バイラルメディアとは?成功事例や押さえるポイントを併せて紹介
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バイラルメディアとは?成功事例や押さえるポイントを併せて紹介

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バイラルメディアとは?成功事例や押さえるポイントを併せて紹介

記載されている内容は2022年03月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2022年03月25日

更新日:2022年03月31日

バイラルメディアとはどのようなメディアなのでしょうか。この記事ではキュレーションメディアとの相違点やバイラルメディアの押さえるべきポイント、成功事例などを紹介しています。バイラルメディアに興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

バイラルメディアとは?

バイラルメディアとは、ユーザーの興味を引きやすい、話題性の高い動画や画像などのコンテンツを発信するメディアです。このバイラル(Viral)には、「ウイルス性の」という意味があります。

ユーザーが共有したくなるようなコンテンツを発信して、FacebookやTwitterといったSNSで爆発的に拡散させ、短期間で膨大なアクセス数を獲得することを目的としたメディアと言えるでしょう。

キュレーションメディアとの相違点

キュレーションメディアとは、Web上に乱立する情報を、決まった条件に沿ってまとめたコンテンツを発信するメディアです。

「情報を取りまとめたコンテンツ」という共通点はありますが、バイラルメディアはSNSで拡散効果のあるコンテンツのみ扱うのに対し、キュレーションメディアは決まったテーマに沿ってさえいれば、どのような情報も網羅するという違いがあります。

バイラルメディアを押さえる5つのポイント

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※画像はイメージです

バイラルメディアはユーザーが共有したくなるようなコンテンツを発信する以外にも、様々な特徴があります。ここからは、バイラルメディアについて押さえておきたい5つのポイントを紹介していきます。

  • 目的はSNSでの拡散
  • コンテンツをバズらせることが重要
  • オリジナルから作成するよりハードルが低い
  • 収入源は広告収入
  • 他との差別化が重要

1:目的はSNSでの拡散

スマートフォン(スマホ)が普及したことで、空き時間にインターネットを使用してネットニュースや動画を見ることが日常的になりました。また、SNSもアカウントを複数持つ人も多いでしょう。

バイラルメディアは、サイトの画面レイアウトをスマホでも見やすいよう最適化し、SNSへのシェアボタンも配置して拡散しやすいような構造にしているのも特徴です。

2:コンテンツをバズらせることが重要

バイラルメディアでは、ユーザーの興味を引いたり気持ちを動かしたりしやすい、「面白い」「驚く」「生活に役立つ」「感動」といった、シェアされやすい要素のコンテンツが多く作成されています。

このようなコンテンツは、一般的に「バズる」コンテンツと呼ばれ、SNSでの拡散効果が狙えると言われています。逆に、マイナーな話題はユーザーが興味を持たず拡散力が見込めないため、コンテンツとして取り扱いません。

3:オリジナルから作成するよりハードルが低い

バイラルメディアでは、必ずしもオリジナルからコンテンツを作成する必要性はありません。

インターネット上から、話題性の高い動画や画像をテーマに沿って集め、インパクトのあるタイトルを付けることでコンテンツを作成することが可能とされています。

参入するハードルが低い反面、似たようなメディアが乱立し、淘汰されやすい傾向があるため注意が必要です。

4:収入源は広告収入

バイラルメディアの収入源は、拡散効果によって得られる広告収入です。しかし、既存のコンテンツを集めているメディアのため、広告主から媒体全体の評価を得にくく、収益化できないメディアも多くあります。

そのような場合は、バナー広告やリマーケティング広告だけでなく、「ネイティブ広告」を検討するのも良いでしょう。

ネイティブ広告は、メディアの通常コンテンツの一部として表示できるため、サイトのデザイン性を損なわず、ユーザーに違和感なく情報を認知させることができます。

5:他との差別化が重要

バイラルメディアは、継続的に「バズる」コンテンツを作る必要がありますが、「バズる」コンテンツだけを集めるのは容易ではないでしょう。

また、前述したように既存のコンテンツを流用して簡単に作成できるため、類似したメディアが乱立してしまい、サイト価値が低下してしまうというデメリットもあります。

サイト価値の低下を防ぐために、独自性や付加価値を持たせるなど、他サイトと差別化を図りましょう。

バイラルメディアの成功事例

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バイラルメディアとして成功するためには、メディア独自の戦略や理念も大切です。

ここからは、他サイトとの差別化や独自の戦略によって成功し、成長を続けている国内外のバイラルメディアの成功事例を紹介します。

ソーシャルボタンを適切に配置

海外のバイラルメディアであるUpworthyは、社会問題への問題提起をメインに扱っているメディアです。設立から14ヵ月で、月間ユニークユーザー数が約3000万人を超えるという成長を遂げました。

その成功の理由として、ソーシャルボタンをコンテンツの上下に大きくわかりやすく配置することで、SNSでのシェア率を上げたという点が挙げられます。

スポーツに特化し他と差別化

国内のバイラルメディアであるBuzzLive! (バズライブ)は、野球やサッカーなどのスポーツ動画に特化したメディアです。

スポーツに特化することで興味を持つ人が限定されてしまうイメージもありますが、「驚き」や「感動」といった、人の心を動かす要素も多くあり成功した事例です。

解析ツールで拡散される流れを分析

海外発で日本にも展開されたバイラルメディアBuzzFeed(バズフィード)は、独自開発された解析ツールで拡散の流れを分析しているのが特徴です。

SNS上でのユーザーの行動や、どのようにコンテンツが拡散されていくのかなど、ビッグデータを解析することで、高品質なコンテンツや独自記事の作成に役立てています。

バイラルメディアについて理解しよう

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バイラルメディアは、インパクトの強いコンテンツをSNSで拡散させ収益を得ることを目的としたメディアです。

容易に参入できる反面、淘汰されるメディアも多いため、勝ち残るバイラルメディアを運営するには、方針をしっかり定めて他サイトと差別化できるかがポイントとなるでしょう。

国内外で成功しているバイラルメディアを参考に、戦略を考えてみてはいかがでしょうか。

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