PPC広告で得られる効果とは?広告の種類や特徴についても解説!
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PPC広告で得られる効果とは?広告の種類や特徴についても解説!

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PPC広告で得られる効果とは?広告の種類や特徴についても解説!

記載されている内容は2021年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日:2021年11月22日

更新日:2022年03月01日

広告を出しているけれど効果があまり実感できないという担当者の方もいるでしょう。そこで、この記事ではPPC広告とその効果について紹介します。なるべくコストを抑えて広告を出稿し、高い効果を得たいという方は、ぜひ読んでみてください

PPC広告とは何か

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PPC広告とは、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて広告費が発生するインターネット広告です。

広告が表示されていても、ユーザーにクリックされなければ広告費は発生しないという特徴があります。このような広告をクリック課金型広告と言います。

PPC広告とリスティング広告やCPM広告との違いは?

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PPC広告と似たようなWeb広告用語として、リスティング広告やCPM広告があります。

まずリスティング広告は、PPC広告の一種です。いずれもクリックされることで課金されます。なかでもリスティング広告は検索エンジンの検索結果に連動して表示される広告です。

次にCPM広告ですが、PPC広告とは課金方法が異なります。CPM広告は、広告を表示した回数に応じて広告費が発生する広告です。表示回数が約1000回ごとに広告費が発生するものが多いです。PPC広告とこれらの広告では、意味合いや課金方法に違いがあります。

PPC広告の代表的な3つの広告

PPC広告には、各種SNS広告、リスティング広告、ディスプレイ広告という代表的な3種類の広告があります。

ここからは、3種類の広告についてそれぞれ詳しく解説していきます。

1:各種SNS広告

各種SNS広告は、SNS上に表示される広告です。TwitterやFacebook、InstagramといったSNSに広告を掲載することができます。

課金体系や広告種類が豊富であり、SNSを活用した拡散力と詳細なターゲティングを行えることが強みです。特定のユーザー層に向けて、アプローチすることが可能です。

2:リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに連動して、画面上に表示される広告です。Google やYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面に掲載することができます。

ユーザーの検索結果に連動しているため、そのキーワードに関心がある顕在層のユーザーに対してアプローチが可能です。

3:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトの広告枠に表示される広告です。画像、動画、テキストなどのさまざまな形式で掲載することができます。テキストよりも視覚的に訴求することができるため、ユーザーの目に留まりやすいです。

その目の留まりやすさから、潜在層のユーザーに対してアプローチが可能です。

PPC広告以外のインターネット広告とは?

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PPC広告以外のインターネット広告では、インプレッション保証型広告、枠掲載型広告、成果報酬型広告といった3つの広告が代表的です。

まず1つ目のインプレッション保証型広告は、広告の表示回数を事前に設定しておき、その回数が達成されると掲載が終了するという広告になります。

次に2つ目の枠掲載型広告は、予め掲載される期間と料金を決めて表示する広告です。

最後に3つ目の成果報酬型広告は、商品の購入が行われるなど成果が発生したときに報酬が支払われる広告です。このようにPPC広告以外の広告もいくつか存在します。

PPC広告の8つの特徴

ここまでPPC広告には、いくつかの種類があることを紹介しました。PPC広告の種類に加えて、PPC広告にはどのような特徴があるか気になる人もいるでしょう。

そこで、PPC広告の8つの特徴についてそれぞれ解説します。

1:広告の修正・停止が即時にできる

PPC広告では、すぐに広告の修正や停止を行えます。紙媒体や看板などの広告と違い、アカウントから設定を変更するだけで対応が可能です。広告ごとに、広告文の編集や効果が薄い広告の停止などを行えます。

インターネット環境さえあれば、広告の修正・停止が臨機応変に対応できます。

2:コストを抑えて始められる

クリック数に応じて広告費がかかる仕組みのため、クリックされなければ広告費は発生しません。そのため、低コストで広告を運用できるのが特徴です。

予算の上限を設定して、希望の予算で運用できます。結果、コストを抑えた広告運用が実現可能です。

3:効果測定ができて調整・改善しやすい

PPC広告は、Webサイトへの流入数や広告の成果状況などをデータを取得できるため、掲載した広告の効果測定が可能です。

CV(コンバージョン数)、IMP(インプレッション数)、CT(クリック数)といった指標をもとにして効果測定を行います。

その結果に応じて、広告クリエイティブの調整やターゲットの見直しを行うことで、費用対効果の高い広告へと改善することができます。

4:専門知識が必要である

PPC広告は、状況を見ながら運用していく広告です。もし、広告運用の知識がないと、余計な費用がかかっていることに気づかない場合があります。効率的にPPC広告を運用するためにも、広告運用の知識を持った担当者が必要になります。

また、自社に専門知識を持った担当者がいない場合は、広告費に加えて追加費用がかかりますが、広告運用を広告代理店などの代行業者に任せるという方法もあります。

5:媒体によって表現のルールが異なる

PPC広告では、掲載する媒体ごとに表現に関するルールがあります。たとえば括弧や引用符、アンダーバーといった記号は、ある媒体ではそれぞれ使用できても、別の媒体では使用できないことがあります。

もし広告媒体ごとの表現に関するルールに抵触してしまった場合、入稿した広告が審査に落ちてしまう可能性が高いです。そのため、広告の掲載を検討する際は、広告を掲載する媒体の表現ルールを知っておく必要があります。

