SEO対策にランディングページを活用する13のポイント|成功事例も紹介
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また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
初回公開日:2022年04月26日
更新日:2022年05月11日
SEOとランディングページの関連性
ランディングページ(LP、Landing Page)は、直訳すると「着地ページ」ですが、SEO的にはユーザーのサイトへの訪問時に最初に訪れるページということになります。
これは広い意味でのことですが、狭い意味では訪問ユーザーの購買行動を促すように構成されたページを意味します。
せっかく良いランディングページができても、訪問者が少なければ売上増加には結びつきません。LPはSEOとは相性が悪いと言われますが、SEO施策を行うことができれば集客を増やす可能性が高まります。
LPの長所、短所をしっかり理解し、適切なSEO対策を施策しましょう。
狭義の意味でのランディングページにおける関連性
ランディングページは一般的には狭義な意味で用いられ、訪問ユーザーのコンバージョンを促す施策がなされています。
訪問者の離脱を防ぐべく、リンクを極力減らし興味を削がないようインパクトのある画像や動画を用いて、1ページ内で商品説明からクロージングまで一貫して行います。
一般的サイトとは異なり、ランディングページはこのようにコンバージョンに特化しているため、SEO的には非常に不利な状況にあります。
広義の意味でのランディングページにおける関連性
広義のランディングページとはサイトの中で訪問者が最初に訪れるページです。サイトへの入り口とも言うことができるでしょう。
入り口の数が多ければ訪問者の数も増える可能性が高くなり、一つの入口に多くの訪問者があれば、訪問者数は増えることになります。つまり、訪問者数の多い入り口がたくさんあれば訪問者数が増える可能性が高くなるということです。
言い換えれば、魅力的な広義のランディングページの数を増やすことによって、サイト全体の流入数を増やすことができると言えるでしょう。
ランディングページがSEOに弱いとされる4つの理由
狭義によるランディングページは基本的にコンバージョンを促す目的で作られています。コンバージョンを促す施策はSEO対策に適さないものが多く含まれます。
しかし、ランディングページにSEO施策を行うことには十分なメリットがあるため、それぞれの施術の内容をよく知り、効果的なSEO対策の導入を図りましょう。
1:被リンクの少なさによるもの
外部サイトにおいて多くの適切で高品質な被リンクがあると、サイトのコンテンツが高品質であると判断されるため、SEO的には非常に重要です。
しかし、狭義のランディングページは、コンバージョン目的という性格上、他サイトから良質と評価を受けるようなコンテンツを作るのは難しくなります。そのため、どうしても被リンクは少なくなってしまうでしょう。
2:文字数の少なさによるもの
SEO的に、質の良いコンテンツとは有益な情報が十分に含まれているということです。テキスト量、言い換えれば文字数が多いほど情報量が増え、質の良いコンテンツとなり検索上位になる可能性が高くなります。
しかし、ランディングページでは訪問ユーザーの離脱を防ぎコンバージョンを増やすことを第一目的としているため、できるだけ簡潔で分かりやすくしなければなりません。また情報を見やすくするため画像を多く使います。
これらのことから、ランディングページではどうしても文字数が少なくなってしまいます。
3:サイト運営歴が短くなってしまうことによるもの
サイト運営歴(ドメイン年齢とも言う)は、サイトが作成され検索エンジンにインデックスが登録された日からカウントされます。サイト運営期間が長いほどサイトの価値が上がり、SEO効果が高まります。
ランディングページは特定商品やサービスのコンバージョンを目的とし、運営期間は短い場合が多いため、SEO効果は期待できなくなってしまうでしょう。
4:ページ数が少ないことによるもの
ランディングページはサイトへの入り口であるため、ページ数が多ければそれだけ入り口の数が増え訪問者の数が増える可能性があります。
そのため、それぞれのページが訪問者にとって入りたくなるような魅力的なものであることが前提となります。ページを追加すればするほど色々なキーワードで集客できSEO的に有利となるでしょう。
ところが狭義のランディングページは寄り道をせず、1ページの中でコンバージョンへ持っていくように構成されるため、ページ数を増やすことが難しい傾向があります。
SEO対策におけるランディングページの種類
