マーケティングで使う便利な分析ツール35選|無料ツールを使う時の注意点
記載されている内容は2022年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
初回公開日:2022年02月01日
更新日:2022年03月01日
マーケティングでデータ分析が必要な理由
マーケティングでデータ分析を活用することにより、過去に何が起こったのか、現在何が起こっているのか、今度何が起こるのかといった事象を正確に捉えることが可能になります。そのため、データ分析によって企業はより良い意思決定ができるようになります。
また、データ主導での意思決定を行わない企業はマーケティングにおける投資利益率を多く損失しているとも言われているため、データ分析はマーケティングに必須だといえるでしょう。
マーケティングの分析ツールの特徴9つ
マーケティングに活用できる分析ツールには「リサーチツール」「ヒートマップツール」「サイト改善ツール」などさまざまな種類があります。
また、それぞれ異なる特徴を持っているため、ツールによってどのような違いがあるのか把握した上でマーケティングに活用することが大切です。ここでは、マーケティングの分析ツールの特徴について解説していきます。
- リサーチツールの特徴
- ヒートマップツールの特徴
- サイト改善ツールの特徴
- SEOツールの特徴
- ABテストツールの特徴
- 競合分析ツールの特徴
- ソーシャルメディア活用ツールの特徴
- コンテンツマーケティングツールの特徴
- アクセス解析ツールの特徴
1:リサーチツールの特徴
リサーチツールはマーケティングに必要な各種リサーチに利用されるツールです。
マーケティングとは、顧客と良い関係を構築することによって商品やサービスが売れる仕組みを作ることで、マーケティングを行うためには顧客や見込み顧客、トレンドのキーワードなどをリサーチする必要があります。
リサーチツールはこのようなリサーチに活用することができます。
2:ヒートマップツールの特徴
ヒートマップツールはWebページ上でのマウスの動きを視覚化できるツールです。Webサイト上で訪問者がどのような行動を取ったのかを把握することができるもので、数字データの強弱が色によってわかりやすく視覚化される点が特徴です。
専門的な知識がなくても、Webページ上でのユーザーの動きをひと目で把握することができます。
3:サイト改善ツールの特徴
サイト改善ツールはサイト内部の改善に役立つツールです。自社サイトの改善のヒントを見つけるのに役立つもので、自社サイト上でのユーザーの動きやユーザーがどこから流入してきたのか把握できるアクセス解析ツールなどが該当します。
サイト改善ツールを活用することで、客観的なデータを活かすことができます。
4:SEOツールの特徴
SEOとは「Search Engine Optimization」を略した言葉で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳すことができます。
SEOツールを活用することで自社サイトがどこからリンクが貼られているか、サイト内でエラーなどが発生していないかどうか、どのようなキーワードでユーザーが流入しているのかといった情報を確認できます。
5:ABテストツールの特徴
ABテストとはWebページや広告デザイン、広告文などを複数用意し、どちらのパターンがより高いコンバージョンに繋がるのかをテストするものです。
ABテストを行うにはデザイナーが必要になりますが、ABテストツールを利用すれば専門的なスキルがなくてもツール上で簡単にABテストを実施できます。
6:競合分析ツールの特徴
Webマーケティングを行う上で自社サイトの分析を行うことは必要ですが、競合サイトの状況も分析する必要があります。
競合分析ツールを活用すれば競合他社との差別化ポイントを抽出したり、他社サイトにあって自社サイトにない情報を探し出したり、競合サイトの戦略を分析したりすることができます。
7:ソーシャルメディア活用ツールの特徴
ソーシャルメディア活用ツールはTwitterやFacebook、Google+といったソーシャルメディアをより活用するためのツールです。
SNSの投稿を自動化したりSNS上でさまざまな指標を分析したり、フォロワー数の増減などを分析したりすることができます。
8: コンテンツマーケティングツールの特徴
コンテンツマーケティングとはユーザーにとって有益なコンテンツを提供することにより、集客や売上アップにつなげるマーケティング手法です。
