世界で使われている検索エンジン14選まとめ|検索の仕組みについても紹介
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世界で使われている検索エンジン14選まとめ|検索の仕組みについても紹介

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世界で使われている検索エンジン14選まとめ|検索の仕組みについても紹介

記載されている内容は2022年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2022年02月01日

更新日:2022年03月01日

「Google」や「Yahoo!」以外の検索エンジンはなにがあるでしょうか。本記事では、世界で使われている検索エンジン14選と検索エンジンの仕組みについて紹介していきます。検索エンジンについての知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも検索エンジンとはなにか

検索エンジンとは、検索ボックスに利用者が調べたいもののキーワードや条件を入力することで、インターネット上から関連性の高いWebサイトを検索できるようにしたシステムのことです。

代表的なものに「Yahoo!」「Google」「Microsoft Bing」などがあります。

世界で使われている検索エンジン14選まとめ

世界で使われている検索エンジン14選まとめ|検索の仕組みについても紹介
※画像はイメージです

日本では、「Google」や「Yahoo! JAPAN」が高いシェア率を獲得していますが、その他多くの検索エンジンが存在します。

国によって使われている検索エンジンは異なります。例えば、中国とロシアでは、「百度(Baidu)」「YANDEX」などの検索エンジンのシェアが高いでしょう。

ここからは世界で使われている検索エンジンを紹介していきます。

1:Google

「Google」は、全世界で約9割のシェア率を獲得している検索エンジンです。日本国内のシェア率は約7割とかなり高いと言えます。

クローリングやランキングなどの検索の仕組み、強調スニペットやナレッジグラフなどの便利な機能により、関連性・信頼性が高い情報を見つけることができます。

2:Yahoo!

「Yahoo!」は、インターネット関連サービスを展開し、世界でも人気の高い検索エンジンです。ニュース、メール、ゲーム、オンラインショッピングなど1つのポータルサイトでさまざまなサービスを利用することができます。

また、検索結果画面に広告を掲載できる、検索連動型広告配信システムを採用しているため、自社サイトへの誘導数増加が期待できるでしょう。

3:Yahoo! JAPAN

「Yahoo! JAPAN」は、商用検索サイトとして、日本で初めてサービスが開始された検索エンジンです。「Yahoo!」「Google」と同じ検索連動型広告配信システムを採用しています。

スマートフォン版のアプリでは、電車の乗換案内・運行状況や最新のニュースや天気予報など生活に必要な機能や情報がアプリ1つで利用できます。

4:Microsoft Bing

「Microsoft Bing」は、Microsoftが提供する検索エンジンです。世界でも高いシェア率を誇ります。Google同様、フライトの追跡、通貨の換算などが備わっており、幅広く使えるツールと言えます。

さらに、ショッピングや検索をすると、映画やアプリを購入の際に使えるポイントが貰えるサービスなどもあります。

5:DuckDuckGo

「DuckDuckGo」は、利用者のプライバシー保護のため、履歴などを記録、保存しないことを運営方針にしている検索エンジンです。検索内容が保存、追跡されているのが気になる、プライバシーの保護が心配という方におすすめでしょう。

さらに拡張機能を追加することで、全てのアクティビティをプライベートにすることも可能です。

6:Seznam.cz

「Seznam.cz」は、チェコ共和国で開発され、拠点を置く検索エンジンです。チェコ国内での、シェア率は約15%と高いですが、世界的なシェア率は高くないと言えます。

Yahoo!のように、最新ニュースや天気予報、Eメールサービスなどのさまざまな独自の機能がTOPページに掲載されています。

7:Ecosia

「Ecosia」は、ドイツのベルリンが提供する「CO2ニュートラル」な検索エンジンです。過度に検索エンジンを使用すると、CO2を排出し、環境に大きな影響を与えてしまうため、Ecosiaが誕生しました。

植林活動の支援をしており、Ecosiaで約45回の検索が行われると、1本の木が植えられます。

8:百度

「百度(Baidu)」は中国で約70%と高いシェア率を獲得している検索エンジンです。Googleとデザインが似ており、Google同様、検索結果にはリッチスニペットが表示されたり、広告で収益をあげたりしています。

