SEO対策に役立つ入門書9選!初心者のための対策の仕方も紹介
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SEO対策に役立つ入門書9選!初心者のための対策の仕方も紹介

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SEO対策に役立つ入門書9選!初心者のための対策の仕方も紹介

記載されている内容は2022年04月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2022年04月26日

更新日:2022年04月28日

SEO対策を学びたいけれど、どのような本を読めばいいのかわからない。このような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。本記事では、このような悩みを解決できるおすすめの入門本を9冊紹介します。SEOをこれから勉強したい方はぜひ参考にしてください。

SEO対策の必要性とは

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WebマーケティングにおいてSEO対策は多くのメリットを持っているため、必須と言えるでしょう。他のWebマーケティングと比較して、対策がしやすいこともあり、今や多くの企業がSEO対策に取り組んでいるとされています。

なお、日本ではGoogleが検索エンジンとしてよく使われているとされ、次いでYahoo!と言われています。Yahoo!は内部的にGoogleを利用しているとされているため、SEO対策はGoogle対策をすると良いと言えるでしょう。

以下、必要性について解説していきます。

集客性を高めるため

SEO対策をすることで、Webサイトの集客力を高めることができます。

キーワードで検索をして、1番目ないし上位にでてきたサイトをクリックするという方がほとんどではないでしょうか 。そのためSEO対策をしっかりとして、上位に表示されるWebサイトになれば、キーワード検索した人数分の集客が見込めるでしょう。

SNSでの発信やWeb・テレビ広告などが一時的な集客となるのに対して、長期的に集客力が見込めるのもSEOの特徴です。

ユーザーから信頼を得るため

SEOにおいて、Googleの評価項目であるE-A-Tは大きく関わってきます。E-A-Tはそれぞれ下記の頭文字をとっています。

・ Expertise(専門性)
・ Authoritativeness(権威性)
・ Trustworthiness(信頼性)

上記3項目で評価されることから、SEOができていることは、おのずとユーザーから信頼性のあるWebサイトだと言えるでしょう。

コストを節約するため

他のWebマーケティングと比較して、SEO対策にかかるコストは低い傾向があります。ダイレクトメールやSNS広告のような広告費がSEOでは不要です。

また、例えばダイレクトメールの場合、送る人数を増やすと追加で費用がかかってきますが、SEOではこのように追加で費用がかかってくることはほぼありません。Webサイトの制作費やサーバーの維持費など、ある程度のコストはかかってきますが、節約可能な手法と言えます。

SEO対策にかかる費用

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SEO対策には費用がかかります。業者に全て委託することもできますが、自分で対策することでコストを大幅に削減することも可能です。削減レベルは、どの範囲までを自分でやるかによって、かなり変わってくるでしょう。

条件別にどのような費用がかかるのか解説していくため、参考にしてみてください。

自分でSEO対策を行う場合

自分でSEO対策を行う場合、無料でできることが多いとされています。 もちろん有料でダウンロードしたツールを使用するものがあったり、業者でしか対策できなかったりする部分もありますが、手間と時間をかければ費用をかけずにできることが多くあると言われています。

しかし、Webページの作成費やサーバーの費用など、別でかかる費用はあるため理解しておきましょう。

SEO対策とホームページ作成を行う業者を利用する場合

SEO対策で上位表示されるためにはコンテンツページも重要ですが、サイト全体を総合的に対策することでより効果が上がると言われています。業者によってはホームページ作成とSEO対策をセットで提供しているところもあります。

ホームページ作成からとなると、費用は高額になる傾向があり、 初期投資として50万円以上、場合によってはトータル200万円程になる可能性があるでしょう。

SEOサービスのみ行う業者を利用する場合

成果報酬型で料金を後から支払う業態が主流となってきています。対策を施した後、上位表示された成果(○位以内に表示された)などによって費用が決定されますが、初期費用が別途でかかるケースもあります。

1キーワード単位で費用がかかる場合が多く、1キーワードで日当たり500~5,000円程度と料金の幅は広いでしょう。

SEO対策に必要とされる要素

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SEOには、大きく分けて3つの対策があります。1つは自分でも対策可能なコンテンツSEOです。残りの2つに外部と内部の対策があり、専門知識が必要となってくる対策もあります。

以下、内部対策と外部対策の違いについて紹介していきます。

外部を最適化すること

他サイトなど外部の第三者に自社ページを推薦してもらうことで、検索エンジンは推薦されたサイトを良いサイトであると判断します。

具体的には、自社のWebサイトのリンクを貼ってもらうこと(被リンク)や、ネット上で企業名などを言及してもらうこと(サイテーション)が挙げられ、先に述べたE-A-Tに関連してくる部分になります。