ランディングページには目的別に「1ページ完結型LP」と「カテゴリまとめLP」があります。どちらを使うかは扱う商品やサービスの数によって決められます。
扱う商品やサービスが一つだけの時は「1ページ完結型LP」、扱う商品やサービスが多数の時は「カテゴリまとめLP」を使うと良いでしょう。
「カテゴリまとめLP」は「1ページ完結型LP」と異なり、単一商品やサービスの宣伝やコンバージョンではなく、他ページへの誘導を目的としています。
カテゴリをまとめたランディングページ
カテゴリまとめランディングページ(LP)は多くの商品やサービスを扱うため、1ページ完結型LPと大きく異なり、商品やサービスのコンバージョンを主目的とはしていません。入り口として広義のランディングページを目的としたものになります。
即時の成約を目的とせず、集客や他のページへの誘導を主目的としているということです。
1ページ完結型のランディングページ
1ページ完結型ランディングページ(LP)は訪問ユーザーのコンバージョンを促すことに特化したもので、多数ではなく、一つの商品やサービスに対して構築されるものです。
コンバージョンを促すために様々な離脱防止策が取られており、1ページの中で縦長のレイアウトにして、ユーザーが求める情報をすべて記載しています。
さらに、商品紹介からクロージングまで一貫してなされているため、他ページへの移動を不要にしリンクを極力控えます。また、飽きが来ないようにインパクトのあるキャッチコピーや画像等を豊富に用います。
SEO対策にランディングページを使うメリット
今までは新しい商品を展開しようとする際に、広告宣伝をすることが一般的でした。広告宣伝には比較的大きな費用がかかります。
ランディングページの運用にも費用が発生しますが、SEO対策をしたランディングページは広告宣伝と同等以上の集客ができ、永続的に効果を発揮し続けます。
SEO対策によって自然検索のランディングページへの訪問客は、その商品やサービスに興味がありアクセスしてきたため、成約する可能性が高くなるでしょう。
- 広告感を出さずに済む
- CV率が増加する
- 広告のコストがかからない
- 安定的に見込み顧客を得られる
- デザイン性を高くできる
広告感を出さずに済む
ランディングページは訪問客の離脱を防ぐため、飽きがこないように興味を持たせる工夫が多くされています。表現も他ページに関係なくページ独自の方法を取ることができ、他ページへのリンクがないため、レイアウトのデザインも自由にできます。
これらにより広告臭をなくすこともでき、広告嫌いの訪問客をつなぎとめることが可能となるでしょう。
CV率が増加する
CV率とは、コンバージョン数をセッション数(サイトへの訪問者数)で割って求められます。
ユーザー目線に立ったユーザーの本当に知りたい情報をコンテンツが持つことにより、CV率を改善できる可能性が上がります。そのため、ターゲットユーザーに合わせた構成のランディングページに作り上げることが重要です。
コンバージョンの目標設定もCV率に影響を与えるため、無理のない目標設定にしたほうが良いでしょう。
広告のコストがかからない
新たな商品やサービスを始めた時に広告を出すことが一般的でしたが、ランディングページに効果的なSEO対策ができれば広告と同等以上の集客が可能となります。
効果的なランディングページの制作にはランディングページの特性を十分に活かす専門性が必要です。そのため、プロに作成を依頼する必要があり、かなりの制作費となってしまいます。
しかし、内部的に追加、修正等ができる体制を作れば、追加の費用は人件費のみでほとんど発生しません。
一方、広告は必要時に費用が発生することから、長期的に見た時にランディングページは大きく費用削減が可能となります。
安定的に見込み顧客を得られる
SEO対策が施されたランディングページを用いれば、広告と同等以上の見込み客を得ることが可能となります。
ランディングページ経由できたユーザーは、自身で検索という手段を使ってアクセスしてきたため、広告経由のユーザーよりも選択した商品に対し強い意欲を持っているでしょう。
そのため検索上位を維持できるようになると、購買意欲の高い見込み客が安定的に流入するようになります。
デザイン性を高くできる
ランディングページの第一目的は、流入した見込み客のコンバージョンの最大化です。そして、最大化のため、優れたデザイン性と強い訴求力を目指します。
また、見込み客の離脱防止のため、リンクをできるだけ施さないようにし、通常施されるサイドメニューや上部メニューを設置しないようにします。
そのことにより、レイアウトの制限が少ないため、自由にデザイン性を高めることができます。
