SEO内部施策とは?重要性と行うべき21の施策もあわせて紹介
SEO・コンテンツマーケティング
SEO内部施策とは?重要性と行うべき21の施策もあわせて紹介

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SEO内部施策とは?重要性と行うべき21の施策もあわせて紹介

記載されている内容は2021年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2021年11月22日

更新日:2024年05月31日

SEO施策における内部施策とはどのようなものなのでしょうか。本記事ではSEO内部施策の重要性や行うべきSEO内部施策、SEO内部施策をチェックするおすすめツールなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

SEO内部施策とは?

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※画像はイメージです

自社サイトの検索順位を上位表示するためには、SEO施策が必要になります。SEO施策には外部施策と内部施策がありますが、Webサイトの中身に関する施策を内部施策と言います。

SEO内部施策では、Webサイトにある画像やテキスト、タグ、リンクなどの要素を改善することで、検索結果で上位表示されるようにすることです。

SEO内部施策の重要性

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検索順位は、Googleなどの検索エンジンからのサイトへの評価が重要なポイントになっています。近年ではサイト品質を評価する技術が以前よりも向上しているため、SEO内部施策の重要性が増しています。

たとえば、コンテンツ自体の質は良くても、ユーザーが目的のコンテンツを見つけにくいようなサイトでは、検索エンジンにも評価してもらうことができません。そのため、以前よりも内部施策の重要性が増していると言えるでしょう。

SEOで行うべき21の内部施策

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ここまで紹介したとおり、検索結果で上位に表示されるためには内部施策が非常に重要な要素になっています。

ここではSEOで行うべき21の内部施策について紹介していきますので、自社サイトの内部施策の参考にしてみてはいかがでしょうか。

  • タイトルキーワードを含める
  • meta descriptionを正しく活用する
  • 画像のaltタグを設定する
  • コンテンツ内の見出しはh2〜h6を順番に使用する
  • パンくずリストを設定する
  • XMLサイトマップを送信する
  • 内部リンクを適切に最適化する
  • ディレクトリの階層を明確にする
  • 構造化マークアップでサイト情報を適切に伝える
  • robot.txtを活用する
  • ページネーションは数字で表す
  • 文字サイズを最適にする
  • Canonicalタグを使用する
  • 重複コンテンツに注意する
  • 必要に応じてnoindexタグを活用する
  • 404エラーページの作成・設置をする
  • ガイドライン違反に気をつける
  • AMP対応をする
  • https化を行う
  • サイトの表示速度を上げる
  • MFIにする

1:タイトルキーワードを含める

検索エンジンにコンテンツの内容を伝えるためにも、ページのタイトルに対策キーワードを含めるようにしましょう。ページタイトルとは「h1」にあたる部分のことで、コンテンツの顔となるタイトルです。

近年では以前よりも検索エンジンがコンテンツの内容を正確に理解できるようになっていますが、ページタイトルにキーワードを入れておくことで、ユーザーにもコンテンツの内容をわかりやすく提示することができます。

そのため、タイトルにキーワードを含めることは内部施策として重要だと言えるでしょう。

2:meta descriptionを正しく活用する

meta description(メタ ディスクリプション)はWebページの概要のことです。基本的にはユーザーには見えませんが、質が高いmeta descriptionはWebページの概要として表示されることがあります。

検索結果に表示されればクリック率を向上することができるため、冒頭にキーワードを含めたり、どのようなユーザーをターゲットとしているのか記載したりして、meta descriptionを活用しましょう。

3:画像のaltタグを設定する

altタグは画像を説明するテキストとなっており、Googleもaltタグの内容を参考にしています。そのため、画像を利用する場合にはaltタグを適切に設定するようにしましょう。

altタグでは画像の内容をわかりやすく説明することが大切です。他にも、画像はテキストに関連した場所に配置したり、オリジナルの画像を利用したりするといったポイントがあります。

