SEO(検索エンジン最適化)の基本的な対策15選|便利な13個のツールも紹介
記載されている内容は2022年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
初回公開日:2022年02月01日
更新日:2022年03月01日
SEO(検索エンジン最適化)対策とは?
SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略です。「検索エンジン最適化」と訳することができます。GoogleやYahoo!などの検索エンジンにより、最適化した記事コンテンツをインデックスさせることによって、検索エンジンの評価が上げることが目的です。
これは同時に、ユーザーにとってもより有用で最適化した情報を伝えることが可能になります。具体的にどのような効果があるか、確認していきましょう。
- Webサイトの集客力を上げコンバージョンにつなげる
- GoogleにおけるSEO対策が重要
Webサイトの集客力を上げコンバージョンにつなげる
Webサイトの集客力を上げコンバージョン(成約)につなげるには、検索エンジンを最適化し、記事コンテンツを上位表示する必要があります。
コンテンツの上位表示ができれば、Webサイトの閲覧者が増加しやすくなります。そして、訪問者が増えれば、コンバージョンにもつながるでしょう。
GoogleにおけるSEO対策が重要
SEO対策は検索エンジン全般に行うものでもありますが、重要なのはGoogleにおける対策でしょう。
検索エンジンのシェア率はGoogleが高く、デバイスごとに見ても、スマートフォンでのGoogle検索利用が多いといわれています。
シェアの中心になるGoogleでの対策をしっかり講じておけば、他の検索エンジンでの評価も上がりやすいでしょう。
日本で主に使われている3つの検索エンジン
ここで、日本で主に使われている検索エンジンを3つ紹介します。
この3つの検索エンジンを把握し、適切な対策をとっておけば、集客力を上げる、コンバージョンを上げるといった目的につながりやすくなるでしょう。
1:Google
Googleは、日本でシェア率が高いといわれている検索エンジンです。検索エンジンの他にも、Googleマップや画像検索など、さまざまな機能を有しています。
SEO対策に関しては、独自のアルゴリズムによる検索エンジン対策の「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」も提供されています。
2:Bing
Bingは、マイクロソフト社が提供している検索エンジンです。シェア率も低くなく、マイクロソフト社の提供であるため、Windowsとの連携が特徴でしょう。
「意思決定エンジン」というコンセプトで作られていて、マイクロソフト社のブラウザ「Edge」のデフォルトの検索エンジンとなっています。
3:Yahoo!
Yahoo!は、ポータルサイトが充実しており、日本のWeb業界で活用されています。
検索エンジンとしてはGoogleと同じシステムを用いていることもあり、SEO対策はGoogleで施策しておくとYahoo!にも波及効果があるといわれています。
SEO対策をする4つのメリット
SEO対策をする場合のメリットについて紹介します。検索エンジン最適化をすると、Webサイトにとってさまざまなメリットがあるでしょう。
Webサイトは、閲覧やコンバージョンのために作られることがあります。その本来の目的を達成するため、検索エンジンからのアクセスの流入は必要となります。
- 一度効果が出れば安定した集客につながる
- コンバージョンにつながる集客が見込める
- 無料で対策ができる
- ブランディング効果も見込める
1:一度効果が出れば安定した集客につながる
SEO対策による検索エンジンへの最適化が成功し上位表示となった場合、その検索順位は一定期間は変更されにくくなります。
検索順位の変動の理由は、ライバルサイトのコンテンツ増強、Googleのアルゴリズムの仕様変更などがありますが、一度上位表示されれば、中長期的にアクセスの流入を見込めるでしょう。
安定した集客につながりやすいため、SEO対策による集客は多くの企業のWebサイトで実施されています。
2:コンバージョンにつながる集客が見込める
検索エンジンから流入したアクセスには、購買意欲が高いものが多いといわれています。
人が商品を購入するまでに、Attention(注意)、 Interest(関心)、Search(検索)、Action(購買)、Share(情報共有)の過程を経ることが多いとされ、上位表示していれば、その検索から購買につながりやすくなるでしょう。
3:無料で対策ができる
SEO対策で上位表示されたWebサイトでは、広告と違ってどれだけクリックされても費用はかかりません。
