プレゼンのテクニックとは?資料作成と発表時における10のポイントを紹介
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プレゼンのテクニックとは?資料作成と発表時における10のポイントを紹介

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プレゼンのテクニックとは?資料作成と発表時における10のポイントを紹介

記載されている内容は2021年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2021年12月27日

更新日:2022年03月01日

プレゼンの前はいつも緊張してしまうという方も多いのではないでしょうか。この記事では、プレゼンの際に緊張を和らげる方法や、相手が興味を持って聞いてくれるようになるテクニック、資料作成のポイントを紹介します。この記事でプレゼンの心得を学んで自信につなげましょう。

プレゼンの質を上げるテクニックとは?

企画会議でプレゼン担当になったものの、どのようにプレゼンしたらいいのかわからないということもあるでしょう。

プレゼンのスピーチの練習はもちろんですが、そこには注目を集める話し方や緩急をつける話し方など工夫が必要です。

プレゼン用資料作成のテクニック6つ

プレゼンに欠かすことのできないのがスライド資料です。しかし、わかりやすい内容で目を引く内容とはどのようなものなのか気になるでしょう。

ここでは、プレゼンの資料を作成する際のテクニックを6つ紹介します。

  • メッセージは理解しやすくする
  • 文章は簡潔にする
  • 文字は見やすくする
  • ポイントは見やすく強調する
  • 最初に結論を示す
  • ターゲット層を絞り込む

1:メッセージは理解しやすくする

プレゼンの中で1番伝えたいことを明瞭に伝えることで、聞き手にとっても理解しやすいメッセージになります。できるだけ多くの情報を盛り込んでしまいたくなりますが、伝えたいメッセージはシンプルにしましょう。

2:文章は簡潔にする

配布資料に言いたいことを多く詰め込んでしまうと、何を伝えたいのかわかりづらくなり、読み手を考え込ませてしまいます。

流し見るだけで理解できるような資料でなければ、最後まで集中して聞いてもらうことは厳しいでしょう。

3:文字は見やすくする

資料の内容が良くても、フォントが小さすぎるなど読みにくい資料では意味がありません。フォントは可読性の良いメイリオ、文字の大きさは18pt以上が読みやすいのでおすすめです。

4:ポイントは見やすく強調する

資料でポイントとして伝えたい部分は、アンダーラインを入れたり文字に色をつけたりする方法があります。

しかし、1つの資料で様々な装飾を使いすぎてしまうと読みにくくなってしまうため、強調したい度合いによってどの装飾を使用するか事前に決めておきましょう。

5:最初に結論を示す

起承転結で書くことを想像する方も多いですが、インパクトを与える文章の書き方にはルールがあります。1番伝えたいことを始めに述べた後、それに至った経緯、理由、根拠、補足事項の順に説明してきましょう。

6:ターゲット層を絞り込む

ターゲット層に合った伝え方をすることで、聞き手にとって心地のいいプレゼンになります。

例えば新規アプリについてプレゼンしたい場合、同じ業界の人でもパフォーマンスは変わります。管理職相手ならコストパフォーマンスを重点的に説明しますが、新入社員相手であれば作業効率について説明したほうが感情を刺激されるでしょう。

プレゼン本番のテクニック6つ

プレゼンには相手の心を動かすコツがあります。

ここからは、聞き取りやすい声でゆっくり話す、身振り手振りを活用するなど、プレゼンの本番で使えるテクニックを7つ紹介します。

  • 聞き取りやすい声でゆっくり話す
  • 身振り手振りを活用する
  • 途中に体験談や逸話を挟み込む
  • 効果的に間を入れる
  • 自己紹介は簡潔にする
  • 文字を読み上げない
  • 熱意をもって語り掛ける

1:聞き取りやすい声でゆっくり話す

プレゼンの最中は緊張や焦りなどで声が小さくなったり、早口になったりしやすいです。

声量やテンポは相手の集中の持続にも影響がでてくるため、聞き取りやすい大きさの声で、間をつくって話すことが大切です。

2:身振り手振りを活用する

プレゼンをもっと聞きたいと思わせるコツの1つが、ノンバーバルコミュニケーションです。表情や身振り手振り、声の大きさやスピードといった非言語の部分がノンバーバルスキルです。

身振り手振りは相手の視界に入り、見やすくおこなうのが鉄則です。肩幅より大きくすることで、視覚を刺激します。頭から腰までの範囲でおこなうことで、机などで隠れにくくなり見やすくなるでしょう。