9:Yandex

「Yandex」は、ロシアで開発された検索エンジンで、ロシアのYandex社で運営しています。ロシアのシェア率は約50%と高いと言えます。

マップ、翻訳、モバイルアプリなど、Googleと同等の機能を提供しており、「ロシアのGoogle」とも言われています。

10:NAVER

「NAVER」は、韓国のネイバー株式会社が運営する検索エンジンです。韓国国内では、約20%のシェア率を獲得しています。

Yahoo! Japanのようにショッピングやメール、ニュースなどさまざま独自のサービスがTOPページに掲載されています。韓国市場を狙う際には、NAVERを意識すると良いでしょう。

11:Coc Coc

「Coc Coc」は、ベトナムで開発された検索エンジンです。ベトナムの会社が運営しており、国内では約4%のシェア率を獲得しています。

英語・ベトナム語翻訳やベトナム語の自動入力の補助、動画サイトでのダウンロード機能など独自の機能がブラウザに搭載されています。

また、化学反応式を導き出す機能や天気予報を表示する機能、地図・地域検索サービスなども検索エンジンに搭載されています。

12:Wolfram Alpha

「Wolfram Alpha」は、イギリスで開発された検索エンジンで、Wolframの画期的なアルゴリズムやAI技術などにより、専門家レベルの答えを算出することが可能な私企業所有の検索エンジンです。

数字に関連した質問を回答したり、専門的な知識を提供したりするように設計されており、ユーザーの検索履歴を追跡しないため、プライバシーの保護が心配な方におすすめでしょう。

13:Starpage

「Starpage」は、オランダで開発された検索エンジンで、キャッチフレーズが「世界で最もプライベートな検索エンジン」です。DuckDuckGoと似ており、ユーザーのプライバシー保護に重きを置いて開発されています。

ユーザーの検索結果の追跡、履歴の保存をせず、履歴にもとづいた広告も表示しません。また、安全性向上のために、ウェブサイトを匿名で閲覧することが可能です。

14:Ask

「Ask」は、アメリカで開発された検索エンジンです。検索エンジンの開発はすでに終了していますが、現在もアメリカを中心に利用されています。

シンプルなQ&A形式が使用されており、検索エンジンに慣れていない人や高齢者などにも使いやすいのが特徴です。

検索エンジンの仕組みについて

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※画像はイメージです

ここからは検索エンジンの仕組みについて紹介していきます。検索エンジンの仕組みは主に「クローリング」「インデックス」「ランキング」の3段階に分かれています。

完全自動化の検索エンジンである「Google」も基本的にこの3段階によって検索されています。

クローリング

検索エンジンの仕組みの1つとして「クローリング」があります。クローリングとは、「クローラー」と言われる、ロボット型の自動プログラムがインターネット上のリンクをたどってWebサイトを回り、Webページ上の情報を収集・保存することを言います。

常に新しいWebページが公開されるインターネット上では、クローラーにWebページを発見してもらうことで、検索エンジンはWebページの存在を知れます。

できるだけ早く、クローリングしてもらうためには、「サイトマップを送信」、「ディレクトリ構造をシンプルにする」、「外部サイトからの被リンクを増やす」を行うと新しいWebサイトが発見されるでしょう。

インデックス

「インデックス」も検索エンジンの仕組みの1つです。インデックスとはクローリングで収集・保存をしたWebサイトの情報を確認・分析します。

Webサイト内の画像、コンテンツ、動画ファイルを分析し、データベースにカテゴリー別に分けて登録・保存されます。

インデックスされていないと、ランキングの対象にならないため、検索結果として表示されません。そのため、検索結果に早く表示されるためには、インデックスされることが必要でしょう。

ランキング

検索エンジンで検索した結果は「ランキング」で表示されます。インデックスされた、Webページの情報は、キーワードに対しての関連性の強さ、評価が高いページから順番にランキング形式で検索結果に並べられます。

この順番は、「検索アルゴリズム」という、約200以上の評価基準をもとに評価され、決められています。

色々な検索エンジンを活用してみよう

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ここまで、世界で使われている検索エンジンと検索エンジンの仕組みについて紹介してきました。

世界でもシェア率の高い「Google」や「Yahoo!」などもそれぞれ特徴が違います。検索エンジンの種類や特徴などの知識を深め、自分にあった検索エンジンを見つけましょう。

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