コンテンツマーケティングツールを活用することで自社サイトを分析して、よりユーザーが増えるようなサイト改善のアイデアを与えてくれるでしょう。
9:アクセス解析ツールの特徴
アクセス解析ツールは、Webマーケティングにおける基本的なツールとなっているため、Webマーケティングを行う上でアクセス解析ツールを導入しないということはまずないでしょう。
アクセス解析ツールを導入することにより、自社サイトにどのくらいのユーザーが訪問しているのか、どのページがよく閲覧されているのかといった情報を把握することができます。
マーケティングで使う便利な分析ツール35選
実際にマーケティングを実施する際には、分析ツールを活用することで効率的なマーケティングが実現できるでしょう。
ここではマーケティングで使う便利な分析ツールについて紹介していきます。分析ツールを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1:ミルトーク
ミルトークは、Web上で消費者とコミュニケーションが取れるユーザートークサービスです。株式会社マクロミルが提供しているツールで、Web上でチャットのように気軽に消費者の意見を集めることができます。
アイデアの収集や気づきを得るのに有効なリサーチツールとなっているため、新商品の開発のためのアイデア集めなどに役立つでしょう。
2:Googleトレンド
Googleトレンドは、世界中のトレンドになっているキーワードを調べることができる検索トレンド調査ツールです。
Googleが提供している無料ツールで、キーワードの検索ボリュームの変化や上昇しているキーワードの調査、他のキーワードとの比較などが行えます。SEO対策のためのキーワード選定に役立つでしょう。
3:User Heat
User Heatは、スマートフォンサイトもパソコンサイトも無料で利用できるヒートマップツールです。ユーザー登録を行い、解析タグをサイトに埋め込むだけですべての機能が利用できるようになります。
データが溜まった後は分析したいページをクリックし、グローバルナビゲーションにある「マウス」「クリック」「熟読エリア」「終了エリア」「離脱エリア」から確認したいメニューをクリックするだけで、ヒートマップを確認できます。
4:Ptengine
Ptengineとは、直感的な分析やサイトの最適化を可能にするサイト分析ツールです。アクセス解析ツールとしてもさまざまな機能が用意されていますが、特にヒートマップ機能に強みを持ちます。
タグを実装するだけで直観的なサイト解析が可能になります。無料のFreeプランであれば3,000PVまで、有料プランの場合はPV数などに応じて費用が変わります。
5:ONI Tsukkomi
ONI Tsukkomiは、ユーザーからのツッコミを貰えるサイト分析ツールです。株式会社リンクライブが提供するツールで、ユーザーがWebページに対して感じているリアルなツッコミが画面上に吹き出しで表示されます。
そのため、ユーザーの本音を直感的に把握できます。ONI Tsukkomiを利用することで、たとえばユーザーの離脱数が増えた理由など、従来のようなデータ解析ではわからなかったさまざまな理由を知ることが可能になります。
6:PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、ページの表示速度などを測定できる分析ツールです。Googleが提供している無料ツールで、WebページのURLを入力するだけでモバイルとデスクトップ両方で、ページ表示のパフォーマンスを調べることができます。
また、表示速度以外にも、Webページの最適化に関するアイデアを提案してくれます。
7:キーワードプランナー
キーワードプランナーは、Google広告が提供しているキーワードの検索ボリューム分析ツールです。
もともとはGoogle広告の利用ユーザー向けのサービスですが、アカウントがあれば広告を出さなくても無料で利用可能です。
検索ボリュームや関連キーワード、入札単価などを調査することができるため、SEO施策に効果的なキーワード選定に役立つでしょう。
8:Google Search Console
Google Search Consoleは、Googleが提供している検索結果分析ツールです。サイトのGoogle検索順位を監視、管理することに役立つツールで、ユーザーがどのようなキーワードでサイトに流入してきたのかも把握できます。
また、サイトがクロールされているかどうかの確認や、スパムなどの問題を検出した際のアラートを受信することもできるためSEO対策に役立ちます。
9:SEOチェキ!