検索エンジンに広告を出すと、Web広告として上位表示するのに、競合が多いと1クリックに対して300円程度かかる場合もあります。SEO対策による上位表示なら、コンテンツの充実や施策によって可能なので費用がかかりにくいです。
4:ブランディング効果も見込める
企業のコンセプトや商品の魅力など、ある程度こちらで決めたキーワードで上位表示がかなうと、Webサイト自体や企業のブランディングにも役立つでしょう。
テレビCMでも「このCMのキーワードはこの会社」というブランディングができるように、Webサイトを通じても「この検索ではこの会社」というブランディングを模索できます。
SEO対策をする4つのデメリット
SEO対策をするときのデメリットについてみていきます。
SEO対策は実際にはたくさんの要素が絡んでおり、メリットばかりとはいえないでしょう。デメリットも確認して、企業へ取り入れていきましょう。
- キーワードによっては検索結果上位を目指せない
- 効果が出るまでに時間を要する
- 検索エンジン側の都合で順位が変動することがある
- SEO対策用の人材が必要になる
1:キーワードによっては検索結果上位を目指せない
SEO対策のデメリットの1つとして、狙いたいキーワードでは上位表示ができないことがあります。
キーワードには種類があり、ビッグキーワード、スモールキーワード、ニッチキーワードなどがあります。特にビッグキーワードでは、上位表示に何年もかかったり、コンテンツをかなり充実させないと上位に来ないでしょう。
キーワード選定にはある程度の知識が必要で、WebサイトのSEO対策の戦略によって計画的に行う必要があります。
2:効果が出るまでに時間を要する
効果が出るまでに時間がかかる点もデメリットとして挙げられるでしょう。
状況にもよりますが、キーワードの種類によってはライバルサイトが強かったり、Webサイトの対策が上手くいかなかったりすると、数ヶ月~数年かけてやっと上位に表示されるということもあります。
戦略的にキーワードを考え、徐々に上位表示ができるようにしていくのにも、知識や条件が必要でしょう。
3:検索エンジン側の都合で順位が変動することがある
検索エンジンの都合で、検索結果の順位が変動することがあります。
検索エンジンは常に良いコンテンツを上位表示するためにアップデートを繰り返しています。小規模なものから大規模なものまであります。
SEO対策の基本は「良いコンテンツをWebページを公開する」ことなので、これをしっかり日頃から意識しておく必要があるでしょう。
4:SEO対策用の人材が必要になる
SEO対策を考えている企業では、SEO対策用の人材が新たに必要となるケースがあります。
Webサイトの運営、更新、記事投稿に加え、SEO対策の知識や手間などがかかり、それを専門に行う人材が必要でしょう。また、現在のSEO対策の知識は専門的な部分も含まれるため、SEO対策用の人材を採用する企業もあります。
SEO(検索エンジン最適化)対策をする上で知っておきたい3つの対策
ここではSEO対策をする上で知っておきたい対策をまとめています。
SEO対策は複雑でやや専門的な知識が必要です。この記事を読んで、まずは概要をつかんでいきましょう。
1:スマートフォンも意識したSEO対策を行う必要がある
スマートフォンも意識したSEO対策を行うことを「モバイルフレンドリーなWebサイトを作る」といいます。
現在、検索エンジンから流入するアクセスの多くは、スマートフォンからといわれています。よって、Webサイトのデザインやバナーの張り方などをスマートフォンでストレスなく表示できるスキルが求められる場合があります。
2:Googleの「3つの評価基準 E-A-T」を意識する
Googleが記事を評価する際の基準の1つが「E-A-T」と呼ばれるアルゴリズムです。
「E-A-T」とは、Webサイトの記事の「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」のことです。
専門的な記事で、その道のプロがしっかりチェックを入れたり、監修したりすることを指します。現在のSEO対策では、この「E-A-T」を意識することが重要であるといわれています。
3:Google が掲げる10の事実を知っておく
Googleが「こんなことを目指しています」と掲げているのが「10の事実」です。
Googleは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツや記事を上位表示させ、人々に有益な情報を伝えることをモットーにしています。「10の事実」をしっかり把握し、Googleに好かれるコンテンツ、記事をアップできるように意識しましょう。
SEO対策を始める準備4つ
ここでは、SEO対策を行うときの準備を4つ紹介します。
できるところから始める場合でも、ツールが必要になったり、これまでのデータが必要になったりしてきます。準備を整えてからSEO対策を行いましょう。
1:分析ツールを導入する
SEO対策には、分析ツールを導入すると良いでしょう。
