マーケティング初心者におすすめの本27選|選ぶ際のポイントも紹介
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初回公開日:2022年02月01日
更新日:2022年03月01日
マーケティングの概要
マーケティングとは、自社の商品やサービスを消費者に利用してもらうための施策のことです。この施策を通して「売れる仕組み、プロセス」を作ります。
具体的には、消費者が集中するところに、商品やサービスにつながる仕掛けを施します。新聞や雑誌への広告、SNSのキャンペーン、店頭プロモーションなどもマーケティングの1種です。
こうしたマーケティング活動は、自社ブランドの認知を広め見込み客の購買意欲をかき立てます。さらに自社の利益を増やすだけでなく、消費者にも満足感をもたらすでしょう。
マーケティング初心者におすすめの本27選
ここからは、マーケティングを1から学んでみたいという方のために、初心者向けの本を27冊紹介します。初心者だけでなく、実務で悩んでいる方やマーケティングに興味のある方も、ぜひ参考にしてみてください。
1:マンガでやさしくわかるマーケティング
『マンガでやさしくわかるマーケティング』は、マーケティングの基本をマンガでわかりやすく解説した本です。著者は販売会社でマーチャンダイジングアドバイザーとして活躍する安田貴志氏です。
本書はマンガと解説の2構成になっており、初めでの方でもマーケティングの基礎を楽しみながら学べるでしょう。
2:マンガで学ぼうマーケティング
本書ではマーケティングのキーワードを、マンガ・会話・辞書形式で解説しています。
どの章からでも読めるような構成となっており、また、各章末ではミニテストが用意されているため、学習度もチェックできるでしょう。マーケティング用語は苦手だという方におすすめの一冊です。
3:改訂版[ポイント図解]マーケティングのことが面白いほどわかる本
本書は、初心者向けに解説されたマーケティング本です。
最低限押さえたいマーケティングの基礎知識だけでなく、最新のネットマーケティングに関しても図解入りでコンパクトに説明しているため、初心者にも分かりやすいでしょう。
4:超図解・新しいマーケティング入門
本書は、マーケティングの最新手法を身に付けたい方におすすめの入門書です。図解などを利用して平易に解説されています。また、20のテーマが各約5分で学べる構成となっているため、隙間時間などにも読めるでしょう。
執筆は21人の博報堂・現役マーケターが担当し、最新のマーケティング理論も網羅されているため、中堅マーケターにも役立つ1冊です。
5:はじめてのマーケティング
本書は、タイトルの通りマーケティングを初心者など誰にでもわかるよう説明した入門書です。本書を読めばマーケティング的思考が身につき、すぐに利用できる知識と応用知識も得られるでしょう。
6:いちばんやさしいマーケティングの教本
本書では、企業の現場で使えるマーケティング知識と、実践ノウハウを紹介しています。
経営思考力も鍛えられるマーケティング本といえるでしょう。企業でマーケティングの実務を初めて担当する初心者のマーケターにおすすめの1冊です。
7:知識ゼロからのマーケティング入門
本書は本のタイトルの通りに、まったく知識のない初心者に向けて書かれたマーケティングの入門書です。解説ページには、マンガ家の弘兼憲史氏による挿絵が掲載されています。
8:世界一わかりやすいマーケティングの教科書
本書は、徹底的に「わかりやすさ」にこだわったマーケティングの入門書です。
マーケティングの基本知識に重点を置いていて、難しい専門用語やマーケティング手法の説明は省かれています。マーケティングの基礎を習得するのに適切な本といえるでしょう。
9:「マーケティング」基本の入門書
本書はタイトルどおり、基本を解説するマーケティング本入門書です。
マーケティングの基本と仕組みを素早く理解できるよう、図解を多く用いています。本の中身は商品開発から広告戦略まで、幅広い内容といえるでしょう。
10:マーケティング基礎読本
本書は、日経ビジネス誌を発行する日経BP社が、ムック本として発行したマーケティング本です。
マーケティングの基本をキーワードとトピックで簡潔に説明しており、企業の実例や、キーマンによる最新マーケティングについてのインタビューも掲載されています。
11:9のフレームワークで理解するマーケティング超入門
本書では、マーケティングを9つの段階に分けて説明しています。強調するところは、9つのフレームワークを使いこなすことで、そのためのノウハウを企業の事例を用いて説明しています。
著者はマーケティング会社も運営する、マーケティングコンサルタントの金森努氏です。金森氏はマーケティング一筋30年と、豊富な実務経歴を誇ります。
12:弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
本書は、「弱者でも勝てるマーケティング」をコンセプトにしたマーケティングの入門書です。
企業ではなく、個人事業者でも使えるマーケティングについて解説しています。SNSの効果的な使い方からマーケティング分析の方法まで習得できる1冊といえるでしょう。
13:お客さまには「うれしさ」を売りなさい
本書では、マーケティングの基本理論をもとに、物が売れる仕組みを1から解説しています。
ここで書かれているマーケティングとは、「うれしさを与え、消費者から対価を得ること」です。本書を読み込む中で、この意味が理解できるようになるでしょう。
14:これ、いったいどうやったら売れるんですか?
