイプ」とは?
リスティング広告のマッチタイプは、広範囲に広告を表示するのかピンポイントに表示するのかなど、広告の配信範囲を調整するものです。
マッチタイプには「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」の3種類があります。マッチタイプを設定する際には、「完全一致」の場合は角括弧、「フレーズ一致」の場合は二重引用符など、キーワードを記号でくくる必要があります。
リスティング広告における完全一致の特徴
マッチタイプを完全一致に設定した場合、登録しているキーワードと完全に一致する語句で検索された場合や、類似パターンで検索された場合に広告が表示されます。
ここでは、リスティング広告における完全一致の特徴について解説していきます。
- 似ているパターンであれば広告が表示される
- 検索意図が同じであれば広告が表示される
- ビッグキーワードとの相性がいい
- フレーズ一致とは前後の語句への対応が違う
似ているパターンであれば広告が表示される
完全一致は、登録したキーワードの類似パターンであれば広告が表示されるというものです。マッチタイプで該当する類似パターンには「略語」「助詞・接続詞」「類義語」などがあります。
たとえば「スマートフォン、スマホ」などの略語、検索意図に関係しない助詞や接続詞の違いのありなしなどは、類似パターンとして広告の表示範囲になります。
検索意図が同じであれば広告が表示される
完全一致の場合、検索意図が同じであれば表記ゆれがあったとしても広告が表示されます。表記ゆれとは、同じ意味を持ちながら書き方が異なる語句のことです。
表記ゆれには「犬、いぬ、イヌ」などの仮名や漢字などによる違い、「申し込み、申込み、申込」などの送り仮名の違い、「1、一、壱」など数字や漢字による違いなどがあります。ここでは、GoogleとYahoo!それぞれの表記ゆれキーワードについて紹介していきます。
Googleの場合
Googleの場合は誤字や表記ゆれ、英単語の場合は単数と複数の違い、語順の変化などがあったとしても、同じキーワードであると判断できる場合は広告が表示されます。
たとえば「振り込み、振込」、「floor、flooring」などの違いがあったとしても、検索意図は同じであると判断するということです。
Yahoo!の場合
Yahoo!の場合は変換ミスや省略形、漢字やひらがな、カタカナの表記違いなどがあったとしても、同じキーワードであると判断できる場合は広告が表示されます。
「ほn、本」などの変換ミス、「バスケ、バスケットボール」などの省略形、「ヴァレンタイン、バレンタイン」などの表記違い、「信州 そば、そば 信州」などの語順の違い、「夏の花火、夏 花火」など検索意図に影響しない機能語が該当します。
ビッグキーワードとの相性がいい
ビッグキーワードとは、検索ボリュームが大きい1語のキーワードを指します。完全一致はビッグキーワードと相性が良いため、マッチタイプは完全一致で設定するのがおすすめです。
ビッグキーワードは元々検索ボリュームがあるため、部分一致やフレーズ一致で設定すると広告を表示する範囲が広くなりすぎてしまい、CPAが高騰してしまう可能性があるでしょう。
しかし完全一致であれば、設定したキーワードとほぼ完全に一致する場合のみ広告を表示できます。
フレーズ一致とは前後の語句への対応が違う
フレーズ一致とは、登録したキーワードと同一の意味の内容が含まれる場合に広告を表示するマッチタイプです。完全一致と比較すると、フレーズ一致の方が一致する検索語句の幅が広いです。
フレーズ一致の場合、フレーズの前後に異なる単語が含まれていたとしても広告が表示されます。「マイホーム 購入」というキーワードを登録しており、「マイホーム 購入 土地」で検索が行われた場合、完全一致であれば広告を表示しませんが、フレーズ一致の場合は表示されます。
リスティング広告を完全一致で配信するメリット
完全一致に設定することで、ターゲットユーザーに対してピンポイントに訴求できます。そのため、コンバージョン率を高めるのに効果的だと言えるでしょう。
自社のブランド名で広告を配信する場合、完全一致であれば無関係な検索で広告を表示する心配がありません。
完全一致以外のマッチタイプの特徴
リスティング広告のマッチタイプには、他にも「部分一致」「絞り込み部分一致」などの種類があります。ここでは、完全一致以外のマッチタイプの特徴について紹介していきます。
範囲が広い「部分一致」
部分一致はデフォルトで設定されているマッチタイプです。検索語句に反応する範囲が広いマッチタイプで、検索語句が登録したキーワードに関連していると判断された場合に広告が表示されます。
そのため、検索語句に登録キーワードが含まれていない場合でも表示されることがあります。
部分一致よりも範囲が狭くなる「絞り込み部分一致」
絞り込み部分一致は、部分一致よりも範囲が狭いマッチタイプです。部分一致のように、登録していないキーワードで広告が表示されることがありません。
ただし、絞り込み部分一致はフレーズ一致に統合されたため、現在絞り込み部分一致は廃止されています。
リスティング広告の効果を高めるポイント
マッチタイプの設定によって、より効果的なリスティング広告の運用が可能になります。ここでは、最後にリスティング広告の効果を高めるポイントについて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 効果的に働くマッチタイプを選ぶ
- 除外キーワードを設定する
効果的に働くマッチタイプを選ぶ
部分一致はマッチタイプの中でも幅広い範囲で広告を表示できることから、比較的予算を多く使ってしまう傾向があります。しかし、部分一致に設定することで予測していなかった検索クエリが見つかることがあるため、ユーザーの新しいニーズの発掘にも活用できるでしょう。
また、フレーズ一致であれば予算を使い過ぎずに複合キーワードを探ることができます。このようにマッチタイプを使い分け、目的に合わせて効果的に働くマッチタイプを選ぶことが大切です。
除外キーワードを設定する
除外キーワードとは、検索語句に含まれていた場合に広告を表示しないようにするキーワード設定です。リスティング広告の効果的な運用を行う上で、除外キーワードの設定は必須です。
除外キーワードを設定することで、成果に繋がりにくいような検索が行われた際に広告を表示しないようになるため、費用対効果が高まりやすくなります。
完全一致や各マッチタイプを理解してリスティング広告の効果を高めよう
リスティング広告の設定を行う場合、マッチタイプによって広告を表示する範囲を調整できます。
本記事で紹介した、完全一致の特徴やリスティング広告を完全一致で配信するメリットなどを参考に、目的に合わせたマッチタイプを設定して効果的なリスティング広告の運用を行えるようにしましょう。