分析ツールではまず、検索エンジンに企業のWebサイトが確実にインデックスされているかを確認します。次に流入してきたアクセスがどのくらいあるか、どこから、どのような人からのアクセスなのかを確認します。
その後、Webサイトのキーワードでの流入があるか、Webサイトでの直帰率が何%あるのかなどを確認してから、本格的なSEO対策に入っていきます。
無料で利用できる分析ツールもあるので、ぜひ利用してみましょう。
2:サイトがどの程度認識されているのか現状把握をする
分析ツールを使ってWebサイトがどのくらい認識されているかの確認も大切です。
企業サイトのURLの前に「site:」とつけて検索すると、どのくらいの記事数がインデックスされているかが確認できます。
3:キーワードを調査してボリュームを確認する
キーワードを調査して、ボリュームを確認するためのツールを利用しましょう。
Webサイトにおける記事のキーワード、これから書いていく記事のキーワードを検索して、月間どのくらいの人が検索しているかをツールで把握します。そこからさらに、キーワードを選定し、そのキーワードのボリュームを確認し、コンテンツを作成していきます。
4:キーワードの検索意図を確認する
キーワードには検索する人によって「ずれ」が生じます。
例えば、「ねこ ご飯」という検索キーワードを使って検索した人には、「ねこのご飯は何が良いか」「ねこのご飯はどのくらいの頻度であげれば良いか」「ねこのご飯はいつあげれば良いか」などのいろんな疑問点が考えられます。
企業で設定した記事のキーワードに、どのような疑問や需要が合致して検索されたのかを確認し、記事コンテンツでどのような情報を提供すれば良いか検討しましょう。
SEO対策の基本的な施策15選
SEO対策で重要なことは、ユーザーにとって価値のある記事を提供していくことでしょう。その際、検索エンジンに対して行った方が良いこと、ユーザーのために工夫した方が良いことがあります。
ここでは、基本になる15個の対策を紹介しています。すべてを行うことは大変ですが、SEO対策のイメージをつかむのに役立つでしょう。
1:サイトの構造を見直す
内部施策を行いましょう。内部施策とは、「サイトの構造を見直す」ことです。具体的には、サイトマップ作成を指す場合が多いでしょう。
ユーザーと検索エンジンに伝わりやすいサイト構造を作ることで、検索エンジンへのインデックスが早くなり、よりユーザーに好まれるコンテンツや記事の提供につながりやすくします。
2:コンテンツを充実させる
コンテンツを充実させましょう。その際、記事コンテンツの内容をユーザーファーストにすることで、ユーザーの滞在時間を長くする工夫も求められます。
コンテンツを充実させつつ、ユーザーファーストなWebサイトを目指すことで、検索エンジンからの評価も上がりやすくなります。
3:タイトルを魅力的にする
コンテンツにおけるSEO対策として、タイトルも重要でしょう。
検索エンジンで表示されたタイトルが魅力的であれば、クリックされる可能性も高まりやすくなります。あわせて、キーワードをタイトルの左側に寄せることで、検索エンジンに記事の内容をしっかり伝えられるともいわれています。
さらに、数字を入れたり、「ターゲット、方法、結果」といった内容を入れることでわかりやすいタイトルにすることもできます。
4:ページの読み込みスピードを上げる
ページの読み込みスピードを上げることは、ユーザーの利便性につながるでしょう。ユーザーにとって快適なWeb体験は、コンバージョンの改善にも関連しているといわれています。
無料のツールもあるため、自身の管理するWebサイトの速度測定を行ってみましょう。
5:適切なリンクを作成する
適切なリンクの作成をしましょう。
ユーザーにとって有用であるWebサイトの記事には適切な外部リンクがあるものです。そういった記事は他のWebサイトで引用され、外部リンクもつくため、適切なリンクの作成はSEO対策として有効であるといえるでしょう。
ただし、不自然なリンクや記事コンテンツが充実してない状態でのリンクは、ペナルティの対象となることがあるので注意が必要です。
6:コンテンツのエビデンスを明確にする
記事コンテンツのエビデンスを明確にすることは、Googleでの検索エンジン対策の「E-A-T」に良い効果があるでしょう。
Webサイトの記事の中で内部リンクや外部への発リンクがあることで、ユーザーはさまざまな関連情報を手に入れることができます。記事の信頼性も高まりやすくなるため、エビデンスを明確にすることを意識しましょう。
7:hxタグを効果的に使う
Webサイトの記事の構成をしっかり作りこむ方法の1つとして、hxタグを効果的に使用しましょう。
HTMLのhxタグはh1からh6まであります。h1が通称「大見出し」と呼ばれており、主にWebサイトのタイトルで用いられます。ページの中に適切にh1タグからh6タグまでを階層構造で使うことで、SEO対策に効果があるといわれています。
