SEOを意識したタイトルタグの付け方11個|文字数の目安やコツも紹介
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SEOを意識したタイトルタグの付け方11個|文字数の目安やコツも紹介

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SEOを意識したタイトルタグの付け方11個|文字数の目安やコツも紹介

記載されている内容は2022年03月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2022年03月25日

更新日:2022年03月31日

正しいタイトルタグの付け方をご存知でしょうか。本記事では、SEOを意識したタイトルタグの付け方やコツを紹介しています。タイトルタグの付け方がわからない方や、SEO対策を行いたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

タイトルタグって何?

タイトルタグ(titleタグ)とは、WEB上のサイトやページにタイトルをつけるためのHTMLタグのことです。

このタグ内に記載された文字列は、Googleなどの検索エンジンの検索結果にタイトルとして表示されたり、ブラウザのタブ部分に表示されたりします。

タイトルタグのSEOへの影響

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タイトルタグを設定することで、検索結果の表示順位やユーザーのクリック率が大きく変化するため、SEOへの影響は大きいと考えられています。

ここでは、タイトルタグが与えるSEOへの影響を3パターン紹介します。

検索順位が変動する

タイトル内にキーワードが入っているか、ページ内容に適切なものが設定されているかなどは、SEO全体の中でも最も重要な部分であると言えるでしょう。

コンテンツ内容をどれだけ見直しても検索順位が上がらないという方は、タイトルタグを工夫してみてください。

CTR(クリック率)に影響する

ユーザーは検索結果から閲覧するページを選ぶ際、必ずしも1番上からクリックするとは限りません。ユーザーはタイトルとその下にあるディスクリプション(タイトルの下にあるページ内容を要約した文章)を見比べて自分が興味を持ったページを選びます。

そのため、思わずクリックしたくなるような、魅力的なタイトルを意識することが重要です。

SNSでの拡散力に影響する

近年では、SNSを利用してサイトのページを共有したり拡散したりする人が増えました。タイトルタグとして設定された文章は、SNSでそのページがシェアされたときの文字リンクとして反映されます。

そのため、タイトルタグの設定はSNSを経由したアクセス数や拡散力に大きく影響するのです。思わずクリックや拡散をしたくなるような文章を設定することで、SNS経由でのページ訪問者の大幅な増加が期待できるでしょう。

SEOを意識したタイトルタグの付け方11個

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これまでは、SEOにおけるタイトルタグの重要性について解説してきました。しかし、重要であることはわかっても、どのように付けたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここからは、SEOを意識したタイトルタグの付け方を11個紹介します。

1:文字数は30文字程度にする

30文字以上のタイトルは、検索結果のページで全文が表示されないため、文字数は30文字程度に抑えることが望ましいとされています。

全文が表示されず末尾が「…」と省略されると、重要なキーワードが隠れてしまう可能性があります。また、短すぎる文章では必要な情報を的確に伝えることができません。

できるだけ30文字程度になるようバランスを見て調整しましょう。

2:同じキーワードを重複させない

タイトルタグ内に同じキーワードを何度も繰り返し使用すれば検索結果が上位に表示されやすくなるというわけではありません。

それどころか、同じキーワードを繰り返し使うと不自然な日本語になりやすく、ユーザーにもくどい印象を与えてしまいます。また、文字数を抑えるためにもキーワードは極力重複させないようにしましょう。

3:重要なキーワードは左側へ置く

重要なキーワードはなるべく左側に置き、目立たせるように心がけましょう。人は文章を左側から読むため、最初の方にあるキーワードほど頭に入ります。

また、タイトルの最後の方に置くと、検索結果に表示されず省略されてしまう恐れがあります。文章が不自然にならない範囲で、特に伝えたいキーワードをなるべく左側へ置くようにしましょう。

4:ページ内容を推測しやすい文章にする

ユーザーは、検索結果に表示された情報だけでページ内容を推測するため、表示されているタイトルとディスクリプションはクリック率に大きく影響します。どのような人でも内容を推測できるような文章を設定することが理想です。

5:キーワードだけを羅列しない

キーワードを入れることは重要ですが、それだけを羅列すると意味の通らない文章や不自然な文章になってしまいます。キーワードは羅列するのではなく、自然な日本語になるよう適切に使用しましょう。