SEOチェキ!はWebページのURLを入力するだけで利用できる分析ツールです。titleタグやmetaタグなどのタグ、発リンク数、インデックス数、最終更新日、利用ホスト、ページ読み込み時間といったさまざまな情報を無料で把握できます。
また、他にも「検索順位チェック」「キーワード出現頻度チェック」「発リンクチェック」「ドメイン所有者の情報検索」といった機能を提供しています。
10:GRC
GRCは、SEOツールラボが提供している検索順位分析チェックツールです。Google、Yahoo!、Bingでの検索キーワードの順位を一括調査できます。
また、起動時に自動的に調査する機能も提供しているため、ボタンをクリックしなくてもあらかじめURLやキーワードを登録しておけば、毎日同じ時間に自動的に検索順位を記録できます。
11:KAIZEN PLATFORM
KAIZEN PLATFORMは、ABテストが実施できる分析ツールです。ABテストやサイトリニューアルなどのサイト改善、動画広告の作成や改善、営業資料の動画化やヒアリングデータの蓄積、分析といったサービスを提供しています。
ABテストは通常、デザイナーが作成した改善案を既存のパターンと比較しますが、KAIZEN PLATFORMを利用すれば、デザイナーがいなくてもABテストを実践可能です。
12:Optimizely X
Optimizely Xはサイトの改善に繋がるABテストツールです。iOSとAndroidのモバイルアプリのABテストや、あらゆるアルゴリズムやアーキテクチャなどでもABテストを実施することができます。
また、ユーザーの行動データを収集したターゲティングも可能で、ユーザーに合わせて最適なコンテンツを表示できます。
13:Similarweb
Similarwebは競合サイトの分析に活用できる分析ツールです。自社サイトだけでなくあらゆるサイトの分析に利用でき、デジタルリサーチやデジタルマーケティングなどに役立ちます。
基本無料で利用することができ、競合サイトと自社サイトの流入数の比較やどこからの流入に強みを持つのかを分析することができます。有料版でも7日間は無料トライアルで使い勝手を試すことが可能です。
14:Copy Content Detector
Copy Content Detectorは無料で利用できるコピペチェックツールです。コピーチェックしたいテキストを貼り付けてチェックボタンを押すだけで、簡単にコピペチェックができます。
また、調査結果はCSV形式でダウンロードすることも可能です。コンテンツマーケティングを実施する際のコピペチェックに活用できるでしょう。
15:AD EBiS
AD EBiSはデジタルマーケティングに必要な高精度なデータ計測や分析、活用ができる広告効果測定プラットフォームです。
株式会社イルグルムが提供している分析ツールで、デジタルマーケティング施策の最適化に必要なさまざまな機能を用意しているため、AD EBiSを導入することでWebマーケティングの成果を一括管理できます。
16:Social Insight
Social Insightはソーシャルメディア運用に役立つ分析ツールです。SNS上でキャンペーンを実施したり、複数のアカウントを一括管理したりすることができるため、SNS業務を効率化できます。
Twitterでよく見かけるRTキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなども、Social Insightを利用することで当選条件や当選者の抽選などを自動的に実施できるようになります。
17:コムニコ マーケティングスイート
コムニコ マーケティングスイートは、複数のSNSを一元管理できるソーシャルメディア運用支援ツールです。Twitter、Instagram、Facebookの最新APIに対応しています。
SNSの投稿作業の負荷を軽減できる投稿予約・管理機能、自己アカウント分析や競合アカウント分析、クチコミ分析などの分析機能、コメント管理などのメッセージ管理機能を備えています。
18:AIアナリスト
AIアナリストはGoogleアナリティクスを連携し、AIによるサイト改善ツールです。アクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの分析データをもとに、サイトの改善案の提案やレポートの作成、ページ調査などを実施します。
Googleアナリティクスを使ってアクセス解析を行っている場合、AIアナリストを導入することで効率的なサイト改善につなげることができるでしょう。
19:Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
前述のAIアナリストと連携することで、Googleアナリティクスで収集データをAIに任せて活用することもできます。