8:タイトルやメタデータを固有のものに調整する
タイトルやメタデータを固有のものに調整することで、SEO対策になります。
特にメタディスクリプションをしっかり設定し、ユーザーが検索エンジン上ですぐに記事の概要がわかるようにしておくとアクセスが増え、CTRの改善になります。タイトルも同様に、他のWebサイトとかぶらない固有のものを検討しましょう。
9:関連ページへのリンクも用意する
関連ページへのリンクの設定をしましょう。
同じWebサイトの中で関連ページへのリンクを張ることで、ユーザーの利便性が増し、アクセス数も上がるでしょう。検索エンジンがWebサイトの構造をよく知ることができるというメリットがあります。
いわゆる、「内部リンク」と呼ばれていますが、内部リンク施策は、検索エンジンのクローラーにWebサイトの構造を速やかに伝えるために特にしておきたい施策です。
10:キーワードをバランスよく配置する
Webサイトタイトル、記事タイトル、記事本文にキーワードをバランスよく配置することも、SEO対策の1つになります。
Webサイトタイトルと記事タイトルにしっかりキーワードを入れておくと、「何のためのサイトであるか」「何のための記事であるか」がはっきりし、ユーザーの反応が良くなりやすく、検索エンジンからの評価も上がるでしょう。
記事本文にも、適切にキーワードをちりばめておくと、よりSEO対策の効果があるといわれています。
11:共起語を意識する
Webサイトの記事コンテンツに共起語を使用すると、その記事の情報の網羅性が高まり、よりユーザーファーストで、検索エンジンに好かれるでしょう。
共起語とは、1つのキーワードと一緒に使われがちな言葉のことです。「パソコン」であれば、「ルーター」「プリンター」「スペック」などです。共起語が記事コンテンツに含まれることで、記事のクオリティが上がるでしょう。
12:インデックスされたページのクオリティを保つ
一度インデックスされたページは、まめに小さい更新をして最新の状態に保ち、ページのクオリティを保ちましょう。
インデックスされるということは、「このページはこのような内容のページなのだな」と検索エンジンやユーザーが認識するということでもあります。ページの内容を最新にし、内容の整合性やクオリティを保つことでページの価値を維持することができるでしょう。
13:同じ内容のコンテンツを分散させない
同一Webサイト内で、複数のURLで同じ内容の記事を作るのは避けましょう。
同じ内容のコンテンツを分散することは、検索エンジンからの評価が下がる原因になるといわれています。特に、Googleでは「URLの正規化」と呼ばれ、Webサイトの記事コンテンツの評価に大変重要なポイントであるとされています。
同じような記事でかさ増しをするのではなく、1つのページに、しっかりキーワードから考え抜いた記事コンテンツ作成を目指しましょう。
14:リンクの設置場所を工夫する
内部リンクの設置場所を工夫しましょう。
内部リンクはパンくずリストのように、少し考えてリンクを施すことで、ユーザーの利便性が改善しやすい部分でもあります。
そのため、内部リンクをしっかり考え、同一Webサイトの中でユーザーが記事の巡回がしやすい状態にしておくことで、アクセスも増え、検索エンジンからの評価も高くなる傾向にあります。
記事コンテンツを邪魔しないように、内部リンクは考えてしっかり張りましょう。
15:外部リンクの質を上げる
外部リンクは「どのような情報源から」「どのような数」「どのようにもらうか」で、Webサイトの評価に関わってくる部分でしょう。
クオリティの低い、企業のWebサイトのテーマとはずれているようなサイトから外部リンクをもらうと、逆に企業のWebサイトの評価が下がることがあります。
SEO(検索エンジン最適化)対策におすすめのツール13選
SEO対策のためのツールは、「アクセス解析用」「内部施策用」「キーワード選定用」などさまざまです。
ツールの有効活用でSEO対策が行いやすくなるため、企業のWebサイトに必要と思われるツールを探してみてください。
1:Google Search Console
Googleサーチコンソールは、Googleの公式の無料ツールで、企業のWebサイトのアクセス解析に使えます。
どんな検索キーワードでWebサイトが表示されたのかもわかるので、これから狙えるキーワードの選定もできます。Webサイトがどのくらい読み込まれているか、ペナルティはでていないかなどのWebサイトの健康診断に役立ちます。
2:Googleキーワードプランナー
Googleの公式ツールであるGoogleキーワードプランナーは、前もってキーワードの月間検索ボリュームを確認したり、関連するキーワードを探し出したりできます。
キーワードを選定する際、大変役に立つツールです。多くの方に利用されていますが、本来はWeb広告を出すためにあるツールなので、無料で使えるのは一部です。SEO対策において、プロフェッショナルも利用しているツールです。