6:各ページにタイトルを付ける

Googleは情報の独自性を重視しているため、同じような内容のページがあると、検索結果に表示されなくなってしまう恐れがあります。また、同じキーワードのページが複数あるとユーザーが混乱する恐れもあります。複数のページで同じタイトルタグを用いることは避けましょう。

7:ページ階層によってキーワードを分ける

上層にあるページのキーワードは簡単に、抽象的にし、下層にいくほど多めに、具体的にすると良いと言われています。また、下層ページにいくほど狭いテーマで記事を作成するよう心がけましょう。

8:タイトルとコンテンツが矛盾しないようにする

もしタイトルとページ内容にギャップがあれば、ユーザーは思っていたものと違うと感じ、すぐにページを離れてしまいます。また、クリック数を稼ぐためにわざと全く違うタイトルを付ければ、ユーザーの信頼度も低くなってしまいます。

リピーターやコンバーション率を増やすためにも、タイトルとコンテンツは一貫したものにするよう心がけましょう。

9:サジェストワードを盛り込む

サジェストワードとは、検索ボックスにキーワードを入力したときに自動表示される検索候補キーワードのことです。サジェストワードを盛り込むことで、ユーザーが求めている情報をより具体的に表示することができ、クリック率の向上も期待できます。

10:検索クエリを分析する

検索クエリとは、ユーザーが検索をする際に、検索窓に入力するキーワードのことです。検索クエリはタイプに応じて、Knowクエリ(○○とは)、Doクエリ(○○の方法)、Buyクエリ(商品購入、おすすめ)、Goクエリ(場所、業種)の4つのタイプに分類されます。

また、それぞれのタイプに合わせてタイトルに入れるべきキーワードは異なります。この傾向を分析することで、タイトルに含めるべきキーワードを推測しましょう。

11:Googleによってタイトルが書き換えられていないか調べる

Googleのアルゴリズムによって、自動的にタイトルが書き換えられる場合があります。これはユーザーの利便性を上げるためのGoogleの対策によるものですが、書き換えが不適切だった場合は検索結果のクリック率に悪影響を与えることもあります。

もし不自然に変更されていた場合は、検索結果からフィードバックを送り修正依頼をすることもできます。自分が設定したものから書き換えられていないか調べるようにしましょう。

タイトルタグに使いたいワード

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ここまでは、タイトルタグのつけ方について解説してきました。つけ方を理解して、そのタイトルを思わずクリックしたくなるような魅力的なものにしましょう。

効果的な「ワード」を入れることで、タイトルタグをより魅力的なものにすることができます。ここからは、タイトルタグを付ける際に使うべきワードについて解説していきます。

数字

人は文章よりも、具体的な数字の方に注目する傾向があると言われています。たとえば、「〇〇で注意するポイント」よりも、「〇〇で注意する5つのポイント」とした方が、ページの内容を想像しやすく、クリック率も高まります。

文字だけではなく、できるだけ具体的な数字も含めるよう心がけましょう。

記号

文章だけではなく記号を適切に使うことで、ユーザーの目に留まりクリックされやすくなります。

SEOにおいてよく使用される記号は墨付き括弧です。【最新】【初心者向け】など、タイトル部分で目立たせたい場所に使用すると効果的です。

地名

地名キーワードをタイトルタグに含めると、ライバルサイトが減り検索上位を獲得できる可能性が高くなります。

地名系キーワードの例には、「都道府県や市町村名」「最寄り駅や路線名」「観光地や近隣の施設名」などが挙げられます。できるだけ狭い範囲の地名を入れることで、ライバルサイトを大幅に減らすことができます。

地域を限定したコンテンツの場合は、できるだけ地名を入れるよう心がけましょう。

質問

検索結果の表示ページには、数多くのタイトルが羅列されます。一方的に情報を公開するページが多い中で、ユーザーに質問を投げかけるタイトルは目を惹きます。

また、「なぜ~なのか?」や「どうして~成功(失敗)するのか?」といったような質問形式のタイトルは、答えを知りたいというユーザーの興味を引き、クリック率を上げることができるでしょう。

理由

質問系のキーワードが効果的であるのと同じく、理由系のキーワードも答えを知りたいというユーザーの欲求を喚起させます。

「〇〇の理由・意味」「~のわけ」といったようなキーワードを効果的に使用しましょう。

解説

ネット検索は、ユーザーが何かを知りたいと思ったときに行われるものです。自分が探していたり求めていたりする答えを、正確に簡単に答えてくれそうなタイトルであればあるほど、クリックされる確率は高まります。