4:コンテンツ内の見出しはh2〜h6を順番に使用する

コンテンツの見出しタグは「hタグ」で順番に使い分ける必要があります。「h1」は大見出し、「h2」は中見出し、「h3」は小見出しとなっており、階層は「h6」まであります。

hタグを数字の若い順番から適切に使用することにより、Googleもコンテンツにどのような内容が記載されているのか正確に理解できるようになります。

5:パンくずリストを設定する

パンくずリストとは、サイト内でユーザーが現在どの位置にいるのかをわかりやすくする内部リンクです。ブログなどで「サイトTOP>ブログ>記事タイトル」のような形式で表示されているものを指します。

パンくずリストはユーザーだけでなく検索エンジンも参考にしており、サイトの構造を理解しやすくする役割があるため、簡潔で適切なパンくずリストを設置するようにしましょう。

6:XMLサイトマップを送信する

XMLサイトマップとはサイト内の構造をまとめたファイルのことです。XMLサイトマップを送信することで、検索エンジンにサイトの構造を理解してもらいやすくなります。

検索エンジンが自分でサイトを巡回してデータ収集を行うよりも、XMLサイトマップを送信した方が早く正確に把握してもらうことができるというメリットがあります。

7:内部リンクを適切に最適化する

Webサイト内のページをリンクする内部リンクは適切に設置しましょう。内部リンクには、テキストから関連ページへのリンク、パンくずリスト、サイドナビゲーションやフッターなどのリンクがあります。

これらの内部リンクを最適化することで、ユーザーや検索エンジンがサイト内を巡回しやすくなり、コンテンツの評価を向上することが可能になります。

8:ディレクトリの階層を明確にする

サイト内のディレクトリの階層は明確にし、3クリック程度で目的のページに辿りつけるようにしましょう。サイトの階層が深くなりすぎていると、検索エンジンが最後まで巡回できなくなります。

特に、深い階層に重要な内容があると、検索エンジンがそこまで巡回せず、重要なページであると判断してもらえなくなるといったデメリットがあります。

9:構造化マークアップでサイト情報を適切に伝える

構造化マークアップとは、コンテンツの内容を分類したHTMLコードのことです。構造化データをマークアップすることにより、検索エンジンがカテゴリを参考にできるようになるため、ページの内容をより正確に理解できるようになります。

また、構造化マークアップによってリッチスニペット化を行えるため、クリック率の上昇も期待できます。

10:robot.txtを活用する

robot.txtとは、Webページ内のデータを収集されたくないページをクロールしないようにするファイルのことです。

検索エンジンはクローラーによってWebページを巡回してデータ収集を行っていますが、サイト評価を下げるようなページがクロールされると検索順位にも影響があります。

そのため、品質の低いページやリンク切れになっているページが複数ある場合は、robots.txtでこれらのページのクロールを制御しましょう。

11:ページネーションは数字で表す

ページネーションとは、量が多いページを分割して表示する際に利用されるページ送りと呼ばれる機能のことです。コンテンツが途中でわかれる場合、ページネーションタグを利用することで、1つのコンテンツとして扱えるようになります。

また、ページネーションを数字で表せば、ユーザーやクローラーがコンテンツのどのページなのか把握しやすくなります。

12:文字サイズを最適にする

ユーザビリティを担保するためにも、文字サイズは読みやすいサイズにしましょう。サイトによって適切なフォントサイズは異なりますが、基本的には16ピクセル程度が推奨サイズだと言えます。

デザインを重視して文字サイズを小さくし過ぎると、特にスマートフォンから閲覧した際に非常に読みにくいサイトになってしまう可能性があります。そのため、読みにくくないかどうかパソコンとスマートフォン両方から文字サイズを確認するようにしましょう。

13:Canonicalタグを使用する

Canonicalタグとは、重複するページの中でどのページがもっとも重要なページなのかを検索エンジンに指定するタグです。Canonicalタグで正規のページを指定することを「URL正規化」と言います。

