おすすめのプロモーション会社24社をご紹介!発注の際の注意点も解説
記載されている内容は2021年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
初回公開日:2021年09月13日
更新日:2022年03月03日
プロモーション会社とは
プロモーション会社とは、企業の担当者に代わって広報業務を行う会社を指します。主な仕事内容は、企業の効果的な広報活動や商品をメディアに取り上げてもらうためのアドバイスなどです。
企業が求めているニーズによって、プロモーション会社を選ぶ必要がありますが、プロモーション会社は大きく2種類に分けられます。
1つ目は、「総合プロモーション会社」です。多種多様な業界に対応しており、マーケティング戦略の立案からSNSの運用まで一貫して行う会社です。その分費用はかかりますが、「会社の広報業務を全て任せたい」といった企業におすすめです。
2つ目は、「専門プロモーション会社」です。ファッションや不動産といった特定分野の広報業務をする会社もあれば、海外プロモーションやプレスリリースといったサービスを絞って広報業務をする会社もあります。
専門性が必要とされる企業の広報業務を検討するなら、専門プロモーション会社に依頼するのがおすすめです。
プロモーション会社と広告代理店の違い
メディアに掲載してもらうために、メディアにお金を払い、その仲介業者になるのが広告代理店で、いかにメディアに魅力的な企業だと思わせるかがプロモーション会社です。
広告代理店は、企業の広告制作から広告を出す枠の確保、実際に広告を出しメディアに掲載するまでを担う会社です。
一方、プロモーション会社は、広告代理店のような業務をするのではなく、「メディアに取り上げてもらい、集客を上げる」といった仕事をします。いかにメディアに魅力的な企業だと思わせるかがプロモーション会社です。メディアに掲載するためのお金もかかりません。
短期間で企業の知名度をあげるには、広告代理店に依頼するのがおすすめですが、「広報業務の費用をあまりかけたくない」「会社のことを深く知ってもらいたい」といった企業にはプロモーション会社がおすすめです。
おすすめのプロモーション会社24選
広報業務を初めて委託する、また既にプロモーション会社に依頼しているが成果が見られず会社を変えたいと検討している企業もあるでしょう。数あるプロモーション会社の中から、企業の広報活動にあった会社を見つけるのはかなり大変です。
そこでおすすめのプロモーション会社を24社をご紹介します。各会社、強みや特色があるため選ぶ際の参考にしてください。
1:株式会社ベクトル
株式会社ベクトルは、日本のみならず、中国、ベトナム、台湾といった海外にも拠点がある大手のプロモーション会社です。
プロモーション事業からヒューマンリソース事業まで、総合的に依頼できます。プレスリリースにおいては、国内では有名なニュース配信プラットフォーム「PR TIMES」を保有しており、32,000社以上が利用しているサービスです。
また海外事業も展開しているなど、トータル的にサポートしてもらえます。
2:株式会社ムサシノ広告社
株式会社ムサシノ広告社は東京都にある会社で、幅広い広告サービスを取り扱っています。
大きな特徴は、「広告計画総合支援システム MARS」と呼ばれる独自のシステムを開発し、限られた広告予算の中で効果的かつ、投資効率が高い広告策定を支援してくれることです。
広報活動に予算が取れない企業も、一度相談してみると良いでしょう。
3:株式会社フィード
株式会社フィードは東京都にある会社で、総合的にプロモーションを行っています。
特徴は「立体プロモーション」と掲げているプロモーション設計で、商品開発から商談、プロモーションを行い、ブランド育成に至るまでトータルサポートしてもらえます。一貫性があり消費者に響きやすい商品発信が可能です。
また、ドラッグストアなどの店頭販促企画や消費者キャンペーンなど、特定の分野についてのサービスも依頼できます。
4:株式会社SPinno
株式会社SPinnoは、販促活動をトータルサポートしてくれる会社です。店頭プロモーションやキャンペーンにおいて、リアルとデジタルを活用した施策を提案します。
販促業務のツールを提供しており、データ管理やペーパーレス化、データ分析など、コスト削減と業務効率化が期待できるサービスです。
5:株式会社産案
株式会社産案は東京と横浜に支社がある会社で、WEBマーケティング全般の相談から販促、集客プロモーションに至るまで総合的にサポートしてくれます。
WEBマーケティングは、WACA認定の上級ウェブ解析士にサポートしてもらえるため、安心して依頼できるのも魅力です。また、プランニング、集客、接客、追客に付随するサービスもトータル的、もしくは部分的にサポートしてもらうことも可能です。
6:株式会社トランス
株式会社トランスは、ノベルティや販促グッズの制作からキャンペーンの提案までトータルサポートしてくれる会社です。
特にグッズ制作では、年間2,500万個を作成するなど数多い要望にも答えてくれる会社です。クライアントは多種多様な業種3,000社以上と取引しており、タイアップ企画などの相談もできる可能性があります。
また、SNSを活用した販促プロモーションなど幅広いサービスを提供しています。
7:株式会社ミイレー