3:途中に体験談や逸話を挟み込む

自身で体験した具体的なエピソードを挟んで説明することで、内容をイメージしやすくなり、話に意識が向きやすくなります。

逆に理論やシステムの概要だけ説明するプレゼンには感情に刺さるものがなく、聞き手は飽きたと表情で示す可能性があります。

過去に起きた出来事や、プレゼンする商品について発表までに起きたエピソード、似ている商品やコンテンツの使用感やプレゼン商品の比較などを盛り込むと良いでしょう。

4:自己紹介は簡潔にする

共感を得られるアピールポイントやストーリーを1つだけ選び、1分程度で済む自己紹介をつくりましょう。目線や話す速度、聞き取りやすいトーンを意識して好印象に見える自己紹介を練習しましょう。

5:文字を読み上げない

書いてある文章をロボットのように読み上げるプレゼンは、聞き手も飽きやすく、読み上げている方も棒読みになりがちです。

感情がないプレゼンを聞いて聞き手が心を動かされる可能性は低いでしょう。

6:熱意をもって語り掛ける

歯切れの悪い語尾と曖昧な表現でプレゼンしても、聞き手には刺さりません。

はっきりと言い切ることで、自分の商品に対する強い意志や仕事に対する信念を伝えることが、相手に刺さるプレゼンの方法の1つといえるでしょう。

見た目の印象を良くするポイント3つ

知らない人へのプレゼンは第一印象で決まると言っても過言ではないでしょう。ここからは第一印象を好印象にするプレゼン方法についてです。

清潔感のある服装にする、笑顔を心がける、良い姿勢を心がけることの3つに分けて紹介します。

  • 清潔感のある服装にする
  • 笑顔を心がける
  • 良い姿勢を心がける

1:清潔感のある服装にする

プレゼンの衣装はきちんと洗濯をすることはもちろんですが、アイロンがけも行い、清潔感のある服装にしましょう。

プレゼンする組織の風土に合わせたファッションをしていても、泥汚れやシミが付着していたら、幻滅されてしまう可能性があります。

2:笑顔を心がける

プレゼンの最中は伝えることに意識が向いてしまい、難しい表情になってしまうことが多いでしょう。しかし、聞き手はプレゼンターの表情にも着目しています。

せっかく準備をしたのに、相手に伝わらずに終わる可能性もあります。また、第一印象が悪いとその後の話し合いも上手くいきません。常に笑顔を意識するのはプレゼンの心得といっても過言ではないでしょう。

3:良い姿勢を心がける

慣れていない人がプレゼンをおこなう際は、緊張から姿勢が乱れるケースが多いです。

重心が偏る、時計をむやみに触る、頭や鼻を触るなどの悪い姿勢は、聞き手にとって落ち着きがない、動揺しているといった印象を持たれてしまうでしょう。

緊張しないためのポイント3つ

プレゼンのテクニックとは?資料作成と発表時における10のポイントを紹介
※画像はイメージです

大勢の人からの視線、自社の代表としてプレゼンするといった重責から緊張してしまうのは自他ともに納得できることでしょう。

ここからは、緊張しないためのポイントを、練習を充分にしておく、会場の下見をしておく、参加者を味方につけるなど3つに分けて紹介します。

  • 練習を充分にしておく
  • 会場の下見をしておく
  • 参加者を味方につける

1:練習を充分にしておく

プレゼン練習の時間を取ること、想定できる失敗に対する準備をおこなう必要があります。

客観的に感じる練習不足や準備不足が緊張につながるため、事前の練習はもちろん想定される質問の答えを準備しておくなど、万全の状態でプレゼンに挑むようにしましょう。

2:会場の下見をしておく

声がどれくらい響くのか、一番後ろの席からプロジェクターは見えやすいのかなど会場の下見をしておくことで、資料作りの参考やイメージトレーニングもできます。

また、音響機器や映像機器のトラブルも想定して、対策を打ち合わせしておくこともおすすめです。

3:参加者を味方につける

プレゼンはプレゼンターと聞き手が存在しないと成り立たない双方向のコミュニケーションです。

聞き手が傾聴しやすいように質問を取り入れたり、協調するキーワードを板書したりすると聞きやすいプレゼンになります。

プレゼンは自分に合ったテクニックの活用が大切

人前で話すということは誰もが最初は苦戦しますが、質問をされたりメモを取っていたりする方を見かけると嬉しくなるものです。

事前の練習や下調べなどのささいな努力の積み重ねが、会場全体から起こる拍手につながることでしょう。

この記事を参考に資料作りや本番のテクニックを学び、プレゼンを成功させましょう。

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