PR会社の売上ランキング上位7社!利用するメリットやデメリットも解説
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PR会社の売上ランキング上位7社!利用するメリットやデメリットも解説

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PR会社の売上ランキング上位7社!利用するメリットやデメリットも解説

記載されている内容は2021年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2021年11月22日

更新日:2022年03月01日

PR業務を行なうにあたり、PR会社の利用を考えている広報担当者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、PR会社の売上ランキング加え、利用することのメリットやデメリット、選び方のポイントなどを紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

PR業界の国内市場規模

PR会社の売上ランキング上位7社!利用するメリットやデメリットも解説
※画像はイメージです

PR会社売上ランキングを見る前に、まずは、PR業界の国内市場規模を確認してみましょう。公益社団法人「日本パブリックリレーションズ協会」の「2021年PR業実態調査報告書」によると、2020年度のPR業市場、推計売上高は1,111億円となっています。

情報化社会が進む昨今、PR業界の市場規模も大きくなっています。

出典:2021年 PR業実態調査 報告書|公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
参照:https://prsj.or.jp/association/wp-content/uploads/2021/05/prreport2021.pdf

PR会社の売上ランキング上位7社

現在、PR業を専門としている会社は、約200社になると言われています。その数多あるPR会社の中でも、特に売上の高い企業はどこなのでしょうか。

こちらでは、各社の前期分IR情報(2021年10月時点)を参考にPR会社の売上ランキング上位7社を紹介します。

1:株式会社ベクトル

まず紹介するのは、売上ランキング第1位の総合PR会社「株式会社ベクトル」です。

2021年2月期決算では通期売上372億7,300万円と、2位に倍以上の差をつける1位となりました。国内外にオフィスを持ち、この3年で170億円以上も売上を伸ばすなど、目覚ましい勢いで躍進しています。

出典:IR情報|株式会社ベクトル
参照:https://vectorinc.co.jp/ir/highlight

2:株式会社サニーサイドアップグループ

売上ランキング第2位は「株式会社サニーサイドアップグループ」です。2021年6月期、連結売上高は153億5,600万円でした。

株式会社サニーサイドアップグループは、「PR発想を軸として課題解決を行なうグループ」として誕生した、持株会社です。

出典:業績推移|株式会社サニーサイドアップグループ
参照:https://www.ssu.co.jp/ir/result_history/

3:株式会社アイドママーケティングコミュニケーション

売上ランキング第3位になったのは「株式会社アイドママーケティングコミュニケーション」です。2021年3月期の通期売上は60億9,500万円にとどまりましたが、2020年3月期決算では93億7,200万円もの通期売上があった、ランキング上位の企業です。

出典:業績ハイライト|株式会社アイドママーケティングコミュニケーション
参照:https://www.e-aidma.co.jp/ir/highlight.html

4:共同ピーアール株式会社

次に紹介するのは、売上ランキング第4位になった「共同ピーアール株式会社」です。こちらの2020年12月期の単体売上は、42億4,700万円でした。また、共同ピーアールグループ全体での連結売上は、49億9,000万円となっています。

出典:財務ハイライト|共同ピーアール株式会社
参照:https://www.kyodo-pr.co.jp/investor/financial

5:株式会社プラップジャパン

「株式会社プラップジャパン」は、売上ランキング第5位となっています。2020年8月期決算における単体売上は、38億4,800万円です。連結売上は47億5,900万円となります。

出典:財務業績ハイライト|株式会社プラップジャパン
参照:https://www.prap.co.jp/ir/highlight/

6:株式会社PR TIMES

第6位となった「株式会社PR TIMES」の2021年2月期決算、通期売上は37億6,500万円となっています。現在は売上ランキング第6位となっていますが、年々売上を伸ばしており、成長が期待できる会社です。

出典:財務ハイライト|株式会社PR TIMES
参照:https://prtimes.co.jp/ir/highlight.html

7:株式会社Enjin

最後は、売上ランキング第7位の「株式会社Enjin」です。こちらも毎年、売上高を伸ばしており、2021年5月期決算では21億6,300万円の売上を達成しています。

出典:経営成績|株式会社Enjin
参照:https://www.y-enjin.co.jp/ir/performance/

PR会社を利用することのメリット4つ

社内に広報やPRを行なう担当者がすでにいる場合、それで十分だと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、専門のPR会社を利用することにはメリットがあります。

どういったメリットがあるのか、ここでは4つの項目について詳しく説明します。

  • メディアへの露出が増える
  • プロによる手厚いサポートがある
  • 広報業務に必要な工数を減らせる
  • 人件費を節約できる

1:メディアへの露出が増える

PR会社はメディアとのコネクションを持っているため、メディアへの露出のチャンスを増やすことに繋がります。

PR会社はメディアが必要とするネタや、それに関する詳しい情報を提供することによって、メディア人脈を培っています。その人脈を利用して素早く連絡が取れるため、メディアへのアプローチの数やスピードを上げることが可能です。

PR会社によっては、コンタクトが難しい有名なメディアへのアプローチを、可能にしてくれる場合もあります。

2:プロによる手厚いサポートがある

PR会社には、PRを専門とするプロ達が何十年と積み重ねてきた実績があります。そのため、ケーススタディーとなるデータが豊富にあり、それを利用した手厚いサポートを受けることができます。

自社の人間でないからこその客観性や豊富な経験からくる戦略、メディア受けを良くするための知識などを持ったプロのサポートは、非常に大きなメリットであると言えるでしょう。