SEO対策にランディングページを使うデメリット
ランディングページは先に挙げたよう多くのメリットがありますが、反面直帰率が高いという大きなデメリットがあります。また作成コストが高く制作にも時間がかかるだけでなく、コンバージョンが主目的であるためSEO的に弱い面が出てしまいます。
これらのデメリットをよく理解して、できるだけ問題が小さくなるよう対処しましょう。
制作のコストがかかる
ランディングページは訪問者に興味を持ったまま最後まで読んでもらう必要があるため、十分に練ったコンテンツと専門的なデザインが必要になります。
そのため、知識の乏しい人が制作するのは非常に困難であることから、ホームページ作成のプロに依頼することが一般的ですが、非常に高額になります。
制作に時間もかかる
ランディングページ作成には、十分に説得力のあるコンテンツと見込み客の興味を惹きつけ続ける画像や動画等が必要になります。
そのため営業担当者、技術担当者等とサイト作成者との綿密な打ち合わせが必要となるため、多くの時間を取られることになるでしょう。
途中離脱されることがある
ランディングページは縦長の一枚ページです。訪問ユーザーの知りたい情報をできるだけのせるため、非常に長いものになってしまいますが、ユーザーが分からない情報が一枚に集約されていることから離脱してしまうことを防ぐには非常に有効です。
一方、長文を読み続けるのは大変なため、途中で飽きて離脱する恐れもあり、特にスマホにおいては、スマホ対応していないとストレスが大きく離脱を促してしまうでしょう。
また、情報を記載する順序を間違えると、必要な情報がないと判断され離脱されることもあります。
SEO対策にランディングページを活用する13のポイント
ランディングページは制作、公開してもそれで終わりではありません。永続的に効果を上げるためにはテストによる見直しと改善が必要です。
広告を改善し流入数が増えたとしても、コンバージョンを増やすには、ランディングページの改善が欠かせません。ランディングページの改善には次に挙げられているような多くの手段がありますが、すべてを行う必要はないため、ページを分析して適した修正を加えましょう。
- スマートフォン画面に対応させる
- 記事コンテンツ下部にTOPページへのリンクを作る
- ページ数を適度に多くする
- 質の高い被リンクを増やす
- メイン画像は魅力ある関連した画像を使う
- メインのキャッチコピーはページ全体を示す言葉を入れる
- ボディコピーでユーザーに安心感を与える
- CTAボタンはデザインや文言を考える
- コンテンツの順番を適切に入れ替える
- 定期的な見直しも行う
- ヒートマップを導入する
- ツールを使って流入検索キーワードを可視化する
- 広告を出稿して費用を抑える
1:スマートフォン画面に対応させる
現在は多くの人がスマートフォンを通じてインターネットを閲覧するようになりました。
ランディングページがスマートフォンに対応していないと、非常に見づらく、ストレスを感じるでしょう。その結果、多くの訪問客が離脱することになってしまい、せっかくの訪問客がコンバージョンに至れなくなる可能性が高くなります。
このことからランディングページもスマートフォンの小さな画面に対応せざるを得なくなったのです。
画像とテキストのバランスを調整したり、読み込み速度が遅くならないよう画像の使用を抑えたり、日光下での色目を調整する必要もあります。また指での操作に合わせてボタンの大きさも調整が必要になります。
2:記事コンテンツ下部にTOPページへのリンクを作る
SEO対策に適したランディングページとして、サイトとランディングページが一体化したものがあります。サイトの下層にランディングページを配したものですが、SEO対策が十分施されたサイトの長所とランディングページのコンバージョンに特化した長所の両方が活かせたものです。
ランディングページからサイトのTOPページヘリンクを施すことで可能となります。
3:ページ数を適度に多くする
Googleはページ数が多くて情報量の多いサイトを高く評価しますが、通常のランディングページはページ数が少ないため低く評価されてしまいます。しかし、サイト一体型ランディングページを採用すれば、ページ数を増やすことができアクセス数も増やすことができます。
しかし、むやみにページ数を増やしても効果は期待できないため、訪問者が必要とする情報を盛り込んでいるページであることが必須です。
ページ数を増やせれば、多くのキーワードに対応できるようになり、ロングテール効果も狙えるようになるでしょう。
4:質の高い被リンクを増やす