本書は、マーケティングの専門的な内容を具体例でわかりやすく教えるマーケティング本です。
8つの例え話を通して、マーケティングの基礎が学べます。マーケティングを難しいと思っている方におすすめの本といえるでしょう。
15:入門・マーケティング戦略
本書は、マーケティング戦略のステップを平易に解説した入門書です。
具体的な戦略を練る際に、どのような手順を踏むのかがわかります。本書はマーケティングを勉強する学生や、実務を担当するマーケターにおすすめの本といえるでしょう。
16:課題解決につながる「実践マーケティング」入門
本書では、著者が相談を受けたマーケティングの課題を例題に上げ、解決策を詳しく説明しています。
企業のマーケティング実務者はもちろん、経営者にも参考になる内容といえるでしょう。マーケティングに悩む多くのマーケターに、おすすめの1冊です。
17:マーケティング・リサーチ入門
本書は、基本的なマーケティング・リサーチについて解説した本です。
マーケティング・リサーチの概念から基本的な実務まで網羅してあるため、マーケターにもおすすめできる内容といえるでしょう。
18:マネジメント・テキスト マーケティング入門
本書は、日本企業の具体例を提示して解説したマーケティングの入門書です。
マーケティング理論だけでなくトヨタ自動車、資生堂、ユニクロ、キリンビバレッジなどの日本企業の豊富な事例が学べるでしょう。
19:大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる
本書は、東大で学べるマーケティング理論を1冊に収めた本です。
市場や顧客分析、マーケティング戦略の立案、マーケティング戦術の策定・運用、最新マーケティングなどが学べます。学生だけでなく、ビジネスパーソンにもおすすめできるマーケティング本といえるでしょう。
20:大学4年間のマーケティング見るだけノート
本書は、大学で学ぶマーケティング理論を簡単に学べるようにイラストなどを用いて解説したマーケティングの教科書です。
マーケティングの基礎からブランディングや商品開発まで説明してあり、身近な生活にも役立つといえるでしょう。
21:ドリルを売るには穴を売れ
本書は、マーケティングの初心者を対象に解説した本です。何を(ベネフィット)・誰に(ターゲット)・どういう理由で(差別化)・どうやって(流通)という4つの流れで、売り方の基本を説明しています。
本書のタイトルはマーケティング業界でよく使われる言葉で、「物を売る前に、消費者のベネフィットを考えよ」から来ています。
22:100円のコーラを1000円で売る方法
本書では、マーケティングの基礎を物語形式で伝えています。本書はストーリー仕立てでMBAのマーケティング理論が学べ、難しい説明は苦手だという方におすすめの1冊といえるでしょう。
23:100人の村で84人に新商品を売る方法
本書は、筆者が実践の中で開発した独自のマーケティング戦略を解説した本です。5つのストーリーと12のワークシートで構成され、ストーリー仕立てで読みやすくなっています。実践のノウハウが学べる1冊といえるでしょう。
24:マーケティング部へようこそ!