3:広報業務に必要な工数を減らせる

広報事業を行なうには、たくさんの工程が存在します。PRをするにあたっての戦略立案やメディアのリストアップ、雑誌やテレビなどに取り上げてもらえるまで行なうコンタクトの他、その後の取材の準備などもあります。

そういった色々な工程をPR会社に任せることで、自社における工数を減らせるのも大きなメリットと言えます。

4:人件費を節約できる

PR会社を利用することで、人件費を節約できるというメリットもあります。PR業務を担当する社員を自社で雇う場合、給料の他にも労災保険・雇用保険・社会保険・厚生年金などがかかってきます。

また、人材を育てるのにも時間がかかります。セミナーに通わせるなど、わざわざ教育費を払って育てたとしても、辞めてしまうこともあり得るでしょう。

PR会社には長期的な契約だけでなく、短期契約や成功報酬型のプランも存在します。賢く利用することで、費用を節約できるでしょう。

PR会社を利用することのデメリット4つ

PR会社を利用することはメリットばかりではありません。デメリットになることもあります。ここからは、PR会社を利用することによって、どういったデメリットがあるのかを4つの項目に分けて紹介します。

  • 長期的な視点が必要になる
  • 担当者がいないとコミュニケーションが難しい
  • 必ず成果が出るとは限らない
  • 大手だと費用がかかる

1:長期的な視点が必要になる

最初に紹介するデメリットは、「長期的な視点が必要になる」という点です。PR(Public Relations)とは、公衆に理解・支持されるために、組織が行なっている有益な活動を社会に伝え、良い関係性を築いていくことです。

PR会社を利用したとしても、社会との良い関係性を築いていくには時間がかかります。また、効果が出るまでにも時間がかかってしまうため、長期的な視点が必要になってきます。

2:担当者がいないとコミュニケーションが難しい

「担当者がいないとコミュニケーションが難しい」というのも、PR会社を利用する上でのデメリットの1つです。

自社の社員とは異なり、PR会社のスタッフは自社内に常駐しておらず、コミュニケーションの密度が低くなってしまうこともあります。

連絡がすぐ取れるように担当者を配置したり、頻繁な打ち合わせをしたりなどの工夫が必要となります。

3:必ず成果が出るとは限らない

1つ目のデメリットでも触れましたが、PRとは「自社サービスや商品などの有益性を社会に伝える」ことであり、それをメディアが取り上げてくれるかは分かりません。

また、掲載内容もメディア側で決定するため、本来伝えたかったことと違う内容になることもあります。PRを行なっても、必ず成果が出るとは限らないため、注意が必要です。

4:大手だと費用がかかる

大手のPR会社を利用する場合、費用がかかることもデメリットと言えます。

大手の場合、一般的に数百万円~数千万円の費用がかかることもあります。そのため、費用対効果を考えた上で、自社の規模や状態にあったPR会社を選ぶことが大切になってきます。

マーケティング事業にあったPR会社の選び方4つ

次は、PR会社の選び方について紹介していきます。約200社もあると言われるPR会社ですが、その中から自社のマーケティング事業にあった会社選びをするには、どういったことに注意すれば良いのでしょうか。

確認しておくと良い点について、4つの項目別に紹介します。

  • 特化した分野を確認する
  • メディアとの繋がりを確認する
  • 実績を確認する
  • 料金相場を確認しておく

1:特化した分野を確認する

PR会社には、さまざまな業界に対応し、多岐にわたったサービスを提供する「総合PR会社」や、分野に特化した「専門PR会社」というものがあります。

「専門PR会社」にはSNSマーケティングを専門とするものや、リスクマネジメントを専門とする会社など、さまざまな種類があり、対応する業界を限定している所もあります。

そのため、PR会社を選ぶ際には、PRしたい内容に合わせた企業選びが重要です。

2:メディアとの繋がりを確認する

PR会社の持つメディアとのコネクションは、それぞれの会社によって異なってきます。それにより、メディアとのコンタクトの取りやすさや、掲載のされやすさも変わってきてしまいます。

人脈は、一朝一夕に得られるものではありません。どのメディアに強いPR会社なのか、しっかりと確認することが大切です。

また、メディアとの繋がりだけでなく、SNSなどのソーシャルメディアやWebメディアの利用についても確認しましょう。

3:実績を確認する

これまでの実績を確認することも大切です。そのPR会社が今までどのような戦略でメディア露出やSNSなどでの情報発信を行なってきたのか、どの程度の実績を上げてきたのかといったことを、実際の事例で確認してください。

過去の実績を具体的に確認することで、自社のニーズを実現可能な会社かどうか判断できるでしょう。

4:料金相場を確認しておく

PR会社によって費用や金額の算出方法が異なるため、料金の相場も確認しておきましょう。専門PR会社やフリーランスのPRプランナーに頼むことで、大手の総合PR会社に依頼するよりも費用をおさえられる場合があります。

PR会社による売上ランキング1位は株式会社ベクトル!

PR会社を利用することで、その会社が長年培ってきた人脈や経験も利用できることが分かっていただけたのではないでしょうか。

今回、「株式会社ベクトル」が1位であった売上ランキングですが、ランキング上位のPR会社は規模が大きいことからも、やはり豊富な実績を持っています。PR会社を利用する際には、紹介した7社を始めにチェックしてみると良いでしょう。

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