被リンクは外部サイトから設けられた自サイトへのリンクのことですが、被リンクは数が多いほど他サイトから価値を認められていると評価されます。しかし、ただ数が多ければ良いわけではなく、品質が大きく評価されます。
品質が良いとは自サイトと関連性の高いものであることや、大企業や公的機関等の信頼性があるサイトからの被リンクのことです。
逆に検索エンジンを騙すような手段を用いたり、リンクを購入してGoogleのガイドラインに抵触するような行為をすると処罰される可能性があります。
5:メイン画像は魅力ある関連した画像を使う
ランディングページは主にファーストビュー、ボディ、クロージングの3つの要素で構成されていますが、その中でも大事なエリアがファーストビューです。
訪問客は自分の求める情報の有無をファーストビューから瞬時に判断します。求めているものではないと判断すると直帰する可能性が高まってしまいます。
ファーストビューはキャッチコピー、メイン画像、アクションボタンからできています。その中でもメイン画像の与える影響は大きいため、魅力的で訪問客の印象にあった、強いインパクトを与える画像が求められるでしょう。
6:メインのキャッチコピーはページ全体を示す言葉を入れる
メインのキャッチコピーもメインの画像とともにファーストビューを構成するものであり、訪問客が読む価値があるかどうかの判断に大きな影響を与えます。
ランディングページにとっていかにメインキャッチコピーが重要と言っても、特別な才能が求められているわけではなく、ページ全体を示す言葉が必要ということです。
7:ボディコピーでユーザーに安心感を与える
サイトを訪れた時、訪問者はまずそのサイトが信頼できるサイトかどうかを知ろうとします。少しでも不信感を持つとそのサイトから離れてしまう可能性が大きくなります。
不信感を払拭し安心感を持ってもらうために有効なのが、ソーシャルプルーフの助けを借りることです。
該当業界でのインフルエンサーに紹介してもらったり、口コミやお客様の声なども助けになります。捏造ではなく真実の声を顔写真、住所、電話番号とともに掲載し、さらに真実味を高めることが重要です。
8:CTAボタンはデザインや文言を考える
CTA(Call To Action)ボタンとは訪問客に資料請求、会員登録、購入等のコンバージョンを促すためのものです。訪問客の積極的な行動を必要とする重要なボタンです。
アクションを取るメリットを感じてもらい、ボタンを押すことに不安感を抱かせないよう文言を考慮します。また躊躇する気持ちが生じないよう、明瞭で目立つ配置やデザインを検討し、ボタンを押しやすいか確認しましょう。
9:コンテンツの順番を適切に入れ替える
ランディングページは単一ページ内でのコンバージョンを第一の目標とするため、コンテンツの量が大きくなり長い縦長となってしまいます。そのため訪問客は読み進めるほど飽きてしまい、離脱する可能性が大きくなるでしょう。
訪問者を飽きさせないよう、コンテンツの内容と順番を十分考慮する必要があります。訪問客が全てのコンテンツを読むと考えず、重要なコンテンツから順番に構成することを基本にします。
最適な構成は状況によって異なるため、伝わりやすさを意識して、訴求したい内容の順番を決めましょう。
10:定期的な見直しも行う
ランディングページの運用は、一度仕上がり公開すれば成果が出るという単純なものではありません。その後の試行錯誤とそれに基づく改良が不可欠なものです。
ランディングページの制作にあたり、制作会社と改善運用方法に関する取り決めをしましょう。取り決めがなされなかったために、望むような成果が出ないことが起こりかねません。
市場開発担当者が中心となって営業担当者や技術担当者等とともに、定期的にランディングページ作成会社と、見直しのための打ち合わせをすることが大切です。
11:ヒートマップを導入する
ヒートマップとは訪問者のマウスの動きから、サイト訪問者がどのような行動をとったかを分析し結果を色で表現したものです。色で表現されているため専門知識がなくても、簡単に訪問者の行動内容を知ることができます。
ランディングページ改良前後における、訪問者の行動変化を比較できるため、改良の効果が可視化できます。ヒートマップはランディングページ改善作業のための必需品です。
12:ツールを使って流入検索キーワードを可視化する
管理者にとって自身で運営しているサイトやランディングページへ、訪問者がどのような検索キーワードで訪問してきたかを知ることはとても重要です。流入検索キーワードを知ることでサイトやランディングページの改善に役立つヒントを得ることができます。
Googleアナリティクスで流入キーワードの一部を見ることができますが、「no provide」となり表記されないものが大半を占めるようになりました。