20:AWStats
AWStatsは、Webサイトへのアクセス数などを分析できるアクセス解析ツールです。インストールして使用するタイプのアクセス解析ソフトとなっており、サーバーのログファイルを分析する仕様になっています。
AWStatsを利用することで、訪問者数やページビュー、ファイルヒット数、国別アクセス数などさまざまな内容を把握できます。
21:PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、無料で利用できるページの表示速度分析ツールです。Googleが提供しているツールで、計測したいページのURLを入力すると、モバイルやPCでのページの表示のパフォーマンスを調べることができます。
また、ページの表示速度だけでなく、最適化度合いや最適化の提案なども表示されます。
22:DOMO
DOMOは、あらゆるデータを統合できるBIツールです。任意のデータソースに接続しデータを1つにまとめて分析できるようにしたり、リアルタイムのセルフサービス分析によってデータリテラシーを促進したりすることが可能です。
また、業界社業種別のさまざまなソリューションを提供しています。
23:Intercom
Intercomは、顧客とのリアルタイムなコミュニケーションを実現するカスタマーサクセスツールです。会話型サポートや会話型エンゲージメント、会話型マーケティングなどユースケースに合わせたソリューションを提供しています。
また、SNSやアプリへのプッシュ通知機能も提供しています。Intercomを活用することで、よりスピード感のあるPDCAを回せるようになるでしょう。
24:VWO
VWO(Visual Website Optimizer)は、ランディングページの検証に活用されているABテストツールです。Web広告をクリックした場合に推移するランディングページを最適化するのに便利なツールです。
VWOを利用することで、複数ランディングページを作成してどのページがもっともコンバージョンに結びつきやすいのかを検証できます。
25:etracker
etrackerは、スピーディな分析ができるアクセス解析ツールです。レポートはリアルタイムに閲覧することができ、データの値は推測したものではなく、リアルなデータを確認することができます。
また、Cookieの同意に依存しないため、Cookieに拒否されたとしても他の不要なCookieが使用されていなければ追跡することができます。
26:Leadfeeder
Leadfeederは、Webサイトのトラフィックをもとにリードを明らかにするマーケティングツールです。
Leadfeederでは匿名のトラフィックを実際の会社名に変換してWebサイトの訪問者を特定することができます。Leadfeederを活用することで、購入する可能性の高いリードに対して適切なセールスが可能になるでしょう。
27:Chartbeat
Chartbeatは、リアルタイムな分析ができるサイト分析ツールです。リアルタイムに状況を確認できるダッシュボードが搭載されており、ダッシュボード上からWebサイトのコンテンツへのアクセス状況やKPIの評価などを確認できます。
レポート機能も優れており、自社でカスタマイズした詳細なレポートを作成することも可能です。コンテンツSEOやWebサイトを運用に役立つでしょう。
28:Crazy Egg
Crazy Eggは、URLを入力するだけでヒートマップが見られるヒートマップツールです。Webサイト上での訪問者の動きを確認することができ、ユーザーの行動をレポーティングによって分析することもできます。
Crazy Eggを活用することで、Webサイト上で機能しているものの改善や機能していないものの修正、新しいアイデアのテストなどに役立てられるでしょう。
29:Segment
Segmentは、ソフトウェアやAPIを使って顧客データを収集することができるカスタマーデータプラットフォームです。顧客データの整理や管理などに役立つインフラとして利用できます。
また、他のツールと連携することもでき、製品分析やABテスト、データウェアハウスツールなどのツールも提供しています。
30:Pingdom
Pingdomはページの読み込み速度を測定できるツールです。URLを入力して地域を選ぶだけで、簡単に指定条件でのページ読み込み速度がテストできます。
一般的なページ読み込み速度測定ツールと違い、サーバーサイドの部分まで管理している点が特徴です。Webサイトの稼働時間やパフォーマンス、インタラクションを監視することで、サイト改善に役立てることができるでしょう。
31:Flurry
Flurryは、モバイルアプリを対象としたアクセス解析ツールです。iOSおよびAndroidアプリ用の分析ソリューションとなっており、完全無料で利用することができます。