6:広告停止すると流入も止まってしまう

PPC広告では、広告配信を止めるとユーザー流入も止まってしまいます。広告停止により、広告がクリックされなくなるため、広告経由でWebサイトやランディングページを訪れるユーザーがいなくなります。

そのため、PPC広告だけでなく、自然流入でも十分な集客ができる状態にする必要があります。

7:キーワード単価が高い場合がある

PPC広告では、キーワードごとに1クリックあたりの料金を決めることができます。そのため、人気があるキーワードの場合、高単価になる可能性があります。

ただし競合が多すぎてクリック単価が高くなっている状態ならば、別のキーワードで出稿するのも1つの手です。キーワード単価をGoogleのキーワードプランナーなどで調べてから、広告を出稿しましょう。

8:広告の運用が必要である

PPC広告は、広告を一度掲載すれば良いわけではなく、掲載後も継続的に運用していく必要があります。

もし効果を確認せずに運用を行った場合、コンバージョンに結びつかない不要なキーワードでクリック数が伸びており、余計な費用が掛かっていることに気づかないなどの可能性があります。

そのため、CVを増やすためのキーワードを考えたり、ターゲット層のクリック率を上げるために広告文を修正したりといった改善が求められます。

PPC広告で得られる効果とは?

PPC広告のメリットとして、費用対効果の高さが挙げられます。PPC広告は1回クリックされるごとに広告費が発生しますが、それと同時にユーザーが広告にアクセスしたという広告効果が保証されています。

そのため、費用を支払うほどその効果を受けることができます。またWeb広告であるため、クリック率やコンバージョンなどを数値として確認できるのも特徴です。

もし商品の売れ行きが悪い場合、原因が商品にあるのか、リンク先のWebサイトやランディングページにあるのかといった分析を行うことができます。さらに、顕在層・潜在層両方のユーザーに直接アプローチできるため、さらに売り上げを伸ばせる可能性があります。

このようにPPC広告から得られる効果はとても大きいです。

PPC広告の効果を高める6つのポイント

先ほどはPPC広告の効果について紹介しました。しかし、PPC広告もポイントを押さえて運用することができなければ、高い効果を得ることができません。

そこで、PPC広告の効果を高めるために必要な6つのポイントについてそれぞれ解説していきます。

1:ユーザーが興味をもつ広告文にする

ユーザーがクリックしたくなるような広告文を作成しましょう。商品・サービスの具体的な内容やメリットを訴求して、ターゲット層のユーザーが興味を持つ広告にすることが重要です。

見込み客を確保するために、ユーザーにとって必要な情報をなるべく広告内に入れるようにしましょう。

2:効果が期待できるキーワードを選ぶ

ユーザーの検索意図を想定して、キーワードを選定しましょう。キーワード選定を行うことで、広告へのアクセスを伸ばせる可能性があります。

クリック単価や競合度合いを確認して、キーワード選定を行いましょう。コンバージョンにつながるようなキーワードを選ぶことが重要です。

3:広告ランクを意識する

広告ランクは、コンバージョンや収益にも大きく影響を及ぼします。広告ランクが低いと、クリック率が下がってしまう傾向があります。

広告ランクを上げるには、入札単価に加え、キーワードと広告文、キーワードとランディングページの関連性を意識することが重要です。

入札単価と広告の品質評価を意識して、広告ランクの向上を図りましょう。

4:他社の広告を見ておく

上位表示されている他社の広告を見ておくことも重要です。他社の広告から現在のトレンドを読み取ることができたり、自社の広告にとって足りない要素を発見できたりする可能性があるためです。

競合を調べることで、自社がユーザーに選ばれるための要素を知り、他社にはない独自の強みを持たせましょう。

5:サジェストワードを設定する

サジェストワードを活用することで、コンバージョンを増やせる可能性があります。関連性や類似性の高いワードや競合他社が出稿しているキーワードなどを抽出することで、ターゲットのニーズを把握することができます。

Googleのサジェストキーワードツールやラッコキーワードなどを利用してサジェストワードを調べましょう。

6:除外キーワードの設定をして無駄なクリックを減らす

除外キーワードの設定を行いましょう。広告表示をさせたくないキーワードを設定することで、無駄なクリックを減らすことができます。

主にユーザーの検索意図とは離れているキーワードやコンバージョンにつながらないキーワードを除外しましょう。

PPC広告の導入方法

PPC広告を始めるには、GoogleやSNSなど広告運用プラットフォームに登録する必要があります。ここでは、Google広告を例に紹介します。

1.最低限の情報を入力してアカウントを作成します。

2.広告の作成を行います。広告を作成するために、まずキャンペーンと呼ばれる広告を管理する単位を作成します。キャンペーンは管理しやすいように、検索広告やディスプレイ広告といった広告の種類で分けておくことをおすすめします。

3.各キャンペーン内に広告グループを作成し、さらにグループ内にキーワードを設定します。最後に広告文を作成して、広告の作成は完了になります。

4.アカウント上でコンバージョン計測や入金などの設定を済ませた後、広告を入稿します。登録したプラットフォーム上での審査を通過すると、広告が出稿できるようになります。

Google広告での導入方法は以上になります。まずは費用がなるべく少なく済むGoogleやFacebookといったプラットフォームで始めることをおすすめします。

PPC広告で得られる効果を知って導入を検討しよう

PPC広告は費用対効果が高く、手軽に始めることができる広告です。広告設定の柔軟性やコストパフォーマンスに優れており、現在多くの企業で利用されています。効率的な広告運用を検討している方は、ぜひPPC広告を導入してみましょう。

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