Googleサーチコンソールを利用する方法もありますが、Google検索のみが有効で他の検索エンジンは対象になりません。Google以外のいくつかのツールを利用すれば、他の検索エンジンでの流入キーワードを調べることもできます。
13:広告を出稿して費用を抑える
広告は多くの経費がかかるものですが、出稿の仕方で費用は大きく変わってくるため、出稿の工夫によって費用を抑えることができます。
広告の単価が下がれば費用も減りますが、単価は品質スコアを上げることによって下げられ、品質スコアは、広告文を分かりやすくすることや表示速度を上げること等で上げられます。
また表示順位によっても広告単価は大きく変わるため、上位にこだわらず単価を下げ、浮いた費用で表示回数を増やすことも考えられるでしょう。
サイト型ランディングページのSEO対策成功事例4選
Webマーケティングにおいて、サイト型ランディングページ活用の重要度が増しています。
しかしサイト型ランディングページを採用しようにも、どこから手を付けたらいいか分からず、悩んでおられる方もいるでしょう。そのような場合は他社の実例を参考にして、自社で取り組む際のお手本にすることもできます。
次にサイト型ランディングページの成功事例を4社挙げていきます。自社のサイト型ランディングページ作成に応用できるところがないかご確認ください。
1:会計ソフトの運営会社
株式会社フリーウェイジャパンは、中小企業のITコスト負担のゼロ化を目指す「フリーウェイプロジェクト」案件を推進していて、多くの顧客が当社のクラウド型業務システムを導入しています。
こちらのランディングページではシステムの導入を促すため、始めに動画で概要を説明し、その後詳細の説明に入っています。
2:東京都品川区に本社を置くプログラミングスクール運営会社
コードキャンプ株式会社は、エンジニア転職プログラムを運営する会社でこれまでに多くの人がオンライン指導に特化したプログラミングスクールで学んできました。
こちらのランディングページでは随所にCTAボタンが配置されていて、訪問者のコンバージョンの気持ちを逃さないように配慮されています。
3:クラウド経費精算システムの運営会社
株式会社BEARTAILはあらゆる形式の請求書を代行受領し、電子化する業務を行う会社です。請求書を電子化することにより時間革命を実現し多くの顧客の支持を得ています。
こちらのランディングページでは会社の理念の説明に誘導していて、会社に関する多くの情報が得られる構成になっています。
4:食材の宅配サービスを提供している会社
ナッシュ株式会社は、従業員の健康をサポートする冷凍弁当を製造、宅配する会社で多くの販売数があります。
こちらのランディングページは製品の購入を促すもので、訪問客が納得したらいつでも注文できるようCTAボタン(コンバージョンボタン)を常時出現させています。
ランディングページ制作会社の選び方
ランディングページ制作会社には、LP制作だけの会社とコンサルティングや公開後の改善まで含めて行う会社があります。
ランディングページは公開すればそれで成果が出るようなものではなく、運用しながらの見直しと改善が非常に重要でしょう。
見直しには高度な解析技術が必要で、社内で対応することは一般的には非常に困難です。このような状況を踏まえて、自社に必要なサポートと費用のバランスを考慮する必要があります。
初めて試す場合にはミニマムの費用で始めるのが安心でしょう。格安でサービス内容が豊富な会社は、すでにノウハウが蓄積されていて、良いランディングページを提供してもらえる可能性があります。
そのため、事前に実績や持っている技能を確認しておくことが重要です。
ランディングページを使ってSEO対策しよう
1ページ完結型ランディングページはSEO的に弱く、自然検索ではほとんど集客できないため、広告運用が中心でSEO対策はあまり行われませんでした。しかし、サイト型LPを用い適切なSEO対策を行うことにより、自然検索による流入を見込めるようになります。
SEO対策したサイト型LPは、広告とSEOのバランスを取ることができ広告費用の削減が期待できるでしょう。
またサイト型LPは広告臭が少ないことから、広告が嫌いな見込み客の取りこぼしを防げるため、集客数が増える可能性もあります。
広告には広告予算が必要ですが、十分集客可能なサイト型LPができ上がれば、広告費用も必要なくなり資産価値が出てくるでしょう。
しかし、サイト型LPには離脱しやすい、コンバージョンが落ちる等の問題もあります。制作費も高くなり、効果が出るのに時間がかかります。短期的に売上を伸ばしたい時には1ページ完結型のLP、長期的な集客を考えるならサイト型LPと棲み分けを考えることもできるでしょう。