3:Google Trends
Google Trendsは、Googleが提供しているキーワード選定に向いているツールです。
「トレンド」とあるように、今話題の時事ニュースなどから急上昇キーワードを発掘したり、キーワードの検索ボリュームを確認したりできます。1つのキーワードに対してどのくらいの需要があるかを確認できるツールです。
4:Google アナリティクス
Googleが無料で提供しているGoogle アナリティクスは、SEO対策に必要なツールです。
アクセス解析用のツールで、来たアクセスのページをまたいだ動きや、直帰率、離脱率、再訪問率などさまざまな情報を得ることができます。使い方や解析の仕方を理解した上での利用がおすすめです。対策本やハウツー本がたくさん出ているので、ぜひ活用してみてください。
5:Gyro-n SEO
Gyro-n SEOは有料で使えるSEO対策ツールですが、企業のWebサイトの検索結果の順位を確認できたり、ライバルとなるWebサイトの分析ができたりします。
まずは、無料のツールで調べ、本格的にSEO対策に取り組むときに導入すると良いでしょう。ページの分析ができるので、記事コンテンツのクオリティを保つときにも使えます。
6:PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが検索エンジンで評価するスコアを企業のWebサイトで確認できるツールです。
他のツールとあわせて使うと診断、改善、施策が整い、バランス良いSEO対策が行えるでしょう。
7:ラッコキーワード
ラッコキーワードでは、1つのキーワードについてサジェストキーワードが複数出てくるので、ここでキーワードを取得し、別のツールでボリュームを確認するときに重宝するでしょう。使い方もシンプルなので、ぜひ活用してみてください。
8:ahrefs
ahrefsは、多機能で使いやすいSEO対策ツールでしょう。エクスプローラーツールが充実しており、Webサイトのオーガニック検索数や順位の測定もできます。
キーワード分析もついているので、検索ツールとしては統合タイプと呼ばれます。
9:GRC
GRCは、検索キーワードの順位を一括で表示することができます。
一部から無料で使え、SEO対策を進めていくうちに、検索キーワードの順位はどうしても知りたくなることがあるので、そのときに活躍するツールです。
SEO対策ツールの中ではキーワードの選定のみならず、内部施策やアクセス解析にも使えます。
10:ferret One
ferret Oneは、SEO対策を含む、Webサイト運営において、オールインワンになっているCMSのパッケージです。
簡単にページの作成ができたり、SEO対策をかけることもできる統合タイプのツールです。
大手の企業も導入し、オウンドメディアなどのWebサイトに活用しています。これからWebマーケティングをしようとしている企業では、導入を考えても良いでしょう。
11:Link Explorer
Link Explorerは、MOZというSEOツールを多くリリースしている企業のツールで、被リンクチェックツールになります。
被リンクチェックツールでは、企業のWebサイトにどのようなリンクがされているかがわかります。中古ドメインの被リンクチェックができるため、これから中古ドメインで本格的にSEO対策を始めるという企業の方には重宝するでしょう。
12:SEOチェキ!
SEOチェキ!は、あらゆるURLのSEOを確認できる、大変便利なツールです。
企業のWebサイトを構築するときに、「このWebサイトは何ページだろうか」「検索順位は何位だろうか」といった疑問に回答してくれるツールです。
SEO対策を学ぶ必要があるときは、まずこのサービスでいろいろなWebサイトのSEOを確認すると良いでしょう。
13:モバイル フレンドリー テスト
モバイル フレンドリー テストは、そのWebサイトが「モバイルフレンドリーかどうか」と確認でき、評価してくれるツールです。
Googleでも、モバイルフレンドリーは検索エンジン対策で重要だといわれています。URLを入力するだけで、そのWebサイトのすべてのページがモバイルフレンドリーかどうかを確認することができるツールです。WebサイトのSEO対策に活用しやすいといえるでしょう。
SEO(検索エンジン最適化)対策を行ってWebページの集客力を上げよう
SEO対策で意識したい点は、「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し続ける」ことです。その基本があって、SEO対策の内部施策、外部施策、コンテンツSEOなどの方法やツールが活きてきます。
この記事でSEO対策の概要をつかんだら、気になったツールを導入する準備から始めてください。コツコツと対策を行い、Webページの集客力を上げていきましょう。