広告とPRの境界線はどこに?「広める力」の現在地

広告とPRの境界線はどこに?「広める力」の現在地

「広告」と「PR」。
この2つの違いを、私たちはよく聞かれます。

多くの人はなんとなく、
「広告=お金を払ってメディアに出すこと」
「PR=メディアや人に取り上げてもらうこと」
とイメージしているかもしれません。

私たちベクトルは、1993年の創業以来、
「いいモノを世の中に広め、人々を幸せにする」という想いを胸に、
戦略PRを軸としたさまざまなコミュニケーションをお手伝いしてきました。

けれど近年、私たち自身が強く感じているのは
広告とPRの境界線は、もうほとんど存在しないのではないか?
ということです。

広告は“届ける力”、PRは“広がる力”

広告は、企業がメディア枠を買い、
伝えたい相手に確実に情報を届ける手段です。

一方でPRは、ニュース性や共感性を武器に、
メディアやSNSを通じて、人から人へと自発的に広がっていく手法です。

かつては役割がはっきりと分かれていました。
しかしSNSが当たり前になった今、
広告にも「人が思わずシェアしたくなるストーリー」が必要で、
PRにも「確実に届けるための広告的な補強」が求められるようになりました。

境界線がなくなった時代に必要なのは“伝わる設計”

私たちベクトルは、
メディアに取り上げていただけるような文脈設計、
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」、
インフルエンサーを活用したSNS施策、
デジタル広告、タクシーサイネージなど
あらゆる「伝える仕組み」をワンストップで提供しています。

広告かPRか、ではなく、
「どうすれば人に届き、どうすれば人から人へと広がっていくのか」。

ここから逆算し、最適な手段を柔軟に組み合わせること。
これこそが、これからの企業コミュニケーションに欠かせないと考えています。

境界線のその先へ

情報があふれる今の時代、ただ目立つだけでは、人には届きません。

ニュース性、共感性、話題性、データドリブンな運用
どれか一つでも欠ければ、心は動きません。

だからこそ私たちは、広告とPRという枠を超えて、
「どうすればこの情報は人に届き、社会に広がっていくのか」
という問いと、これからも真剣に向き合い続けたいと思っています。

今後、ベクトルが手掛けた事例もご紹介できればと思います。

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記事の著者

株式会社ベクトル広報

「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」を理念に、1993年に創業。世界6位、アジア1位*の総合PR会社。「戦略PR事業」を主軸として、「メディア事業」「広告事業」「キャスティング事業」などコミュニケーション領域に軸足をおいた事業を複数展開しています。
*PRovokeによるGLOBAL TOP 250 PR AGENCY RANKING 2024より