「〇〇を解説」「〇〇のポイント」「~とは」「~を比較」「~をする方法」などの解説系のキーワードを入れるよう意識しましょう。

金銭的な利益

お金の節約や利益のアップといったような金銭的な利益は、誰もが求めているものでしょう。そのキーワードを盛り込むことはSEO対策としてとても有効です。

「節約」「売り上げアップ」「お得な~」「コストをカット」など、思わずクリックしたくなるようなキーワードを入れてみましょう。

安心感

ユーザーは検索を行う際、「正確な情報なのか」や「誤っている情報ではないのか」などのあらゆる不安を持ちながら情報を見比べています。

「人気の~」「創業〇〇年」「お客様数〇〇件以上」「高品質の~」「こだわりの~」など、根拠を示し安心感を与えることで集客率が高まるでしょう。

限定を示唆するワード

数量や条件などを具体的に限定することで、ユーザーに「早く購入しないと売り切れてしまう」や「今買わないと損してしまうのでないか」などの印象を与えることができます。

特に商品やサービスの紹介ページでは「期間限定」「数量限定」「1日〇〇個まで」「初回の方のみ〇割引き」などの限定を示唆するワードを積極的に盛り込むことで、クリック率やコンバーション率の向上につながるでしょう。

スピード感をアピールするワード

ユーザーは何か行動を起こす際、できるだけ簡単にすばやく実現したいと考える傾向があります。そのため、このコンテンツを見れば簡単で短い時間で解決できるということを伝えるのはSEOにおいても有効です。

「簡単」「手軽に~」「いつでも~」「Webから申込可能」などのワードが挙げられます。

初心者向けのワード

ユーザーは新しくはじめたいことがある場合、その方法をネット検索から探すことがあります。ユーザーが求めている情報を、専門知識や難しい手順がなくても簡単に理解できる、ということをタイトルで伝えましょう。

「わかりやすい~」「初心者におすすめ」「〇分でわかる~」「はじめての~」「基礎から学ぶ~」などのワードが挙げられます。

タイトルタグの質を向上させるコツ

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検索結果の上位にコンテンツを表示させるためにはあらゆる工夫が必要です。それはタイトルタグの修正だけとは限りません。

ここからは、タイトルタグの質を向上させるコツについて解説していきます。

  • 競合のタイトルを研究する
  • H1タグにタイトルと同じキーワードを入れる
  • コンテンツの質を向上させる

競合のタイトルを研究する

既に検索上位を獲得しているサイトは、Googleが実際に高評価しているページです。SEO対策を行う上でのお手本となるため、参考にしてみましょう。

しかし、全く同じタイトルにする、サイト名の部分だけ差し変える、というような盗用とも思われる行為はペナルティを受ける可能性もあります。できるだけ独自のコンテンツにするよう心がけましょう。

H1タグにタイトルと同じキーワードを入れる

ページ全体の見出しとなるH1タグはSEO効果が一番高いと言われています。

タイトルタグもH1タグもそのページの内容を伝える役割を持っているため、個別に考える必要はなく、同じキーワードを入れれば良いとされています。

しかし、H1タグはタイトルタグと違い省略されないため、タイトルタグで省略した文言がある場合にはH1タグに入れるようにしましょう。

コンテンツの質を向上させる

Googleなどの検索エンジンが一番重要視しているのは、ページ内のコンテンツの質です。どんなに良いタイトルを付けても、文章量が少ない、内容がわかりにくいなど、コンテンツの質が悪ければ評価はされません。

どのようなタイトルを付けるかに悩むよりも、ユーザーにとって有益な情報をわかりやすい文章で書くことを第一に考えましょう。

SEOに強いタイトルタグを付けよう

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本記事ではタイトルタグの付け方や使いたいワードについて解説してきました。タイトルタグを設定する上で大事なのは、ページの内容を端的に表現した文章を設定するということです。

タイトルタグの設定は、特に少ない労力で大きな効果を発揮できるコストパフォーマンスが高い作業であるといえます。今回紹介したポイントを意識して、SEOに強いタイトルタグを目指してみてください。

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