内部を最適化すること

内部の最適化とは、Webサイト内の画像や、テキストなどの要素を改善する作業になります。 いわば、Webサイトのリフォームを行うことです。 この対策はエンジニアの専門知識も必要になってきます。

内部対策も外部対策と同じく検索エンジンに評価をしてもらうために、サイトの内容を正しく伝えることや、ユーザーが閲覧しやすい・欲しい情報にアクセスしやすいページを作成することなどが必要です。

SEO対策に役立つ入門書9選

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ここからはSEO初心者向けの入門書を9冊、紹介していきます。

SEOをまだよく理解していない方でも読み進めやすい本もあるため、これからSEOを学びたい方はぜひ参考にしてみてください。

1:いちばんやさしい新しいSEOの教本

人気講師が書いた初心者向け入門のSEO対策の書籍です。図解で示されていることが多く、分かりやすく書かれています。 SEOについて知らない方でも、セミナー形式で書かれているため、自社の場合に当てはめて読み進めやすいと高評価されています。

2:10年つかえるSEOの基本

株式会社ヴォラーレのSEO対策責任者による書籍です。フルカラーで専門家と初心者の掛け合いという構成で進んでいくため、読みやすく頭に入りやすいと言われています。

すぐに変わってしまうトレンドではなく、基礎を押さえるための入門の一冊として良いのではないでしょうか。

3:沈黙のWebライティング

大人気Webコンテンツを書籍化した商品です。 ストーリーベースのイラスト付きで書かれているため、楽しみながら読め、記憶に残りやすい構成で書かれています。

SEOに付随して、相手に伝わる文章という観点でも書かれているため、ビジネスシーンのプレゼンテーションなどでも活かせるノウハウが詰まっていると言えるでしょう。

4:検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

SEO本初のベストセラーとなった書籍のリニューアル版になります。著者は1997年からSEOサービスの提供を開始したSEO分野の第一人者です。

教科書というだけあり初心者におすすめの一冊となっています。専門的なことも書かれていますが、都度説明がとても丁寧なため理解しながら読み進められると言われています。

5:SEO対策のための Webライティング実践講座

高い満足度で知られるセミナーを書籍化した本です。SEOの観点からWebライティングの基礎が学べ、紙媒体で発信するのではないWebコンテンツ作成のイロハが学べます。

センスに頼らない常に成果を上げられる方法をターゲットに書かれているため、初心者向けの入門本として人気があるとされています。

6:入門SEOに効くWebライティング

SEO、Web、ライティングの基礎知識が学べる入門書です。タイトルからWebライティングがメインのように感じますが、半分ほどがSEO対策の話で構成されています。

内容がよくまとまっており初心者でも読みやすいと好評の一冊です。

7:現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル

基礎的な内容からエンジニア向けの内容まで網羅された、400ページ以上のボリュームのある書籍です。タイトルの通りまさにバイブルで辞書としても使えると言われています。

Amazon版限定ですが、SEOチェック項目がリスト化された特典PDFがついており、リストで実施項目のチェックができるため便利だと評価されています。

8:最新版! これからのSEO内部対策 本格講義

内部対策に重点を置きつつ、有効な外部対策についても解説している入門書です。両対策の融合を理想型として書かれています。

初心者におすすめの入門本ながら、プラスαの知識も学べると好評の一冊です。

9:スピードマスター 1時間でわかるSEO対策

タイトルの通り1時間で読める入門書として評価されている一冊です。1時間で読めるように内容が凝縮されており、SEO知識のない初心者が概要を掴むのにピッタリな内容になっています。

概要がコンパクトにまとまっているため、読み返しながら自分のコンテンツをチェックするという使い方もできるでしょう。

初心者のためのSEO対策入門

ここからは具体的なSEO対策の方法を解説していきます。前にも述べたように自分である程度の対策をすることは可能ですあり、その方がコストも安価ですむと言われています。業者に丸々委託するよりも自分で理解して行った方が結果に納得もいくでしょう。

入門編レベルの対策であるため、次の方法をぜひ参考にしてみてください。

titleとdescrptionタグにキーワードを入れる

WebサイトのHTMLのtitleとdescrptionに集客性が高いキーワードを入れ込んだ文章を設定しましょう。ここに文章を入れると、検索結果にこのキーワードを含んだ説明文が表示されるようになり、上位表示につながるとされています。

Googleはこのtitleとdescrptionの説明文を解析し、クライアントが検索したキーワードにマッチするサイトであると判断した場合に上位表示すると言われています。

キーワードを盛り込んだ説明文の書き方を考える

キーワードを盛り込んだ説明文の書き方も重要です。検索結果に表示される部分のため、ただキーワードを使うだけでなく、クライアントが見てクリックしたくなるような文章をつくることが大切になります。