株式会社ミイレーは、1940年の創業から80年間、販売促進ツールの制作を手がけてきた歴史のある会社です。
強みは、企画から納品まで一貫して行う「ワンストップサービス」を提供していることです。これにより、品質管理が徹底されます。また、グラフィック、パンフレット、映像などのプロモーションも依頼でき、幅広く対応してもらうことが可能です。
8:株式会社サンケイアイ
株式会社サンケイアイは、折込広告を代表するフジサンケイグループの会社です。
新聞折込サービスをはじめ、郵便局を広告媒体とするサービスも提供しており、郵便局を利用する幅広い年齢層や地域に限定したプロモーションを実現します。
メディアプロモーションにおいては、産経新聞、フジテレビ、ニッポン放送などのグループ会社をフル活用したメディアプランニングも可能です。
9:株式会社マテリアル
株式会社マテリアルは、大阪、東京に拠点がある会社で、総合的なプロモーションサービスを提供しています。コーポレートマーケティングとプロダクトマーケティングをブランドビルディングとし、「提案力」「実行力」を強みとしています。
10:株式会社TANA-X
株式会社TANA-Xは、全国各地に拠点があり、元は100年も続く包装・梱包会社と歴史がある会社です。主に、「プロモーションプランニング」「包装・梱包改善」「物流ソリューション」の3つを柱としたサービスを展開しています。
プロモーションプランニングにおいては、ブランド開発から店舗展開まで、「企画力」と長年培ってきた「販促ノウハウ」を生かした提案をしてもらえます。
11:株式会社アクセスメイク
株式会社アクセスメイクは、名古屋と大阪に拠点を構える会社で、「店頭プロモーション」「集客マーケティング」「企業プロモーション」に付随するサービスを提供しています。
店頭プロモーションにおいては、30年以上培ってきた店頭販促のノウハウがあり、量販店向きの商品演出を30,000点以上企画・制作してきた実績があります。
売り場のマンネリ化などに悩んでいる企業は、一度相談してみると良いでしょう。
12:株式会社フルハウス
株式会社フルハウスは、東京、大阪に拠点を構える会社で、テレビパブリシティに強い総合プロモーション会社です。テレビだけでなく、新聞や雑誌、WEBや口コミなどのメディアとイベントや広告を組み合わせて、斬新かつユニークなプロモーションを提案してくれます。
13:株式会社未来マーケティング
株式会社未来マーケティングは、「完全成果保証WEB集客サービス」を提供するマーケティング会社です。プロモーションにおいては、10,000媒体以上のメディアネットワークを保有しており、広告ではなくメディアへの直接的な露出によって、見込み顧客の増加が期待できます。
もし提示した成果が得られない場合は、無条件で全額返金されるため、確実に成果を出したい企業におすすめです。
14:株式会社Kプレス
株式会社Kプレスは東京に拠点がある会社で、女性市場に強いプロモーション会社です。専門領域は、美容・コスメ・食品・医療品、生活用品、映像、音楽、演劇などのエンターテイメントの分野で、専門プロモーション会社と言えます。
専門性がある中でも、細かくサービス内容を分けてトータル的にサポートしてもらえるため安心です。
15:株式会社ワ−ルドワイドピーアール
株式会社ワールドワイドピーアールは、テレビを熟知した放送経験のあるスペシャリストがテレビプロモーションを提案してくれる会社です。
イベントプロモーションでは、企画からタレントのキャスティング、メディアの誘致から露出まで全てサポートしてもらえます。平均メディア露出は250媒体にも及び、旬なタレントの把握や、迅速に空きカメラを確認できるのがメディア露出の強い理由です。
16:株式会社H2O
株式会社H2Oは東京に拠点を構え、デジタルマーケティングを強みにしている会社です。
プランニングやサイトのデザイン設計、紙媒体や看板設計まで総合的なサービスを提供しています。また、リスティング広告やネイティブアドなどのサービスは、マーケットリサーチを元に、最適な情報発信や誘導方法を構築し、PV率・CV率を上げる提案をしてくれます。
17:株式会社アクティオ
株式会社アクティオは東京に拠点を構え、従来のプロモーションにとらわれない課題解決を提案してくれるプロモーション会社です。
課題解決を迅速に行うため、アジャイル戦略コミュニケーションの提案やプログラムを提供してくれます。アジャイルとは、不確実で予測困難な時代に対応した手法・フレームワークを指します。
18:株式会社ピーポイントプロモーション
株式会社ピーポイントプロモーションは東京にある会社で、元々はテレビパブリシティ専門の会社でしたが、現在はWEBや新聞、雑誌なども取り扱うプロモーション会社です。
テレビ番組での商品紹介は、専門会社としてきた長年のノウハウや、ネットワークを駆使したプロモーションサービスを提案してくれます。また、年間契約での広報・プロモーション事務局の運営やイベント企画・実施まで総合的なサービスを提供しています。
19:プレスト株式会社
プレスト株式会社は、プレスリリース以外のプロモーション戦術を提案してくれる会社です。
報道機関の仕組みを熟知したプロモーション活動や専門のプランナーが作成した報道資料により、多種多様な業界で実績があります。テレビ番組の露出が多いことやテレビ番組の露出成功報酬も発生しないため、安心して依頼できます。