本書は、ストーリー仕立てのマーケティング入門書です。著者の五味一成氏は、大学でMBA(経営学修士)を学んだ経営の専門家で、ビジネスの難題に取り組む主人公を通して、マーケティングの基礎を説明する内容になっています。
25:ノヤン先生のマーケティング学
本書はノヤン先生という語り部を通して、マーケティングを説明した本です。
著者がネット上で7年以上にわたり連載していたコラムを書籍化したものであり、マーケティングの歴史から日本の未来まで、この1冊で幅広い知識が学べるでしょう。
26:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
本書は、著者のUSJでの経験をもとに書かれたマーケティングの教本で、一流マーケターの実体験を通して教えるさまざまなノウハウを明かしています。
マーケティングの知識だけでなく、著者の体験談、マーケティングに対する想いなど、堅苦しくない構成であるため読みやすいでしょう。
27:コトラーのマーケテイング理論が2.5時間でわかる本
本書では、コトラーのマーケティング理論を図解や実例でわかりやすく解説しています。
平易に書かれているので、これからマーケティングを学ぶ初心者でも理解しやすい内容といえるでしょう。伝統的なマーケティング理論を学びたい方におすすめの1冊です。
マーケティング初心者が本を選ぶ際の7つポイント
ここでは、マーケティングの初心者が本を選ぶ際に気を付けたい7つのポイントについてご紹介します。本選びに悩んでいる方は、こちらの記事を参考にマーケティング本を選んでみてください。
- マーケティングの基礎から学べる本を選ぶ
- マンガや図解が多い本が理解しやすい
- 専門用語の説明が分かり易い本を選ぶ
- マーケティングを体系的にまとめた本を選ぶ
- 利用目的を考えて合ったものを選ぶ
- なるべく発行年度の新しいものを選ぶ
- WEBマーケティング本は基礎知識を身に付けてから
1:マーケティングの基礎から学べる本を選ぶ
マ最初から難解な本を選ぶと理解しにくく勉強が続かないため、まずは基礎から学べる入門書から始めましょう。マーケティングの概要をしっかりと学んだ後で、難解な理論や実践方法を学びましょう。
2:マンガや図解が多い本が理解しやすい
マーケティングの基礎はマンガや小説形式のもの、図解やイラストの多いものが理解しやすいです。こうした本は、マーケティング初心者だけでなく、本を読み慣れていない方やマーケティング本が難しいと感じる方にもおすすめです。
3:専門用語の説明が分かり易い本を選ぶ
マーケティングの学習は、まず用語をしっかりと理解することが重要であるため、用語の説明が難しいと内容が理解しにくいだけでなく、時間や手間がかかります。
マーケティングの理解を深めたい方には、専門用語の説明が平易なものがおすすめです。
4:マーケティングを体系的にまとめた本を選ぶ
初心者の方には、階段を上るように1つ1つしっかりと理解できるような内容が良いでしょう。応用例の多いマーケティング本は初心者だと読みきれないだけでなく、しっかりと理解できない可能性もあります。
5:利用目的を考えて合ったものを選ぶ
マーケティングを実用のために学びたい方は、本の利用目的を考えて選ぶことが大切です。
マーケティングといっても、さまざまな分野があります。例えば、インスタグラムでのキャンペーンや広告などを考えている場合は、SNSやデジタルマーケティングの本を選びましょう。
6:なるべく発行年度の新しいものを選ぶ
マーケティング本は、なるべく発行年度の新しいものを選びましょう。
特に現代では、インターネットの発達で新しいマーケティングの手法が続々と生まれています。本を購入する場合は、内容を確かめてから購入することが大切です。
7:WEBマーケティング本は基礎知識を身に付けてから
WEBのマーケティング本は、マーケティングの基礎知識を身に付けてから購入しましょう。
WEBマーケティングは、SNSや電子メール、アプリなどを利用して集客する方法で伝統的なマーケティングとは展開方法が違います。マーケティングの基礎をしっかりと身に付けた後に学べば、より理解できるでしょう。
おすすめの本でマーケティングの基礎知識を身に付けよう
マーケティングの基礎知識は、書籍でも十分に学ぶことができます。
マーケティング本を購入の際は、本記事で紹介したおすすめのマーケティング本や購入のポイントなどを参考にしてみてください。