Flurryを利用することでインストールやセッション、要した時間などの追跡や、アプリをどのように利用しているのか把握することができます。また、ユーザーの年齢や性別といった属性も把握可能です。
32:Google マーケティング プラットフォーム
Google マーケティング プラットフォームとは、さまざまな機能を提供している統合マーケティングプラットフォームです。
Googleが提供しているツールで、中小企業向けの無料の分析ツールやテストツール、大企業向けの広告や分析を包括した高度なソリューションを提供しています。
33:PAVEAI
PAVEAIとは、自動的に分析を行うことができる分析ツールです。エンタープライズ向け、Eコマース向け、代理店向けなどそれぞれに適したソリューションを提供しています。
Googleアナリティクスと連携し、解析データを活用することができます。
34:Facebookページインサイト
Facebookページインサイトとは、Facebookで利用できる無料の分析ツールです。
Facebookが提供している機能で、ページでのクリック数や閲覧数、プレビューのためにページ名やプロフィールにマウスが重ねられた回数、いいね!をした新しいユーザー数などさまざまな情報を把握できます。
Facebookページインサイトを利用することで、反響の大きなコンテンツを把握するのに役立つでしょう。
35:Twitterアナリティクス
Twitterアナリティクスとは、Twitterで利用できる無料の分析ツールです。フォロワーがどのようなトピックに興味を持っているのか、どこから流入したのかといった点を把握することができます。
また、Twitter上でのエンゲージメントを測定することができるため、効果的にツイートする方法を把握することもできるでしょう。
マーケティングで分析ツールを使う時に気を付けること5つ
分析ツールを活用することでマーケティングを効率化することができますが、利用する際にはいくつか気を付けなければいけないポイントもあります。
ここではマーケティングで分析ツールを使う時に気を付けることを紹介していきますので、参考にしてみてください。
- Cookieを受け入れない選択をした場合
- 操作していない状態が一時中止になった場合
- 2人のユーザーが同じデバイスでサイトにアクセスした場合
- 情報の漏洩を防ぐ対策が必要
- 情報の量が多い場合
1:Cookieを受け入れない選択をした場合
ユーザーがWebサイトを訪問した際にCookieを受け入れない選択をした場合、分析ツールではデータを取得できないケースがあります。
本記事でも紹介したGoogle アナリティクスも、ユーザーがCookieを受け入れない選択した場合やファイアウォールにブロックされた場合などはデータが取得できなくなります。
2:操作していない状態が一時中止になった場合
ユーザーが操作をしない状態が続いてセッションがタイムアウトになった場合、新しいセッションとしてカウントされます。
また、午前0時を過ぎれば新しいセッションとしてカウントされるため、データが減少することになります。
3:2人のユーザーが同じデバイスでサイトにアクセスした場合
分析ツールはデバイスベースでカウントされます。そのため、2人のユーザーが同じデバイスを使ってサイトにアクセスした場合、1人としてカウントされます。
また、逆に1人のユーザーが異なるデバイスを使ってサイトにアクセスした場合、2人としてカウントしてしまいます。
4:情報の漏洩を防ぐ対策が必要
自社サイトに外部の分析ツールを導入することになるため、情報漏洩を防ぐ対策は必須です。
顧客情報や機密情報が流出した場合、企業にとって大きなダメージとなるため、不正アクセスの検知やブロック機能などを持つツールを活用して情報漏洩対策を行いましょう。
5:情報の量が多い場合
大規模なサイトなど情報量が多い場合、分析ツールで全てのデータを反映することはできません。また、アクティブなサイトが多い場合も同様です。
分析ツールを導入しても、すべてのデータを正確に反映しているわけではない点は押さえておきましょう。
無料の分析ツールを使う時の注意点
無料の分析ツールは有料版と比較して利用できる機能が制限されているケースが多いです。そのため、無料版だけでは活用できないというケースもあります。
まずは無料版で使用感を確認し、自社のマーケティングに活用できそうな場合は有料版の利用を検討すると良いでしょう。
マーケティングをするなら分析ツールを利用しよう
マーケティングを効率化できる分析ツールにはさまざまな種類があります。
本記事で紹介したマーケティングの分析ツールの特徴やマーケティングで使う便利な分析ツールなどを参考に、分析ツールをマーケティングに活用してみてはいかがでしょうか。