CanonicalタグでURL正規化を行うことにより、複数のページが存在していても正規ページをインデックスできるようになります。

14:重複コンテンツに注意する

サイト内に似た内容のコンテンツが複数あった場合、検索エンジンから重複コンテンツと判断されてしまう可能性があります。

重複コンテンツであると判断されればそのコンテンツは悪い評価を受けることになるため、同じようなコンテンツがある場合は削除したり1つに統合したりして、対策を行いましょう。

15:必要に応じてnoindexタグを活用する

noindexタグとは、そのタグを設置したページを検索エンジンにインデックスされないようにするタグです。品質が低いコンテンツや重複コンテンツなどがあると、検索エンジンから悪い評価を受けてしまうことがあります。

そのため、そういったページにnoindexタグを設置することで、悪い評価にされることを防止しましょう。

16:404エラーページの作成・設置をする

404エラーページとは、ユーザーがアクセスしたWebページが見つからない場合に「404 File Not Found(ページが見つかりません)」と表示するページのことです。

しかし、404エラーメッセージだけが表示されると、ユーザーはその時点で離脱してしまいます。そのため、正規のTOPページなどのリンクを設置した404エラーページを作成し、設置することでユーザーの離脱を防止することが大切です。

17:ガイドライン違反に気をつける

検索エンジンのガイドライン違反に該当する行為を行うと、ペナルティを受ける対象になります。たとえば、隠しテキストや隠しリンク、クローキングなどがガイドライン違反に該当します。

隠しテキストや隠しリンクは、ユーザーに見えないようにテキストやリンクを設置して検索順位を操作する行為です。クローキングはクローラーとユーザーそれぞれで異なるページを用意し、検索順位を操作する行為となっており、いずれもペナルティの対象となります。

18:AMP対応をする

AMP(Accelerated Mobile Pages)対応とは、モバイル端末でWebページの表示速度を高速化する仕組みのことです。AMP対応を行うことで非対応のサイトよりも何倍もの速度で表示できるようになるため、モバイルユーザーを獲得しやすくなります。

19:https化を行う

httpsとはhttp通信をセキュアに行うためのプロトコルです。https化を行うことで通信を暗号化できるため、httpよりも安全にサイトを利用できるようになります。

特にECサイトでは個人情報やクレジットカード情報などを扱うことになるため、サイバー犯罪を防止するためにもhttps化が重要だと言えるでしょう。

20:サイトの表示速度を上げる

SEO施策としてサイトの表示速度を上げることも重要です。表示速度を向上することはユーザビリティを向上するだけでなく、サーバー運用の面でも重要なポイントになります。

サイトの表示速度が遅い場合、その時点でユーザーが離脱してしまうケースも多いため、適切な速度で表示できるようにしましょう。

21:MFIにする

MFIとは「モバイルファーストインデックス」のことで、モバイルサイトによって検索順位を決めるということです。Googleでは現在、すべてのサイトでモバイル用サイトを見て検索順位を決定していると言われています。

そのため、SEO施策を行う上ではスマートフォンからでも使いやすいようにMFIに移行することが大切です。

SEO内部施策をチェックするおすすめツール

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SEO内部施策を実施する場合は、自社サイトが十分な対策が行えているかどうかチェックするツールを活用するのがおすすめです。ここではSEO内部施策をチェックするおすすめツール2つを紹介していきます。

Another HTML-lint gateway

Another HTML-lint gatewayはサイトのHTMLの文法を採点するチェックツールです。WebページのURLやテキストを直接入力することで、HTML文書の文法のミスなどをチェックすることができます。

高評価

高評価はページ単位での指定キーワードのSEO施策度合いを確認できるチェックツールです。ページURLとキーワードを入力することで、内部施策における重要な項目についてどのくらい対策できているか評価できます。

SEO内部施策について理解を深めよう

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検索結果で上位表示するためには、適切なSEO内部施策を実施することが大切です。ぜひ本記事で紹介した行うべきSEO内部施策の内容や、SEO内部施策をチェックできるおすすめツールなどを参考に、自社サイトのSEO内部施策を進めてみてはいかがでしょうか。

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