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SDGs/ESG

社会への取り組み

ベクトルグループ人権基本方針

ベクトルグループは、役員・従業員一人ひとりが、お互いの多様性・人格・個 性を尊重し、人種・宗教・国籍・年齢・性別・性自認・性的指向・障がいの有無その他による差別、個人の尊厳を傷つけるハラスメントを自ら行わず、また、容認することがないよう、人間尊重の企業文化の確立に取り組みます。また、あらゆる形態の児童労働・強制労働を認めません。
人権尊重の取り組みを推進し、その責務を果たすための指針として、国連 「ビジネスと人権に関する指導原則」の考え方に従い、本方針を策定します。

1.適用範囲
本方針は株式会社ベクトルおよびその連結子会社のすべての役員・従業員 に適用されます。

2.規範や法令の尊重・順守
国連「国際人権章典」やILO中核的労働基準など、国際的な人権規範を尊重します。
事業活動を行う国・地域の法令を順守し、当該国・地域の法令が国際的な人 権規範と異なる場合は、より高い基準に従い、相反する場合は、国際的な人 権規範を尊重するための方法を追求します。

3.人権尊重の責任
事業活動において、他者の人権を侵害しないこと、人権に対する負の影響が生じた場合に対処することにより、人権尊重の責任を果たしていきます。
人権に対する負の影響を特定、防止、軽減する取り組みを通じ、人権に対する負の影響を引き起こした、または助長したことが明らかになった場合は、適切な救済・是正に努めます。
役員・従業員が本方針を理解し、定着するよう、国内外の様々な人権課題に 対する教育・研修を継続して行います。また、人権尊重の取り組みについて、 定期的に情報開示するとともに、関係するステークホルダーとの対話・協議を行います。

2021年8月
取締役 副社長CSO
吉柳さおり

ベクトルグループを支える多様な人材

ジェンダーレス

(注)女性従業員および女性管理職の割合は、当社および主要PR子会社のみの数値。

多様な人材採用・登用

障がい者雇用率
2.6%

◆特殊職務ではなく通常業務
◆精神障害の方の雇用率が高い

多国籍なバックグランド
11ヶ国

「社員エンゲージメントサーベイ」に関する調査結果

ベクトルグループでは、持続的な成長に社員のウェルビーイングが必要不可欠であると考え、様々な施策を実施しています。
社員のウェルビーイング向上推進にあたり、社員の会社に対する考えや環境について現状や課題を把握することで、具体的な人事施策へ繋げるために、エンゲージメントサーベイを実施しています。今後も、それぞれの調査項目を経年でモニタリングし、環境改善に向けて様々な施策を実施することにより、社員のエンゲージメント・ウェルビーイング向上に努めてまいります。

調査対象
ベクトルグループ内PR事業会社従業員(アンティル、プラチナム、イニシャル)

調査人数
330名

調査期間
2024年2月15日~29日

調査方法
アンケート形式

設問数
6問

設問内容
①職場に、学びや成長の機会はありますか。
②職場に、 新しいことにチャレンジできる環境はありますか。
③会社の事業は、社会をより良くすることに繋がっていると感じますか。
④自分の仕事が意義あるものと感じていますか。
⑤職場には、得意なものを活かせる環境がありますか。
⑥職場で自分の成長を促してくれる人は誰かいますか。

回答項目
1(そう思わない)~10(そう思う)のいずれかの数字を選択する形で回答。

集計方法
1(そう思わない)を1点、10(そう思う)を10点とする10点満点で、各設問の平均点を算出。平均点を10倍し、100点満点に換算。
※少数点第2位を四捨五入。

調査結果

①職場に、学びや成長の機会はありますか。 78.9pt
②職場に、新しいことにチャレンジできる環境はありますか。 79.7pt
③会社の事業は、社会をより良くすることに繋がっていると感じますか。 72.8pt
④自分の仕事が意義あるものと感じていますか。 71.8pt
⑤職場には、得意なものを活かせる環境がありますか。 73.4pt
⑥職場で自分の成長を促してくれてる人は誰かいますか。 72.8pt

女性活躍推進企業として「えるぼし」最高位の3つ星認定を取得

「えるぼし認定」は、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良である企業に対し、厚生労働大臣が認定を行う制度です。女性が働きやすいか、能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、5つの評価項目「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の基準に応じて3段階で評価されます。

ベクトルグループでは、柔軟な勤務体系や育児/介護に対する補助制度の拡充、社内セミナーの実施など多角的な取り組みを行っています。この結果、上記すべての項目で基準を満たしていると評価され、3段階ある「えるぼし認定」最高位の3つ星を取得しました。

女性の基幹職比率の向上を目指す「30%Club Japan」に加盟

ベクトルグループは、2023年3月に、取締役会を含む企業の意思決定機関、基幹職にしめる女性割合の向上を目的とした世界的キャンペーンである「30% Club Japan」の趣旨に賛同し、加盟いたしました。

ベクトルグループは、マテリアリティとして、「D&Iの推進」を特定しており、あらゆる声が受け止められ、皆がありのままでいられる居場所がある「Belonging」を念頭に信頼の文化を醸成し、ダイバーシティ推進と関連させ「Diversity & Inclusion & Belonging」の実現を目指しております。
「30%Club Japan」への加盟により、経営・意思決定機関の多様性を確保していくことで、社会の持続的な成長への貢献と企業価値の向上を図ってまいります。

30%Club Japan

30%Club Japan(2019年設立):https://30percentclub.org/chapters/japan-2/
・TOPIX100社の取締役会における女性比率を2030年をめどに30%まで高めることを目標として掲げている。
・企業、機関投資家、政府、メディア、プロフェッショナルファーム、エグゼグティブリサーチファーム、大学等が協働する「統合的アプローチ」で企業、社会全体に働きかける様々なイニシアチブを展開し、効率的・網羅的に企業のダイバーシティを実現する。

女性のエンパワーメント原則(WEPs)への署名

ベクトルグループは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)とUNWomen(United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women)が女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則を示した「女性のエンパワーメント原則(Women’s Empowerment Principles、WEPs)」の趣旨に賛同し、同原則に基づき行動するためのステートメントに署名しました。

ベクトルグループには、創業以来、女性が第一線で活躍する風土があり、正社員の半数以上が創業以来の女性社員です。女性が活躍できる環境をいち早くつくり、多様な視点や価値観を尊重できたことが、グループ全体の成長につながってきたと考えています。今回の署名を機により一層、女性活躍やジェンダー平等の推進に取り組んでいくことを社内外に表明するとともに、WEPsの行動原則をグループ全体の指針と捉え、ダイバーシティ推進の活動を加速させてまいります。

WEPsの7原則

経営戦略 原則1:企業トップによるリーダーシップ
職場 原則2:職場におけるジェンダー平等
原則3:従業員の健康、ウェルビーイング、安全
原則4:女性のキャリアアップを可能にする教育と研修
市場 原則5:サプライチェーン・マネージメントとマーケティング
社会 原則6:社会貢献活動とアドボカシー(啓発)
情報開示 原則7:成果のモニタリングと報告
WOMEN'S EMPOWERMENT PRINCIPLES