この対策は文章力のスキルも必要になってくるため、場合によってはライティングの勉強をすることも良いでしょう。またSEOに詳しい人にアドバイスをもらうのも即効性があり有効と言えます。

集客性のあるキーワードを選ぶ

SEO対策において重要なことは、集客につながるキーワード選びと言えるでしょう。

せっかくコンテンツが良くても、選んだキーワードで検索をしてくれなければページにアクセスしてくれることもありません。また、選んだキーワードで上位表示されても、そのキーワードでクライアントが検索してくれなければ意味がないでしょう。

キーワード選びの作業は丁寧に、クライアントが検索しそうなキーワードを意識して考えることが大切です。

URLの中にもキーワードとなる文字列を含ませる

URLを見ただけで、クライアントがそのページにどのようなことが書かれているのか判断できることが理想的とされています。

ただし長すぎるURLは返って分かりにくくなるため、キーワードを盛り込みすぎるのは良くないでしょう。

関連性のあるページを増やす

選んだキーワードに関連するページを増していくとSEOの効果がでてくると言われています。業者へ依頼もできますが、自分ですれば無料で追加していけます。1週間に2ページぐらいのペースでも継続的に増やしていくと効果が実感できるでしょう。

用意するページ数は「ライバルよりも多く」が基本です。実際に検索してみて上位表示されたライバルのページ数をチェックしてみましょう。それ以上のページ数の作成を目指してください。

ちなみに、関係のないページを増やしても逆効果のため注意しましょう。

コンテンツの質を高める

Googleは、サイトを訪れたクライアントがそのページを熱心に読んだか否かでコンテンツの質を判断し、検索結果に反映させています。具体的には、ページを開いてすぐに閉じたか、下にスクロールしながら10分かけて最後まで読んだかを記録しているとされています。

そのため、クライアントに最後まで熱心に読まれるページをつくれば検索結果もおのずと上位になるでしょう。訪れたクライアントがどのような情報を知りたがっているのかをよく想像しながらコンテンツを作成しましょう。

適正なサイト構造にする

適正なサイト構造とは、サイトを分かりやすい構造にするということです。カテゴリーごとにディレクトリ(階層)を分け、クライアントが欲しい情報に簡単にアクセスできるようになっている構造を指します。

したがって、サイトのトップページから何回のクリックで該当のページに辿り着けるかも重要です。より少ない数でアクセスできるよう設定することが好ましいと言えるでしょう。

Web標準を意識する

Webサイトは、使うブラウザやバージョンの違いによって閲覧時に不具合がでる場合がありますが、これを解決する方法としてWeb標準の遵守が挙げられます。Web標準に則ってサイトを作成することで、どのようにアクセスしても不具合なく見ることができるようになります。

Googleのような検索エンジンは、このWeb標準を意識しているため、これの遵守を行えば、おのずとSEO対策にもメリットがでてくるでしょう。

その他にもサイト運営の作業が簡素化されたり、ファイルサイズが軽くなり、クライアントの利便性につながったりと良いことが多いため、ぜひ実施するようにしましょう。

Googleが推奨するシステムに対応させる

Googleはユーザーファーストを提言しており、クライアント目線で良いWebサイトを検索上位に表示するようになっています。Googleが推奨している対策はいくつかありますが、モバイルフレンドリーにするというのがその中の1つです。

パソコンからの閲覧のみでなく、スマートフォンやタブレットなど、異なる画面サイズでの閲覧も視野に入れてデザイン設計を行います。しなくても罰則はありませんが、クライアントの利便性は向上するため、ぜひ取り入れましょう。

SEO対策における注意点

SEO対策はサイトを上位表示させるための方策ですが、方法によってはスパム行為とみなされる場合があります。Googleが言及しているスパム行為はかなりの数があるとされていますが、以下、主要なものの抜粋を紹介します。これらの行為はしないように注意しましょう。

・他サイトからのコピペはしない。誤字脱字もNG。
・サイトのページ全体または多数のページにわたってtitle要素に1つのタイトルを使用しない。
・ページ数を増やすために、内容のないページや同一の内容のページを大量につくらない。

上記はほんの一例です。また、一度対策して終わりではなく、継続的にSEO対策を行うことも大切です。上記を踏まえつつ定期的に見直しをするようにしましょう。

SEO対策の入門を理解しよう

ここまでSEO対策についての入門書9冊の紹介と、入門編のSEO対策の方法について紹介してきました。

今やSEOを理解せずにWebサイトを作成、運営することはできないと言っても過言ではない時代です。また、業者へ依頼せず、自分でSEO対策を行えばコスト削減につながることも既述の通りです。

これを機に入門書を手に取り、SEO対策への理解を深めて、検索結果上位に表示されるWebページを目指しましょう。

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