会社のホームページには、プロモーション戦術が分かりやすく書かれているため、気になる企業担当者の方は見ることをおすすめします。
20:株式会社コミュニケーションデザイン
株式会社コミュニケーションデザインは、東京に拠点を構える総合的なプロモーション会社です。独自のメディアデータベースや媒体研究により、プロモーション対象の選定や企画の立案までを即座に実行する体制が整えられています。
21:株式会社TANK
株式会社TANKは、「ファッション」「飲食」「旅」「カルチャー」「エンターテイメント」を軸としたプロモーション会社です。プロモーションコンサルティング、パブリシティ活動イベントプロデュースまで、経験豊富なスタッフがトータルサポートしてくれます。
22:アウル株式会社
アウル株式会社は、東京に拠点を構えるデジタルプロモーションを強みとしている会社です。
プロモーション企画からメディアアプローチまでトータルサポートしてもらえ、「Xretainer」というサービスにおいては、週に1度はデジタルノウハウを持ったスタッフが企業に常駐してくれるため常に連携を取ることが可能です。
23:株式会社カーツメディアワークス
株式会社カーツメディアワークスは、国内だけでなく海外に向けてのプロモーション活動もサポートしてくれる会社です。
「メディアインバウンド戦略」を強みとし、メディアからの取材や問い合わせを受けるように仕向け、より質の高い情報を提供し、報道連鎖を起こす仕組みを提案してくれます。
24:株式会社ザックス
株式会社ザックスは、東京に拠点を構える総合的なプロモーション会社です。メディアとマーケティングを熟知したプランナーが、マーケティング課題をプロモーションの視点で解決します。サービス内容も豊富で、企業の課題に合ったプロモーションを実現できます。
プロモーション会社に発注する際の5つの注意点
目的にあったプロモーション会社を何社か絞れたら、「発注する際の注意点」を確認して、最終的に依頼するプロモーション会社を決めましょう。
依頼するプロモーション会社を知ることで、依頼してからのミスマッチや他社への変更を検討することなく、安心かつ継続的に企業のプロモーション活動ができます。
1:自社の課題を正確に伝える
プロモーション会社に依頼する際は、「自社の課題をいかに正確に伝えるか」が重要です。
広報業務がうまくいかない原因には、プロモーション会社との認識のズレがあります。
例えば、「お問い合わせホームからのアクセス数に伸び悩んでいる」といった課題に対して、「ホームページのアクセス数が伸び悩んでいる」と伝えても、具体的ではありません。
この場合、「お問合せホームを改善する」などの対策が必要のため、共通認識が効果的なプロモーションを実現する要素となります。
自社の課題や要望を正確に伝えることがプロモーション活動が成功するポイントです。
2:どの範囲の業務まで任せることができるか確認する
例えば、商品開発からメディアへのアプローチまで、一貫してサポートしてくれる会社もあれば、メディアへのアプローチやイベントの企画のみを取り扱う会社もあります。実施したいプロモーション業務が、依頼する会社のサービス範囲内かを事前に調べておきましょう。
3:プロモーション会社の実績を確認する
実績の良い会社が必ずしも良い結果を出してくれるとは限りませんが、実績を挙げている分野は、その会社の強みといっても良いでしょう。
例えば、プロモーション動画の再生回数が多いなどの実績があると、動画マーケティングに強いプロモーション会社と言えるでしょう。自社が求めるプロモーション業務と似たような案件の実績がないか、ホームページなどで確認し参考にしてみましょう。
4:プロモーション会社が得意な分野を確認する
プロモーション会社には「総合プロモーション会社」「専門プロモーション会社」の2種類が存在し、特に専門プロモーション会社では特定の分野、サービスに特化したプロモーションを行います。
例えば、プロモーション会社のご紹介でも挙げた「株式会社Kプレス」は、女性市場のプロモーションを得意とする会社であり、「株式会社トランス」はグッズ制作を得意とする会社です。
特に依頼したいプロモーション業務が専門的な分野の場合は、総合プロモーション会社では実現できない可能性もあるため、注意して選ぶようにしましょう。
5:費用は複数の会社から見積書をもらい考える
費用の大まかな考え方には3種類あります。
1つ目は「リテナー費用」で、月額で発生する料金のことです。2つ目は「プロモーションの施策ごとに発生する費用」で、記者会見やイベントなどを行った場合に発生する料金です。3つ目は「成果報酬」で、テレビや新聞で紹介された際に発生する料金です。
これらを参考にして、費用の検討をおすすめします。
プロモーション業務の内容や規模によっては、かなりの費用がかかってしまう場合もあり、決して安くはない依頼費用は十分に検討して選ぶ必要があります。候補の会社が複数ある場合は、見積書を各会社で作成してもらい選定する際の参考にしましょう。
目的に合ったプロモーション会社を見つけよう
目的にあったプロモーション会社を見つける際は、まず自社の課題を明確にしましょう。課題が明確になれば、依頼するプロモーション会社も必然的に絞られますし、ミスマッチが起きて広報業務が失敗する可能性も低くなります。
今回ご紹介したプロモーション会社も参考にしましょう。